5月で気温差20℃は無いでしょう! [雑談]
5月も終わろうというのに、五月晴れはいずこ?
偏西風の蛇行で寒気塊が次から次へ訪れ、晴れたと思えば風も強く気温も乱高下するという気候がすっと続いていて、おかげで体調も整いません。
しかも先日29日は、最高気温が関東地方で35℃に達するとあって、真夏の暑さに慣れていない身体にはかなりキツイ一日に成りました。
5:00に自宅を出ると、既に日が昇っています。
ガーミンの温度は天気予報通り13℃まで下がっています。
これで日中35℃付近まで行けば、気温差は20℃にもなりますが、普通の人間は15℃の温度差があると「自律神経」のコントロール範囲を超えておかしくなるともいわれています。
さて鬼怒川自転車道を走りだすと、なにやら南方の空で、晴れと栗の領域がハッキリ分かれています。
こう言う雲が出る時は、時として境目のラインの延長線上で地震が起きる事が在りますが、15:55に茨城沖でM5.4の地震がありましたね。
多分偶然なんでしょう!と此処では言っておきましょう(笑)
公式と言うか、気象庁や学会筋では、「地震雲」はタブーで、なんとしても地震と言うより、地殻のからの磁場や電磁波の広域輻射の影響が雲に出るということは、なんとしてもない事にしなければならないようです。
立場があって既得権益を守らなければいけない方々は、いろいろと大変ですね(苦笑)
岩瀬は春というより、すっかり初夏の雰囲気があります。
段々気温が上がっていますが、基本湿度は低いので、風も爽やかで気持ちが良いライドで、霞ヶ浦へ到着です。
さてこの日はりんりんロードは歩いている人が多かったのですが、例年行われている100㎞ウォーキング大会が行われていました。
みなさん頑張って歩かれていましたが、右側を歩いていただくとありがたいのですが、結構フリーダムに左右に分かれたり、手を繋いで道いっぱいに広がったり、楽しそうでしたね(苦笑)
とにかく左側を歩かれると、後ろからぶつけられる危険性が高くなるのは言うまでもありません。
まあサイクリスタの方も、あまり褒められない走り方をしているケースが少なくないので何とも言えません。
湿度が低いので筑波山も稜線がくっきりして緑も鮮やかですが、これも梅雨が近いのでしばらく見納めかもしれません。
さてこの所調子が出ないのは本日も同じで、やはり代謝が上がってこないので力が入らない感じで、流すように走っていますが、湿度が低いので走っていればそう苦しい事もありません。
日陰で計測すると32℃まで上がっていますが、路上を走ると日射と路面からの輻射で35~40℃近くまで気温が上がってきますので、慣れていない人は大変だと思います。
途中でわきで寝ている若いローディの方がいましたが、自分が休憩している間に先に行ったはずが、またその先で倒れていたので、声を掛けたら完全にハンガーノックでした。
まるで「ろんぐらいだーす」の最初の頃の亜美ちゃんみたいだなと、こちらも雛子ちゃんよろしく持参していた「即効性があるけどとってもマズイ」ジェルのパッチ(笑)を渡してあげて、しっかり補給しておくようにとアドバイスしておきました。
しかしこちらも結構疲れていて、あまり食欲も無かったので、マックに立ち寄ってシェイクで体を冷やして休憩してから帰宅しました。
帰宅後は疲れたというより強烈な眠気が出て、ソファーに座ったまま着替えもせずにそのまま寝てしまい、1時間も気を失っていました(笑)
しかし、相変わらず調子は良くなく、全然ペースは上がりませんが、それでもオーバーセンチュリーライドはなんとかこなせるようです。
無論ペースを抑えた「カメさん」走法ですから見るも無残な遅さですが、こういう時は「我慢」が肝心で、まあそのうち何とかなるでしょう(苦笑)
タグ:最高気温35℃
暖かくなり体調回復?前向きに取り組もう! [雑談]
今回の佐渡ロングライドは、本当に調子が悪かったですが、その原因は分かっています。
以前からの「持病」の一つである「副鼻腔炎」で、身体が重かったのと、5月に入って睡眠がなんだか浅くて寝不足になっていたからです。
