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伊豆のMERIDA‐X‐BASEで、e‐bikeを体験 [自転車環境]

何と関東地方は5月である本日に梅雨入りしました。

とにかく季節の推移が少なくとも1か月は早いというのは、各種「開花前線」が早く、各地で地元の方々と話しても、「一か月は季節が早い」は間違いない所ですね。


さて、例年なら5月連休明けから6月中頃まで天候が安定して、各種イベントや旅行に最適な時期なのです。

それに合わせてイベント見学の旅行を計画して、5月28日に静岡県藤枝市の航空自衛隊静浜基地で開催される「2023静浜基地祭」に、オートバイのツーリングを兼ねて宿泊先など決めておきました。


前々日の26日に出発ですが、ネットの記事で、自転車のロードレース「ツァーオブジャパン」が丁度富士山の「あざみライン」で行われるという事で、スタート地点の小山町「道の駅すばしり」に、レースのスタート時間の11時に間に合わせるため、暗いうちの3時に自宅を出ます。


1時間30分くらいして休憩しているときに丁度陽が上がってきました。
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まあ、高速使って車で行けばそんな早起きして、下道で延々と走らなくてもいいんですが、そういう面倒な事が好きなオヤジもいるんですよねぇ(苦笑)
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まあ実際はこれに渋滞や迂回、休憩なんかが入りますから7時間30分くらいかかりましたがね。
PCXは旅装備にで荷物満載です
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何故ここに自転車のヘルメットが乗っているのか?は今回のタイトルに関係しています。
今やロード乗りの聖地ともいえる「道志道」を進んで峠を抜けると富士山が見えてきます。
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この日の空模様はちょっと異様な感じのする空で、国道16号を走っているときは東京方面から何本もの雲の太い筋が流れてきたり、上空の高い所に薄い雲が広がっているようで、一見曇りの空模様だが、富士山はくっきり見える所から、雲底は少なくとも1万フィート・・・・大体3300m以上あることは(富士山の標高3776m)判るのですが、嫌な感じです。
道の駅すばしりに到着です。
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ここは富士山一周のイベントで何度か訪れたことがあるので、勝手知ったる場所ではあります。
ツアーオブジャパンのスタート地点は此処から上に上がったところに成ります。
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ここがスタート地点ですね
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これは報道のカメラ用のバイクです。
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流石大きいしっかりとしたバイクで、これを見ると自分のPCXはオモチャに見えますな(笑)
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ここから「ふじあざみライン」で須走口の5合目まで上がるのですが、20度を超える急こう配が続く「地獄のすばしりライン」ですから、ああっ、とても考えたくもないわぁ!
スタート時間前で、アップをする選手が通り過ぎていきます
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スタート時間が近づいてきて会場もにぎわってきます。
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スタートシーンはTwitterとfacebookにアップしましたが、通過するのはあっという間なんですよね。
で、会場がパブリックビューイングになって、実況中継で観戦できるようです。
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会場にコースの勾配図が掲載されています。
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こんな勾配のコース嫌ぁぁぁ!(苦笑)
しかし、ロードレース自体、世間ではマイナーな存在ですし平日という事も有るのでしょうが、なんというかあまり観客がいません。
関係各位もいろいろと努力はされているのでしょうけど、宣伝も含めて色々なプローチが必要なのかもしれません。
今回も「たまたま」情報を目にして、遊び人なので(苦笑)平日に時間が取れて、偶然にも自分の旅行先だったから見に行けただけで、偶然に近い状況でこれたようなものです。