イベントの前日も4時間くらいしか寝てなくて、そりゃ体調が良い訳きゃないですわな(苦笑)
で、翌週の「2022ぐるとち」のお手伝いで丸2日フル稼働で疲労がピークとなり、翌月・火曜日は体力回復に努めてダラダラしていました。
ちなみに、こればかりは歳のせいだと思うのですが、以前より自分は体調と睡眠量が直結するタイプでは有ったのですが、最近は更に睡眠をしっかりとらないと、本当に体力が回復しなくなりました。
さて、流石にこのまま「ダメ人間」一直線になりそうだったので(笑)25日水曜日は何時もの北ルートをノンビリ走る事にしました。
所が、走りだすと軽快に走れて、「なんで今更調子が戻るのかなぁ!」と言うほど快調に成りました。
この日は朝から気温が高く快適だったことも関係しているとは思います。
鬼怒川沿いの風景もすっかり春を通り越して夏に向かう勢いですね。
何というか、この位暖かいと「向かい風でも心地よい」爽やかさがあって、寒さに我慢するという要素が無いだけでも体も心も軽く成って行くようです。
しかし、5月末に成っても強い寒気が流れ込んで、寒さが取れず天候が不安定と言うのも、長年乗って来てあまりなかった気候のように思います。
さてこのルートは羽黒山の麓にある「こいしや食品 豆水撰」さんで買い物をしてソフトクリームを食べるのがルーティンに成っていますが、ようやくソフトクリームも、程よく溶けて美味しく食べられる季節に成りました。
ぐるとち2022、自転車でなくなんとオートバイで先導ライダーに! [イベント]
先日行われました栃木県のサイクリングイベント「ぐるとち2022」に、参加者ではなく、スタッフとして先導ライダーで参加してきました。
このイベント、やはりコロナの影響で第一回が開催できず、3年ぶりにようやく開催となりました。
ただ、個人的に参加者としてエントリーするつもりは有りませんでした(苦笑)
まあ色々なサイクリスタを栃木に呼び込んで、観光振興するという趣旨のイベントのようで、一つの大会に色々なコースが用意されていましたが、このHPと同じで、煩雑で内容が良くわからない、なにが魅力なのかが絞り切れていないイメージがありました。
周りのサイクリスタなどの反応も微妙で、「なんだかよくわからない」と言うお話が多かったと思います。
他の地方も、現地に宿泊する必要があるサイクルイベントがたくさんありますが、例えば佐渡ロングライドや乗鞍ヒルクライム等「宿泊しないと参加できない」強制宿泊型や、「ツールド能登」のように3日に分けて走る事で宿泊俄然地になるイベントなど、それぞれに宿泊する「重み」をもたせることで、観光客を現地に呼び込んでいます。
まあ、このコロナでそもそも移動自体が規制されるような状況ではこのようなイベントはなかなか難しいのは間違いないのですが、「どうしてもそこに宿泊して、また来たくなる」間違いのない魅力を設定できるかどうかに、観光イベントとしての成否がかかっているという事に、多くの地方行政は気が付いていないというのが実態かもしれません。
例えば「安曇野ロングライド」のように、イベントそのものを「ブランド化」することに成功しているところもありますし、しまなみ海道のように、間違いのないロケーションを最大限生かして、行政が率先して自転車観光の環境を整備して、サイクリスタの呼び込みに成功している所、また官民がコラボして地元のサイクリング環境を最大限利用して観光振興を促進している、「つくばりんりんロード」や「霞ヶ浦」を中心にサイクリング環境を強力に整備している茨城県のように、やはり活動のゆるぎない「核」を定めて、ぶれない活動が成功につながっていくと個人的には考えています。
と他人事のように語っていますが、今回はこのイベントの主催者側の一員なんですよね(苦笑)
最初は何時ものように気軽に先導ライダー引き受けていましたが、何故かあれよあれよという間に、オートバイで2day周回コースの先導ライダーを務める事に成っていました!
あれれ、オートバイ最初は3台くらいいませんでしたっけ?(苦笑)
これは大ごとで、コースとスケジュールは完全に把握していなければいけない事に成りましたが、「佐渡ロングライド」の準備や宿泊ツーリングが有ったので、もう大忙しとなりました。
まあ引き受けた以上「ジョブ」となりますので、イベントの成功と、参加するライダーが楽しくイベントを走ってもらう事、そしてこれが最も肝心ですが、ライダーの安全を担保する重大な責任が生じます。
という事で2日間オートバイで、栃木県を周回するコースを、初日は先導して走り、2日目はバイクの機動力を生かして走行ルートを「パトロール」することで、トラブルの防止に努めました。
これが自転車ならぬ、バイクでの走行ログです。
自宅からの往復も含めると400㎞以上も走っています。
イベントの走行スタッフは慣れたもので、出場者のメカトラブルやミスコースの防止、転倒や熱射病のケアや予定コースの障害の排除、利用する施設の管理者との交渉等、何でもござれでこなせるだけの経験がある事は、かかわった多くのライダーや、茨城県サイクリング協会、栃木県サイクリング協会などの皆さんからご教授させていただいたノウハウのおかげです。
しかし、2日間バイクに乗りっぱなしで、体力以上に色々と気を使っていたこともあり本当に疲れました。
まあ嫌いな事では無く、好きだからこういう事も苦にはならない訳ですし、防災士や前職の安全管理のスキルも生かせるので、今後ももしお誘いがあれば、役に立っていればのお話で、お引き受けしたいと考えてはいます。
2022佐渡ロングライド3年ぶりの開催、オートバイで島に渡る [イベント]
うむー、もはやこれは「自転車ブログ」とはいいがたいかな(苦笑)
本来コロナ禍のなか3年ぶりに開催された「佐渡ロングライド2022」の内容が中心の記事のはずでしょうけど、今回は「オートバイで佐渡に渡って自転車イベントに参加する」という方がメインになりました。
今までだと、どうしても限られた時間での参加という事で、融通が利く自家用車での移動で、高速道路で新潟に行きそのままフェリーで佐渡に渡って、しかも最初の頃はイベント当日の最終のフェリーで帰って来て、その日のうちに帰宅するという、ああっ若かったんだなぁ・・・(苦笑)
だけでなく、高速代やフェリー代、宿泊費など結構な予算が掛かっていました。
今後も継続してこのイベントに関わろうとすれば、今や潤沢にある時間を利用して、予算を最小限に抑えてイベントに参加する方法を構築する必要があり、今回は自転車を現地に送り、オートバイで下道だけで新潟に行き、佐渡に渡るという方法を取りました。
単純に自動車と125ccのオートバイで行く旅費を比較すると以下の通りに成ります。
この部分だけ見れば、完全に半額以下の予算で済みます。
無論此処にはオートバイで走る疲労度合いや、移動中の天候悪化などのリスクは含まれてはいません。
やはりフェリー代金の差が一番大きいです。
自動車なら自転車を搬送出来て、宿泊を最近お得意の「車中泊」等で済ますことが出来れるので、フェリーを使わない範囲なら、旅費総額はトントンと言う感じです。
さて、今回は移動で1日使う予定で、5月12日に自宅の宇都宮から新潟まで高速を使わないで下道で行きますが。ルートの選定と、山岳コースの試走はある程度済ませておいたので、特に問題は有りませんでした。
問題?ではありませんが、ナビで使用している自転車用サイクルコンピューターのブライトンですが、ルートの自動検索と再建策が自転車設定で、道路の状態に構わず最短距離を選んでしまうので、それが険しい「酷道」であろうとも、冬季閉鎖であろうとも構わず誘い込んでしまうんですよね(苦笑)
自家用車で使っているホンダの「インターナビ」は、通信機能で道路工事や災害などの通行禁止や渋滞にも対応して自動で通行できる最適ルートを計算してくれるのですが、長年その恩恵に預かり過ぎていたようで、人間楽をし過ぎてはいけませんね(笑)
今回体力の事も考えて新潟で一泊して13日翌朝の始発の便で佐渡に向かいます。
9:20の便ですが、例によって気が早いので、1時間前には佐渡汽船のフェリーターミナルに到着です。
既に何度も利用していますので戸惑う事は有りませんし、去年自転車で乗船しているので、2輪の乗船プロセスも同様なので問題は有りません。
さてお昼ごろ佐渡に到着したので、本日は基本的には昨日の疲れを取る事が第一という事で、ランチは少し豪華にします。
例によってGoogleセンセイのお世話で(笑)畑野という町はずれにある「まちの洋食屋 ルアッシュ」さんを訪ねます。
前回佐渡に来た時には検索に引っかかっていなかったなと思ったら、昨年開店したそうですが、失礼ながらのどかな風景の田舎ポツンとあるスナックのような(以前スナックの店舗を改装した)お店ですが、本格的な洋食をリーズナブルに頂けます。
頂いたのは洋食の定番である「カツレツ」で、チーズをポークで挟んだものを衣をつけて焼き上げて、これまた本格的なデミグラスソースで食べる「絶品」でした!