さて、お昼を食べて本日の目的地である伊豆市の「道の駅伊豆のへそ」に併設されている、自転車メーカー「メリダ」が直営しているサイクリング体験基地とでもいうのでしょうかMERIDA‐X‐BASEに向かいます。
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実は前回の伊豆旅行で通過地点として宿泊予約を取ったところが、偶然この施設のホテルで、現地でここの存在を知りました。
此処では最新のメリダのバイクをレンタルして、周辺観光が出来たりサイクルツーリング体験が出来ますが、地方にある観光目的の自転車レンタルとの最大の違いは、メリダの直営店で、スポーツサイクルの知識と技術のあるスタッフが用意されている事です。
自転車だけでなく、ヘルメットやビンディングシューズのレンタルもあり、バイクの選択やポジションのフィッティングも、適切なアドバイスを貰えるので、日頃自分のバイクに乗っている環境に非常に近い環境で、出先で気軽にサイクリングを楽しめるという所にあります。
これなら都心から電車でウェアだけの軽装備もって訪れて、自転車借りて観光するというプランが楽しめますね。
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着替えのロッカーもあり、温泉もあり、ホテルも有る(結構リーズナブル)訳ですからサイクルツーリストの拠点としての魅力満載です。
話は変わりますが、自分は本当に日本の色々なところを旅していますが、一度たりともレンタサイクルなる物を借りた事が在りません。
それは「どすこい体型」に合ったサイズの自転車がまず用意されていない事に合わせて、ポジションが合っていない自転車には絶対に乗りたくなかったからで、
このMERIDA‐X‐BASEではそのネガがすべて解決できるとう事です。
まあ前回の訪問でそれは確認しており、次回は是非最新の「e‐bike」をレンタルして、色々と確かめてみたいと考えていましたので、今回ちょうど良い機会だという事で訪れて、スタッフと相談してバイクを選択し、じっくり乗ってみる為に翌日4時間のレンタルを予約しました。
この時点で15時を超えていましたので、ホテルのチェックインまで観光を楽しむことにします。
そういえば此処「中伊豆」は何度か来て、「天城峠」も通過していますが、「旧天城トンネル」を見た事が在りませんでした。
旧街道で道も整備されていないので、自家用車で行くのはいささかはばかれたのですが、バイクならいけるかなーと(苦笑)
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確かに雰囲気は有りますねぇ。
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まあ、平日と言う事で観光客もほとんどいませんでしたから、寂れた雰囲気を味わう事は出来ました。
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路面の方は前日まで結構雨が降った事もあり、路面が掘られてかなり荒れていましたが、安全第一でたどり着けました。
まあ、こんなものですよね(笑)
天城峠から戻って、本日の宿泊は長岡温泉の「ホテル八景園」を予約しました。
此処の売りは富士山が拝めるという物で、どのお部屋からも展望露天風呂からでも、天候さえ許せば何時でも富士山が拝めます。
このホテルは如何にも「昭和の観光ホテル」と言う感じの建物ですが、内部は清潔にリニューアルされていて、部屋も巷のビジホに劣らないアメニティが提供されています。
流石に昔のように着物を着た仲居さんがワラワラ出てきて至れり尽くせり・・・は無いですし、従業員も外国人労働者の方々が半分以上と言う感じでしたが、サービスに不満な点は無く、提供された朝食も美味しく非常に快適なお宿でした。
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屋上の露天風呂からも富士山が拝めて、調子に乗って朝ぶろも堪能しました。
ただ、この日の富士山は朝からどうも不気味と言うか、薄雲に浮かんで見えるという物で、地元で定点観測をしている訳ではないので、見え方による「何か」を想定できる材料が自分にはないのですが、これは19歳から49年間空を見上げて雲の様子を観察していた経験による「癇働き」という、非科学的な感覚での「悪寒」です。
まあ「偶然の産物」として、この日千葉県東方で震度5弱、M6.2というかなり強めの地震があったわけですが、午前中に見た雲も含めて、こんなオカルトな与太話に何の信憑性も無く、多分地震の発生とは全く関係ない事なんでしょう。
ヤレヤレ(苦笑)
さてようやく本題の「e‐bike」の試乗です。
バイクはクロスバイクをレンタルしました。
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これは「CRUISE」という物なんですかね?
アルミフレームとテイァグラのコンポが入った、よくあるスペックのバイクです。