翌日14日は準備日に充てて、洗濯物をコインランドリーで洗ったり、イベントの受付、搬送さて来た自転車の組み立てと調整、装備品の確認などを行いました。
受付に当たって今回はPCR検査の証明書や抗体検査の結果の提示が義務に成っていました。
自分は事前に薬局で購入した抗体検査キットで、受付当日の朝に検査を済ませて提出しましたが、「これでは検査日が分かりません」とか言い出したので、検査したときのNHKの放送を背景に撮影しておきました。
それでも「当日の放送かわからない」とか言い出したので、頭にきて「大体アバウトな方法の提示しかなく、いくらでもごまかせる方法もあるのを、ちゃんと提出しているのに、余計な出費を強制して置いて、融通の利かない事をこの期に及んで言い出すのはおかしいんじゃないか?」と抗議しました。
他の参加者も色々と提出書類にイチャモンつけられていて、受付に長蛇の列が出来ていたので、「こんな事にておいて受付何時まで経っても終わらなくなるけど本当にそれいいの?」と大人げなく(苦笑)怒気を含めて詰め寄って、受付は無事通過しました。
まあ感染に関しては島民、特にお年寄りの方々が、科学的根拠とかでなく、ひたすら感染拡大を恐れていた様子がありましたから、大会委員会が神経質になっている事は理解できます。
住民や行政を説得して開催にこぎつけるのに多大な努力を要したことは想像に難くないのですが、もっと合理的な方法は有ったと思います。
何とか受け付けも済んで展示ブースを覗きますが、飲食関係の出店は無く、協賛企業も少なめだったので、例年に比べればかなりさみしい会場の風景でした。
そういえば、以前記事にした自転車メーカーの「コーダブルーム」さんのクロスバイクで佐渡ロングライドを完走するプロジェクトですが、あの「安田大サーカス 団長」をアンバサダーに迎えて、団長がクロスバイクに乗って参加する様でした
ま、流石にストック状態という訳には行かなかったようですね(笑)
ステックタイプのバーでバランスを取る面白い自転車もありました。
いよいよ大会当日の15日の朝です。
ここ数日天候が安定していない感じで、天気予報によっては雨予報もあったのでこの位なら良しです。
今回は限定大会という事で、参加数を抑えたそうです。
確かにスタート地点も、ゲートがはるか先にある感じで待機していましたが、今回は異様に近いことから、参加者が少ない事も解ります。
おっ、団長が挨拶しています
さて走り始めましたが5分も経たず「あっ!ダメだこりゃ」となりました。
72㎞の弾埼ASから両津までは南下するコースですが、比較的調子も戻って来たので、周囲のライダーと同じペースで巡行して、中間地点の両津ASで昼食に成ります。
両津には11:00に到着で、何時ものペースからすれば1時間ほど遅い時間に到着となりました。
何時もの事ですが、調子が悪いときは此処でリタイヤしてしまおうか悩むところで、162㎞地点の小木ASまでなら問題なく完走できる自信はありましたが、そこからが佐渡の本番という所で、体力もさることながら脚が持つ自信が無かったのでかなり悩みましたが、まあダメならそこまで走り切ってそこから考えようと発進しました。
走りだしたものの、此処から138㎞の多田ASまでは本当に辛くて、向かい風になった事もあり、ようやく20㎞/hを維持するのがやっとという有様で、補給をしてからは多少マシになりましたが、こりゃアカンと走行スタッフの曳く車列に入って、何とか小木ASに辿り着きました。
小木ではエイドの補給もそこそこ、近くのたらい船乗り場の売店でソフトクリームを食べて何とか体力を維持させます。
曇っていた空がゴールに近づくにつれて、ゴールと同時に夕陽が見えてくるというのは、よくある「イベントあるある」で、今回のイベントを象徴する空模様でした。
久しぶりの佐渡ロングライドでしたが、完走した満足感と言うより、極度の疲労感や敗北感のような物が胸に渦巻いた苦いイベントとなってしまいました。
当初の予定通りとはいえ、時間を最大限使い切って走り、楽しむことを目的としていましたが、何時もより3時間も余計にかかってしまい、とにかく完走することが精一杯でした。
ただ、この辺りはほぼ想定通りと言うか、状態からまともに走れないだろうことはかなり前から想定していたので、怪我も無く事故にも会わず完走できた事で満足しなければなりません。
追い込んで走っていなかったこともあり、脚も攣らずに何処にも痛みは無く、体力の消耗以外210㎞を走行したとは信じられない程ダメージが有りませんでした。
これは根性とかそういう物ではなく、「ダメージを最小限に抑えて長距離を走る」と言う「スキル」に関しては、長年の経験や知識が行かされたという事なのでしょう。
まあ本当の所、今回のイベントは個人的には「オートバイ(PCX)による泊りがけのツーリングとフェリーの旅」が精神的比重が大きくなり、無意識に帰路の旅路の為に「オートセーブ機能」が働いて体力を抑えていたというのが、今回の不調の大きな理由だったのかもしれません。
さて一泊して翌日の16日に始発の便で新潟に戻ります。
帰路のフェリーで、気になっていた食堂のカレーを食べてみる事にしました。
この手のカレーは大抵業務用のビーフカレーの缶詰やレトルトを温めたものが多いのですが、これはチキンが煮込まれたコクのあるカレーで、美味しかったです。
新潟に接岸前にバイクに戻って下船の準備をしますが。なんとオートバイにロードバイクを分解して搭載している車両を見かけました。
これはYAMAHAの全軸2輪の3輪バイクの「トリシティ」でリンちゃんの乗っていた125ccではないので150か300ccのタイプのようです。
ライダーの方の許可を貰って撮影したのち色々とお話をしましたが、この方既に自動車を売却してしまい、バイクしかないのと、普段輪行を行っている事から、輪行で分解する要領でパッケージングして、バイクに搭載しているとのことでした。
シートが広いスクータータイプだから出来たという事ですが、トリシティの安定性も効果があるのでしょう。
以前スクーターに小型のキャリアを牽引してロードバイクを載せてイベントに来ている方もいましたが、今後こういうバイクでの自転車の搬送は、増えていくのでは?と個人的には考えています。
さてこの日はお昼に新潟について、その日のうちに強行軍で自宅に帰るのではなく、安全策を取って中間地点の福島県只見町に宿を取って、途中温泉に入りながら早めに休もうと思っていたのですが・・・・
先に書いたブライトンのナビで、JR只見駅を検索してセットすると、国道49号線を使い会津方向に向かい、途中から国道252号線を使い、あまり過酷な路面状況の悪い道を使わないで只見に行く予定でしたが、国道290号から魚沼経由で反対方向から252号線で只見に行くルートを最短距離として選びました。
所がこちらは福島県境で雪崩の影響でこの日通行止めとなってしまい、それに気が付いたのは290号から325号に合流して電光掲示板を見たからで、その先で「道の駅いりひろせ」で情報を取ろうとしましたが、そこの職員に事情を聴こうとしたら「そこの張り紙の通りです、迂回路?そんなものは知りませんね」と言う塩対応に、一瞬強い殺意を覚えましたが(オイオイ)、ぐっとこらえて元の道を戻る事にしました。
そういえば以前この「道の駅いりひろせ」に来た時も、嫌な思いをした事が在り、同一人物?