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肝心の「電動アシスト」はシマノの6000シリーズが使われていて、よく巷で見るママチャリの「電チャリ」ではなく、しっかりとしたスポーツサイクルとしての「e‐bike」です。
ちなみに電動アシストコンポについては、世界的に見れば「ボッシュ」のシステムが主流?でしょうか。
また、正直怪しい限りの「中華e‐bike」については、ほとんど「電動オートバイ」のような、日本の法規では違反と言う物も少なくないです。
この「規制」ですが、最高速度は24㎞/hとアシスト出力の規制がありますが、当然欧州にはそのような規制は無く、通販で欧州性を購入したり、国内でも正規代理店で購入した物に「欧州版ソフト」を組み込んでリミッターをカットするという事を、内緒で行うサイクルショップも少なからずあるそうです。
能書きはともかく乗り出して最初の感想は「狡い!」でした(笑)
ペダルに脚をかけて直ぐに「スーッと静かに前に出る」感覚があり、フッと重さが消えたような感じがします。
今回はMERIDA‐X‐BASEのある長岡から、山を一つ越えて海のある「内浦」に向かいます。
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チカちゃん達が、ママチャリでヒイヒイ言いながら登ってきたのとは反対のコースですね(笑)
いやロードバイクでも厳しそうで、特に今の自分の体重では間違っても来たくないのですが、流石e‐bikeだと問題なく登れます。
ここでe‐bikeと言う物のイメージについてですが、自分も「モーターで走るオートバイみたいなもの」で、楽に走れると思っていましたがが、このバイクについていえば、結構自分から意識して回して走らなければ前に進む事は無く、オートバイでは無く、間違いなく感覚的には「自転車」です。
一山超えて海に出ますが、此処内浦は言わずと知れた「ラブライブサンシャイン」の舞台になった地域で、所謂今回は「聖地巡礼」も兼ねています。
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アニメを見た方なら、見覚えのある場所ですね(笑)
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ノンビリ聖地を巡りながらさて、元来た道を戻るのも芸がないし、もっと勾配が厳しい山道は無いかとGooglMapdeで探していたら、地元のおばちゃんが声をかけてきて、親切に道を教えてくれました。
ここから入るようですね。
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あっ、結構厳しいかも(苦笑)
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まあ想定通りかなりの勾配で、だいたい15%以上の勾配が続く九十九折れが続く感じで、地元宇都宮のジャパンカップのコースにある「古賀志」の激坂以上のコースが延々と続きます。
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恐らく自分が一番コンディションの良いときであれば、なんとか登っていけたでしょうが、現状では「生身」では絶対無理と断言できますが、e‐bikeなら登っていけます。
ただし、最初は結構一生懸命回してしまったせいで、鍛えていない心肺機能が悲鳴を上げる状態でしたが、痛みのある膝は全く問題なく、脚に負担がかかるような気配は有りません。
これは本当に不思議な感覚で、あえて似た様な状況を表現するのなら、「ローラーやエアロバイクの負荷を下げてクルクル回している」のと似ている様な気はします。
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一山超えて戻って来て「狩野川」のほとりを走ります。
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最初は「身体に負担はかからない事は判ったけど、あれ?e‐bikeって、そんなに楽に走れる物じゃないのかな?」と感じましたが、次第にシマノのアシストの特性が分かって来て、それに合わせて走ることが出来ると、今度は本当にスイスイ前に進んで行くように成りました。
よし!もう一回チャレンジと、もう一つ山を登っていきます。
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うわっ!此処も結構すごいぞ。
気が付いてみると、結構高い所に来ていますが、これがe‐bikeでなければ、クロスバイクで今の身体状態で、満身創痍に成らず此処に上る事は絶対に無理でしょう。
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さて、e‐bikeに乗った感想の総括ですが、特にシマノのシステムの場合「e‐bikeは自転車であってオートバイではない」という事実です。
オートバイのように右手を捻れば楽に走れるようなものではなく、自分が主体的にペダルを回し続けなければ1㎜も前に進む事は無い「自転車」でした。
そして自分を含めて世間の人達が大きく勘違いしていた事として、「e‐bikeはパワーアシストでは無くトルクアシストしてくれるアイテムだという事です。
だから走る為にはペダルを回す、ケイデンスを稼ぐ為の身体機能や心肺機能は必要であり、普通に疲れますしカロリーも消費します。
ただ、クランクに装備されたセンサーにより、トルクを検知して「それに合わせて「トルクアシスト」をしてくれるので、脚の筋肉や腱、間接に過剰な負荷がかかる事が在りません
だからe‐bikeで山野を走ると、結構息が荒くなって大汗かくような運動強度がるのに、脚に負担が掛からないので、脚のダメージが無いという事に成ります。
これはある意味自分のように、「健康維持やウェイト制御の為に自転車には乗りたいが、脚に故障を抱えているので坂道は不安で登りたくない」という自分にとっては、「福音」以外の何物でもありません。
あとロードバイク乗りとして懸念を持っている方が多かった「アシストが24㎞/h」までで、ロードの仲間に付いて行けないという話です。
まず自分に限れば走行ペースが特にクロスバイクのポタリングでは平均速度が20㎞/h程度で、MAXでも25㎞/h程度であれば全く問題が無く、MTBベースのe‐bikeでは流石に巡航速度は上がらないでしょうけど、ロードバイクベースであれば、特に平地の巡航速度に関してはe‐bikeだから遅い?事は無いと思います。
要するに一括りにe‐bikeとまとめる事は間違いであり、自転車そのも持っている特性や性能が重要であり、電動云々はあくまで「トルクアシスト」の問題でしかないという事です。
ちなみに今回借りたクロスバイクタイプは、ちょっと残念だったのは「振動吸収特性」があまり良い自転車では無かったようで、結構振動疲労を感じてしまいました。
これは同じクロスバイクでも自分が普段乗っている、「2007年式TREK FX7.5」のとの比較で感じてしまった事で、このFXは当時のクロスバイクの最高グレードで、TREKのアルミのロードバイクと同じ品質のフレームとカーボンフォークに加えて、自分の改造でシマノのWH6800のホイールと、パナレーサーのグラベルキングのタイヤや、セラSMPの幅広のサドルに換えてあるからです。
もしロードバイクとしての走り方に拘るのであれば、最新のロードタイプのe‐bikeだと、重量は10㎏程度だという事ですので、一昔前のアルミフレームの重さ程度であれば、巡航速度はむしろ「エアロ性能」であって、フレームやホイールの空力性能次第?と言う事では無いでしょうか?
等といろいろ書きましたが、今回これ以外にも何台か載せていただいて、正直一番自分にしっくり来たのがロードタイプに近い、どちらかと言うとグラベルロードの「ミヤタロードレックス」だったと報告して締めくくります。
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ホントこれは、帰路に馴染のショップ行って、即注文を入れてしまいそうなくらい気に入ってしまいました(笑)
まあ以前でしたらですけど。
多分、イベント関係以外の自転車生活でしたら、これ一台だけあれば大丈夫ではないかと思います。
なにせポジションのフィッティングも未完の状態で乗って、あれだけ満足できれば、何も言う事はありません。
問題は「現状敢えてこれを買わなければいけない切迫感は無い」につきます。
要するに無職の遊び人が、なんとしても買わなければならない、納得のいく理由が無いんです。
これが、あれだけ使いもしないロードバイクを買いあさった人間と、同じ口から出たとは信じられないようなセリフですねぇ(苦笑)。
とはいえ、これを買ったとしてどのくらい稼働するのかという事に関しては、現状の保有バイク(オートバイも含む)を見れば由々しき問題です。
いっそのこと保有自転車をイベント用ロード1台の残して処分してロードレックスを購入するというのも考えてはいますが、悩ましい所ですね。
まあ自分の購入問題は除けば、ぼく自身のe‐bikeに関する否定要素は、今回の試乗ですべて取り払われました。
さて、本来この旅行は静浜基地祭の見学と、あわよくば余った時間で「大井川鉄道」付近をツーリングして楽しもうと、静岡空港付近に宿を取ってあったのですが、冒頭にあるように本日より天候の悪化が予想されていて、一日中雨天でのオートバイの長距離ツーリングはリスクが大きすぎると判断て、急遽28日中に帰宅する事にしました。
これで完全に当初予定していなかった「自転車関連旅」に成ってしまったわけです(苦笑)
昨日はとにかく当日中に帰宅しようと、5時朝食も取らずホテルを出て、何とか16時30分頃には自宅に帰ることが出来ました。
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実際渋滞の迂回などもあり、大体370㎞を11時間30分かけて走りましたが、これが現時点では一日に移動できる限界の距離に成っています。
ただ流石にお尻は痛くなってきましたが(苦笑)、体でそれ以外に痛くなるところは無く、疲労感もそれほどなかったのは、気候が良い事も大きかったですが、自分自身随分オートバイに慣れてきて、身体に無駄な力が入らなくなったからかもしれません。