まあ恨みはしませんが一生忘れませんよ(笑)
しかし此処に来るまで150㎞近く、此処から迂回で只見までが150km近くと、結局この距離を普通に走れば自宅に帰れるほどの距離を走って、なんとか19:30には宿「みな川旅館」さんには到着することが出来ました。
遅れると連絡はしておきましたが、夕飯抜きの宿泊で、近くの店は既に閉店してしまいましたから、宿の風呂にゆっくり使った後、買っておいた日本酒とおつまみで、晩酌をして寝てしまいました。
良く朝起きると只見駅付近の長閑な風景が目に入りました。
以前別の只見の旅館に泊まった事が在りますが、腹いっぱいにもてなすのがこの地方の習わしのようで、美味しい朝ごはんを期待していましたが、素朴ですが地元の食材を使った美味しい「日本の朝ごはん」をたらふく頂くことが出来ました。
歳のせいもありますが、こう言う朝ごはんが一番おいしく感じますね!
この後は自宅に向かい走りだし、順調にお昼ごろには帰還できました。
これにて今年の佐渡ロングライドのミッションは終了いたしました。
自転車も無事自宅に送られていて、装備品の整理も済みましたが、別のミッションが週末に控えていたので、その準備もあり、ブログのアップが本日となりました。
まあそのミッションもバイク絡みで、5月は3000㎞程、それも栃木県を2周ほどして只見に行って佐渡を往復するなど、山道中心で走っていましたので、ようやくライドのコツを体が覚えてきていて、それなりに走れることが出来るようになりました。
泊りがけに必要な装備なども確認できたので、バイクでの泊りがけのツーリングで色々なところに出かけたいと思います。
自転車は?
うーん、自転車に乗る目的の一つが「旅」であったのですが、そちらはバイクに任せる事に成ったので、今後は健康維持のライドが中心の活動に移行する事に成りそうですね。
クロスバイクのトレックFX、普段の脚だからこそきちんと整備を [雑談]
別に5月病という訳では無いのですが、どうも4月末頃から調子が出ません。
何か特別に病気に成ったという訳では無く、頭の芯がしびれて体がだるい・・・うーんなんだかやる気も起きないなんて本当に5月病みたいだなぁ(苦笑)
まあ今の自分が心にストレスを抱えてというのは申し訳ない、自由な身分ですが、何かが迫りくるような抑圧感のような物が有るのは事実のようです。
具体的には此処では書きませんが、事があまりに大きく深刻で、自分個人ではどうにもならない事なので、あとは自分の不安が現実に成らない事を切に祈るしか出来ない?かな
さて、本当なら来週に迫った「佐渡ロングライド」のトレーニングの為、朝から走る予定だったのですが、まず朝早く目が覚めず、身体が動かないので走る気が起きません。
普段なら4:30頃ガバット起き出して、味噌汁を作って朝食を食べて家事をこなして遅くとも7:00には自宅を出られていたのですが、ボーとしてソファーに座って動けなかったのと、どうも空模様が怪しかったので走行は断念し、朝食も作る気が起きなかったので「コメダ」のモーニングを食べに行きました。
で、このままぐーたらしてしまいそうで・・・・いやそれも良いはずで、何かしなければと焦燥感があること自体よろしく無い精神状態ですね。
まあこういう時は自転車でも弄っているのが一番心が落ち着くので(苦笑)、この所ロクに整備をしていなかったトレックFXの整備をすることにしました。
近所の買い物から80㎞くらいのツーリングまで気兼ねなく使える。今や事実上のメインバイクともいえる、クロスバイクのトレックFXですが、普段使いする目的もありあまり複雑で高級なパーツやシステムを使っていないので、普段は空気圧調整してチェーンに油を挿す位で、さしてトラブルも無く動いてくれていました。
油汚れは高価なクリーナーなど使わず「マジックリン」で落としてます。
ただ成分が強力なので、コーティング類を溶かしてしまう事もあるので、誰でも無条件に進められる方法では有りませんね。
この後水洗いして、可動部分はブレーキクリーナーを吹きかけて隙間の水を飛ばして、CRC556を吹き替えてけば、錆が浮いたり可動部が固着する事は有りません。