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やっぱり楽しいロングライドイベント!ジロ・Di・筑西2023に参加 [イベント]

さあ、ダメダメのターンから、よっしゃ!いっちょやっちゃるぞのターンに移ります。

まあ前回あれほどトホホな内容書いていたくせに、本当に呆れた奴です(苦笑)


まあ、自転車生活をしてから、この「ダメダメ」と「イケイケ」の波が常に交互に襲ってきて、小波が頻繁に入れ替わる事も有れば、大波が押し寄せてしばらく引かない時など、その時の環境や自分の心身の状態によって常に不安定に入れ替わる物でした。


正直昨年3月に「ツールド下関」や「出雲ロングライド」に参加したときはかなりイケイケの方に回復しかけたのですが、実母の寝たきりと死去をへて、完全にダメダメに落ち込んで、ようやくすべてが片付いた時には、なにせ子供の頃からの「人生最大の案件」が半世紀を経て解決したことで、完全に虚脱状態になっていました。

改めて説明するまでもなくそれは「悲しい」からではなく、「ホッとした!」からだという所が、世間をはばかりますね(苦笑)


現状を冷静に見るまでもなく、例えば自分のライフワークともいえる「佐渡ロングライド210㎞」等のイベントに耐えうる状態では「到底」無く、特に膝は無理が効かないので山岳イベントは完全NGであり、比較的平たん路が続くイベントとして、6月4日の「霞ケ浦一周K1サイクリング」と、今回の「ジロ・Di・筑西Bコース」なら、距離もセンチュリーライドの半分程度ですし、何とか参加してイベントに出たいという欲求を喚起しようと、案内の手紙を受けて即エントリーしてありました。
さて「ジロ・Di・筑西」ですが、以前は「ツールド桜川」という名称で、桜川市真壁から、加波山に上る山岳コースを北上し、益子を掠めて戻ってくるという周遊する90㎞程度のコースで、毎年5月中旬に開催されてきた、結構歴史あるイベントで、自分も近県のロングライドイベントとして参加しやすい事から。スポーツサイクルを始めたころから参加してきた「お馴染み」のイベントです。
お馴染みなのは特にコースで、ご存じのように自分は「鬼怒川サイクリングロード」と共に、「つくばりんりんロード」をホームコースにしていますので、正直走るコースで見知らぬ部分がほとんどないという感じになります。
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この「Aコース」である、山脈の尾根沿いに北上するコースは、眺望も見事でこのイベントのウリの一つではありますし、自分も何度も酷い目に在ってきました(苦笑)
ここ数年は自分もパフォーマンスが低下していた事も有り、山脈と並行して北上する県道を走る「Bコース」を走っていました。
またイベント自体も、おそらく創立時から運営して来た地元の有志の方々の高齢化や体制の変更もあり、また拠点として使用していた「真壁福祉センター」で、イベントの臨時駐車場として使っている土地が使えなくなった事も有り、拠点を国道50号線沿いにある「道の駅グランディス筑西」に移りました。
コース自体はグランディス筑西に移動した事による変更部分と、小貝川の堤防を走るルートを除けば、概ね従来からのコースを踏襲しています。
話は変わりますが、そもそも地方のサイクリング協会やクラブは高齢化が世間以上に急速に進行していて、還暦前の自分でさえ若手に属するという有様で、その後の自転車ブームでサイクリング人口が激増したハズなのに、新規会員が全く増えず、イベントの運営に支障がある状況が続いていました。
イベント自体が自治体や地元のレースチームや民間のイベント会社、ショップを主体とするクラブが行うものが主流となり、オマケに「コロナ禍」のロックダウンの影響をモロにかぶってしまい、イベントが再開できないどころか、解散してしまうクラブもあります。
このジロ・Di・筑西も、コロナによる中止から昨年9月のプレ開催をへて、ようやく正式な形で蘇ることが出来ましたが、今を支えているスタッフの方々や周囲の情熱や努力を賜物であり、それは称賛されるべきものだと自分は思います。
さてイベント当日ですが、雨の心配は無く風も弱く、快晴ではありませんが基本薄曇りで時折太陽が顔を出すという、ある意味快適なサイクリング日和で、
これなら一日楽しく過ごせそうです。

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イベントそのものは230人のエントリーがあり、実際は200人程度でしょうが、かつてこの大会も600人近くを集めたことから考えれば、一時のブームが過ぎて落ち着いたとも言えますが、規模が大きくなるとそれだけスタッフも数も必要になり、当然予算もかかることからエントリー料も高くなり、痛しかゆしと言ったところです。
最近の傾向として、自治体主催で豊富に予算が取れる大きなイベントや、民間イベント会社主催で、贅沢なケアが用意されているものは、諭吉さんプラスを要求されます。
ただ近隣地域で行われるサイクリングイベントに気軽に参加したいという人にとっては、この規模のイベントでリーズナブルな参加料の方がありがたいという事も有ると思います。
とはいえ万全のケアで「至れり尽くせり」とはいかない事はご理解していただきたいところではありますね。
今回の「ジロ・Di・筑西」の場合、過去に「ツールド桜川」に参加履歴があるサイクリスタに郵送により招待状が送られてきて、あまり一般に広く告知している気配が無いことから、ある程度の経験者の参加主体で企画されているものと自分は理解しています。
自分のBコースは8:30分のスタートで、7時間以内が完走ですので15:30までに帰れば良いだけで、80㎞であれば結構のんびり走っても問題ありません。
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昔はスタートと共にAV35㎞/hでぶっ飛んでいく大会もありましたが、今回はおおむねノンビリと走り出すライダーの方が多かったようで、最初は20㎞/h程度の集団で、自分もゆっくり走る事にします。
程なく小貝川の堤防のルートを走ります。
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この小貝川は通しで走れる整備された自転車道がある訳では無いのですが、比較的綺麗な管理用道路が続くのと
周囲は基本的に田園地帯でのんびりした雰囲気を味わえます。
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この日は湿度が高く、遠くがぼやけて見える感じで筑波山も何となくシルエットが見える程度ではありますが、こういう日の方が風が弱くて走りやすいので、サイクリングには適しています。
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最近の傾向として、偏西風の蛇行の影響で寒暖の差が激しく、雨の翌日に快晴に成ったとしても、それはかなりの強風を伴っていることが多く、サイクリングに行く気力を削いでしまいますね(苦笑)
小貝川から東に向かい、真壁方面に向かいます。
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この辺りに成ると、体もようやく温まってきて、久々のイベントで気分も高揚してきて、周囲のサイクリスタの「イベントペース」に合わせられるようになったので、平均速度を上げていきます。
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真壁の町を過ぎると県道41号を、加波山を見ながら北上していきます。
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この辺りは本当に自分にとってはお馴染みの地域で、春夏秋冬よく見る風景ですが、自分にとっては見飽きる事のない風景です。
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何時も走っている「りんりんロード」を左手に見ながら(笑)県道を北上して国道50号線に出ます。
此処から岩瀬市街地を東に向かい、
北側の山岳地帯に入ります。
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この辺りは無理をせず、のんびり走ります。
元気な地元チームは、隊列作って快調に飛ばしていきますねえ・・・・
まあ無謀運転や他の車両の邪魔になるような頻繁なローテーションによる複列運転などは、少なくとも自分は見ていませんでしたが、そのチームに調子に乗って「列車」の乗って付いていくサイクリスタも少なくなく、20人以上の車列に成ると、結構交差点や横から出てくる車の通行を阻害する事に成るので、場合によっては直接、または大会本部にクレームが入ることはあります。
県道289号線を山沿いに西に向かい気が付くと自分が毎週走っていた岩瀬から益子に向かう県道41号を北上します。
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まあ流石にここを走っていると、自分にとってはイベント感は消し飛びますなぁ(苦笑)
ただしここ「本沼パーキング」での休憩は久しぶりです。
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イベントではここがエイドステーションに成っていました。
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ま、エイドと言ってもミネラルウォーターだけではありますが(笑)、いやいやこういう所に設置するのも手間がかかるんですよ。
と、どうしても運営側の視点で見ちゃいますね。
と、今回の自分の愛機の「ボテッキア8AVIO」です。
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10年以上前の古いバイクで、一応変速系を11速のデュラとアルテで改装してありますが、最新型との性能差は語るべくもありません。
2年前にポジションの見直し等でかなり走れる感触はあったのですが、今回のイベントに合わせて試走したところ、まったく走れないどころか違和感があり硬さが目立って脚に負担がかかっていました。
これはバイクの問題というより、昨年から見るとロードバイクで本格的に1年近く走っていないうえに、体重増加と老化も加わり、ポジションを構成する身体状態の構成パラメーターが変化してしまい、過去のポジションと不適合を起こしている事は明白でした。
また古くて重いとは言え販売当時はミドルクラスのレーシーなバイクとされていて、結構硬めに設定されているフレームに合わせて、ホイールをカンパの「シャマルミレ」の剛性も手伝って、弱った体に反動がもろに帰ってきていたようで、ポジションの変更と合わせてホイールを同じカンパの「ZONDA」に、タイヤもしなやかな乗り心地では定評がある、ヴィットリアの「コットンケーシング」を使った旧オープンコルサ系の廉価版の、しかも幅が27Cというタイヤを組み合わせました。
結果から言うと今回の変更は大正解で、サドル位置を3㎜下げて若干角度を寝かせた効果と、ホイールセットの振動吸収特性が硬いフレームにマッチして、滑らかに進んで落ち着いたハンドリングを得ることが出来ました。
現状の自分のパフォーマンスだと、特に膝に力を入れられないのでガンガン踏み込んだりダンシングで上るとか出来ないので、走りやすいバイクに成りました。
コースの方は「みちの駅ましこ」を掠めて反転し、今度は小貝川を南下していく事に成ります。
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本日は南風なので若干の向かい風に成りますが、泣きたくなるほどでは無く、自分の方も平地ですしようやく調子も戻ってきて、ペースを落とさず走り抜けることが出来ました。
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もうゴール直前ですが、体力も脚も全く問題が無いので、大人げなく最後にゴールスプリント・・・・しちゃだめですよと釘を刺されていますので(苦笑)、此処はおとなしくゴールしましょう!
無事ゴールで、ジロ・Di・筑西、Bコース無事に完走です!
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今まで日本全国の数多くのロングライドの大会に参加して完走しましたが、やはりこの達成感はいいですね。
まあお昼も食べないで走っていた事も有り、多少のカロリーは問題ないだろうと、クランディ筑西にあるチョコレート専門店で販売している、カカオたっぷりのソフトクリームをご褒美でいただきます。
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完走証と参加賞のお米です。
地元で採れる美味しいお米で、ツールド桜川以来、この大会伝統のありがたい参加賞に成ります。
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これ、自走で参加してきて、これを貰うとちょっと重くて困りますが、まあ外せないですよね!(笑)
これにてジロ・Di・筑西2023はコンプリートです。
大会の関係者の皆さんには、本当に楽しい大会を提供していただいたことを、この場をもって感謝申し上げます。
現地では、大会の運営に関しての、若干耳の痛い提言(小言ともいう)を、関係者の方に言わさせてもらいましたので、迷惑なヘビークレーマーのオジサンとしか思えなかったでしょうけど(苦笑)、あまり気にしないで(笑)自信をもって、今後もこの歴史ある有意義なサイクリング大会を継続させていただきたいと思います。
自分に関しては、まあようやく色々な調子が戻ってきましたので、「ブログの更新が滞っているよ!」とお叱りを受けない程度には(苦笑)、自転車関連を中心に(オートバイ関連増えるかな?)活動を進めていこうと思います。