随分荒っぽくて適当な整備ですが、この辺りは「金属機械モノ」だから出来るアバウトな方法で、樹脂部品が多い最近の自転車パーツの場合、機械オイルが付着すると劣化する樹脂もありますから適当にCRCを吹き付けるのは厳禁です。
樹脂の可動部分とかカバーは、「シリコンオイル」を使えば大丈夫で、樹脂の表面保護にも使えます。
さて細かくチェックすると。サドル周りのボルトが緩んでいたり、Vブレーキのシューがずれていたりとか、そのまま放置して置けば必ずトラブルになる「些細なトラブル」がいくつかありましたが、こうして事前に発見して対処して置けば、そのトラブルは防ぐことが出来ます。
あとホイールの歪みや、スポークの緩み、タイヤの摩耗などもチェックしておいて、問題があれば部品の手配をしておきます。
今回はブレーキシューが減っていましたが、まだ使える範囲ですし、スペアは用意してあるので次回の整備で交換すれば大丈夫のようです。
このように、自分のバイクを整備したり、また一から組み立てて「ビス一本に至るに手を懸けた」ものであれば、些細なトラブルであっても自分で対処できます。
とはいえ世の中機械整備が出来たり、好きな人ばかりではないので(苦笑)、そういう方は自転車整備のプロの方に「適正な料金」でキチンと整備して頂く方が、長く自転車と楽しく自転車と付き合えるでしょう。
こういってはなんですが、自転車を気持ちよく動かくためには相応のスキルが必要で、それを頼むのですから、正当な対価を要求されるのは当然です。
あっ!、こうやって自転車関係に没頭してたら、多少スッキリしました!(笑)
毎度のことながら、自分の悩みなんて安っぽいもので、こんな適当に解決できちゃうんですよね。チャンチャン!
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PCX125はお財布に優しいロングツアラー? [オートバイ]
まあ、たかだか125㏄のスクーターでロングツアラーとはおこがましいですね(笑)
高速道路や自動車専用道は乗れませんし、動力性能もたかが知れています。
ただ有難い事に最新の欧州の環境基準をクリアしているだけに、燃費性能が良いのと、8.3リットルのタンクが有るので、400㎞近くの航続距離があるのは確かで、高速道路を使わない移動の場合、ほとんどマル1日走れる距離であり、最近の自分のように、「お金は無いけど時間はタップリある」人間にとっては有難い話となります。
今回は燃費の為ではなく、今後のロングツーリングに備えて「山越え長距離」に慣れておこうと、福島県の只見、JR只見線の只見駅を目指して、往復で300㎞の山越えツーリングを行いました。
ルートとコースの高低差は以下の感じになります。
ログは帰路の途中で止めたので、分水嶺のある大きな山越えを約6回こなすコースで、日光のいろは坂のようにくねくね空いた山道ではなく、長い坂道を延々と登って降りていくという、もしこれが自転車なら相当いやらしい(苦笑)感じのコースに成りますね。
基本は栃木県の日光から福島県の会津に向かう国道121号、通称「会津街道」と、福島県の田島から只見に向かう国道289号線を通る事となります。
連休のこの時期は、この辺りの山も芽吹き時で、奇麗な新緑を楽しめますし、交通量も少なく、バイクのツーリングにはもってこいのルートでです。
ただ、PCXの場合、勾配が厳しくなってくると流石に余裕が無く、早い流れには乗れなくなるのは仕方が無いことで、原因はバイクだけでなく、自分の体重のせいもあります(苦笑)
あと5ps、いや3psもあれば随分違うかなという事は、その辺りに160の意味が(高速に乗れるメリットも含めて)あるのかなとは思いました。
さてとにかく信号も無く、ひたすら走り続けられるのは気持ちが良く、2回のトイレ休憩だけで、さして疲れも無く只見駅に到着してしまいました。
ここは「乗り鉄」で何度か来た事が在りますが、2011年に豪雨で鉄橋が流され、会津川口から只見まで不通になっているので、此処に来たのは11年ぶりとなりますか?