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「旧車祭りIN美和」見学。帰路にイタリアンと温泉を堪能 [雑談]

連休も終わり本当なら梅雨まで天候が安定する季節のはずですが、何だこりゃこの天候は!

まあ、連休中も遠出はせず、その後の旅行もキャンセルし、ロングライドも皆無とまるで「引きこもり老人」と化しているような感じです。

正直、あまり気分が乗らず、出かけるのなら自宅でアニメでも見てのんびりしていた方が気が休まるというのは、あまり好ましい状態ではありません。

運動量が激減した反動で、体重が増加しており、ますます「億劫になる」という「負のスパイラル」に陥っていますね。


一番ヤバいなぁと思うのは、ロードバイクに乗っていても、まったく楽しいとは思えない状態になっている事です。

現状100㎞走るのは苦痛で、体力維持で60㎞程度流すのが精一杯です。


こりゃ本当にロードバイクを全部売り払って「自転車趣味引退」かと思ってしまいます。

過去にもこうなる事は何度か有って、無理やり機材変更やイベント設定などで乗り切ってきましたが、今回はどうなるのか先が見えないです。

古いONDAフォークのクネクネフレームのピナレロのフレームでも探して一台作ろうかななんて、いやいや増車は無いでしょう!(苦笑)

て、何処かに大きなサイズのFP3やFPクワトロ余っていませんか(オイ!)


とまあ暗い書き出しで恐縮ですが、完全に引きこもっている訳でなく、天気の良い日は出来るだけオートバイでツーリングに出かけたりして、新しいルート開拓も進んでいるので、心情的にはそちらに傾いているとも言えますね。

ただし本日のような天候だと、何時雨が降り出すかわからず、出かけるのがおっくうに成ってしまうのですが、本日は茨城県常陸大宮市の旧美和村の美和山村開発センターで「旧車祭りIN美和」があるというので、行って見る事にしました。


ま、ホントはバイクで行きたかったのですが天候も考慮に入れて、車の機能維持の為の可動もかねて、出かける事にしました。

なにせ普段ほとんど動かしていないので、こういう時に長距離走らせておくことにしました。


朝8:00に自宅を出て、35㎞ほど先なので、1時間もせず現地に到着です。

途中でいすゞの「ベレG」「クラウンエステート」等が向かっていました

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国産から外車、80年代の車やバイクや自転車等、結構ユルイ基準で集まった
色々なものが見られました。
これは「ジャガーマークⅡ」ですね、
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旧車というと、オリジナルのストック状態を尊ぶ向きがありますが、「そんなこと言ってられない」と、色々な部品や改造で動態保存を維持している個体が多く見られました。
また、結構マニアックで希少な改造部品が付いた個体を購入した方も多く「何でコレが付いているのかはよくわからない」なんてものもあります。
これなんかはグロリアにL28を搭載していますが、希少な「N42ブロック&ヘット」の個体に、なんとバイク用のケイヒンのCRキャブを6連に改造したものが付いていていました。
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イヤー、これは本当に面白くて一日中ここに居られますな!
自分は自動車趣味は終了させてしまいましたが、こうやって見る分にはお金がかかる訳でもないので(苦笑)、勢い余って自分から手を出す事さえしなければ、気楽に楽しめますね。
さてこのまま帰るのではつまらないと、北上してドライブを楽しむ・・・・と言いたいのですが、なんというか車を運転していても全く面白くありません
まあ、そういう車両ではありませんから仕方がありませんが、正直「大きくて眠たい」だけで何の刺激もありません。
 
刺激を求めようとすると「道交法違反」に成りますし、リスクが高くなるだけですから勢い安全運転に成ります。
これが「オートバイ」だと、のんびり走っていても「オープンエア」ですし、適度な刺激もあり、日本の田舎の山道を流すのであれば十分です。
当然「リスク」も伴いますから万人に進めるわけにはいきませんが、ああ自分はもう「オートバイ乗る以前」の自分には戻れなくなっているかもしれませんね。
さてお昼ですが、以前ツーリングで走った大田原市の「伊王野」近くにGoogMapで見ると、イタリアンカフェがあるようでした。
「garden AUX PARADIS(ガーデンオゥパラディ)」というお店で、R294から横に逸れた山道を走ると、更に山の上に走っていき、一山が庭として整備してあるようで、そこの頂上にカフェとジェラード、フレグランスショップがあるという、まあ栃木の糞田舎にあるとは思えないような、何ともおしゃれなお店でした。
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一番人気は「ヘーゲルナッツ風味のチキンカレー」でしたが自分は季節の生パスタを選び、今の時期は「チキンと益子産ブロッコリィの生パスタ」を頼みました。
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特に凝った味付けはありませんが、生パスタの湯で具合やソースの味付けなどは、しっかりイタリアンの基本が出来ている調理だと思いました。
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何というか季節の草花やハーブを愛でつつ、ヘーゲルナッツのチキンカレーを
食べて、香水を選びつお茶をして豊かな時間を過ごすという、いや田舎のクソ親父にはおよそ似つかわしくない空間ではありますが、休日は常に満員状態の人気店とのことで、もはや田舎と言えば蕎麦と山菜とお饅頭とイワナの塩焼きというのは昭和の情景で過去のものに成っているようです。
おなかが膨れれば次は当然「温泉」で(苦笑)、カフェの直ぐ近くのこれまた山の上にある「東山道那須温泉」に行きました。
看板の矢印は「こんな道上っていくの!」という怪しいコンクリートの市道と、ソーラーパネルがある急こう配の細い道を上っていくのですが、夜間や雪の積もった冬季は勘弁してほしいような道で、自分はこういう道は臆することなく慣れているのですが(おいおい)、東京から来た人などは怖気図いて引き返してしまうような場所に在りました。
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その代わりと言っては何ですが、眺望は抜群で、晴れていれば那須高原から那須連峰を一望できる絶景を拝むことが出来ます。
正直この界隈の日帰り温泉の中では屈指の眺望かもしれません。
2年前ほどに出来たというこの温泉の施設は、最低限の大きさで大人数が入れる余裕はありませんが、新しくて清潔感もあり、好感が持てます。
多分民間の温泉?だと思うのですが、入湯料は500円と安く、お湯はこの付近や那珂川沿いに多いアルカリ泉のヌルっとした「美肌の湯」で、温度も適温ですから、この眺めを見ながら長湯を楽しむことが出来ます。
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湯上りは300円のソフトクリームを楽しみました。
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これはミルク風味が豊かで甘みも抑えて在り、自分の中では美味しい部類に入るソフトクリームでした。


いや、なんのかんのとドライブを一日楽しみました。

こういう内容の記事を書くのは本当に久しぶりで、自分らしい内容の記事に成って満足ではありますが、ドライブ自体は「自動車の運転がつまらない」という、自分の人生史上初めての感覚を味わってしまった事に、少なからず衝撃を受けています。


実はつい最近も「ロードバイクにの乗っても面白くない、ワクワク感が無い」という感情があふれ出したことに動揺していて、今度は自動車もか!という事態に困惑しています。


自分はいったいどうなってしまったんだろう?と戸惑う反面、冷静に成れば実は答えも見えています。

多分自分の人生を縛り付けていた大きく重い制約が一気に無くなり、どのような未来を選ぶも自由という状態に戸惑っているのですが、一つ言える事は、ここは慌てて答えを出すのではなく、じっくり見定める必要があるという事だと思います。


まあ、勢い余って昔の古いレオーネRXⅡ見つけてレストア始めたり、W124のメルセデス探し出したりしないように自重しなければ(苦笑)

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