初夏のような気温でしたが、ここはまだ残雪が見えます。
近くの神社には桜も咲いていて、冬と春と初夏が一度に味わえるような感じでした。
超ローカル線で採算など見込める目途は立たない只見線ですが、特に冬季は日本有数の豪雪地帯で道路網も寸断されることしばしとあれば、鉄道が沿線住民にとっては生命線であり、鉄橋が何本も流されて費用もかかるとあっては「民間企業」のJRは当然のように廃線を検討していましたが、福島県のバックアップを取り付けて復旧工事が始まり、なんとか今年中には全線開通のめどが立ったとのことです。
この奥会津は、10年以上前に自分が来たときは、何とも日本の原風景が広がっている様な感じと、まだ「観光スレ」していない地元の方々の暖かさが非常に好印象の場所で、また乗り鉄で、出来れば数日宿泊してみたいです。
さて昼食はという事に成り、探してみたところ町はずれにある小さなスキー場のレストハウスが営業しており、そこに行ってみました。
なんでも今年からスキーシーズンだけでなく通年で営業を始めたとのことです。
洗練されたレストランと言う感じではなく、いかにも田舎の公共施設の食堂という風情で、失礼ながらあまり期待はしていなかったのですが、900円でソースかつ丼を頼んだところ、厚みが在り柔らかいカツと、絶妙な甘みのソースが良くあっていて、なかなか美味しいソースかつ丼でした。
ちなみにわかめの味噌汁も美味しかったですね。
あとデザートに250円の「ミニソフトクリーム」を食べましたが、これも値段からくる予想に反して、濃厚で滑らかなソフトクリームで、「全国ソフトクリーム食べ歩き同好会会長(自称)」(苦笑)も満足の一品でした。
帰路も特に何処かでお土産を買う事も無く、淡々と走って帰りましたが、自宅に打擲前に給油を済ませると、313㎞走行して、満タン法で5.77リットルと、燃費は54.24㎞/リットルと、2名乗車(120㎏)の60㎞低地燃費に近いスコアが出ました。
幾ら信号が無くストップ&ゴーが少なかったとはいえ、ほとんど車の流れに乗って、山越えではほとんどスロットルを全開近く開けて走行していたことなどを考えれば、かなり優秀であるといえます。
今のところ動力系には何も手を加えておらず、オイルも指定銘柄で、ケミカルも利用していませんから、純粋にこれがこのバイクの実力なのでしょう。
ちなみにこのPCXは燃費計があるのですが1リットル当たりの距離ではなく、欧州で使われる100㎞の消費量と言うややっこしいもので、ちなみに大体2.0、つまり50㎞/リットルの燃費を示していて、「こりゃメーター誤差」かなとも思いましたが、メーターの距離表示は意外と正確で、GPSロガーとほとんど変わらず、ガソリン量も在ら満タンに入れて、同じ人間が同じ量のガソリンを入れるという「満タン法」で計測した物なので、この燃費計もどうやら正確だということが分かりました。
ガソリン代は当日レートで165円/リットルでしたから税込みで1065円で、自家用車なら燃費が15㎞/リットルなのでガソリン代は3787円、鉄道でJRの在来線だけで行っても9680円かかる事から、単純な移動距離に対するコストは抜群に低く、時間や疲労度、天候の影響などは有りますが、大いに魅力的と言えますね。
ま、これで雨天と夜間を除いたロングツーリングの予行練習は無事終了しましたので、これから大いにこのPCXで脚を伸ばしていきたいです。