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久々のバイクツーリング旅行で、桜咲く伊豆へ [オートバイ]

昨年の夏に、北海道へフェーリーを使ってのオートバイツーリングをしましたが、それ以後自分を取り巻く環境は激変してしまいました。

まあ、ようやく落ち着いて来ましたので、半年ぶりにオートバイでツーリング旅行に行きました。


この時期ですと、昨年自動車で車中泊旅行に行った伊豆に行けば、「河津桜」が満開で、しかもジオスポットの「大室山の山焼き」の行事にもかち合うという事で、行先は伊豆で決まりです。

一応自動車の車中泊も視野に入れて準備しておきましたが、天気は良さそうなので、バイクで25日土曜日の6:30頃自宅を出て、下道をのんびり走ります。

まあルート選定とかしていなかったので、国道4号線から122号線、環状八号、246号という主要道路を繋いで走っていたのですが、土曜日の午後という事をすっかり忘れていて(苦笑)、環状8号線から延々と渋滞の中をノロノロ進むことになりました。


秦野市をこえて、上りの山岳地帯に入ると黒雲が内陸部から流れてきて、御殿場に入るまで結構な雨に降られましたが、雨具を着なくともPCXはカウルやロングシールド、チンガードなどが効いているのか、思ったほど濡れないので、あとは雨が上がって走っている間に乾いてしまう程度で済みました。


さて、明日の予定は状況見て動こうと考えていたので、宿泊地は何処にでも動ける伊豆半島の中心部、伊豆の国市にある、「道の駅 伊豆のへそ」に併設されている、「HESO HOTEL」に宿泊しました。

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ま、特に目的がある訳でなく、場所で一番安いもので選んだだけだったのですが、じつはこのホテル、道の駅にこれまた併設されている、自転車観光の拠点としてメリダが運営している「MERIDA X BASE」の中で運営されているホテルでした。

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メリダのHPの解説によると「XCITING(EXCITING)」 「XCELLENT(EXCELLENT)」「XPERIENCE(EXPERIENCE)」

の3つのXをコンセプトにMERIDAの「楽しさ」を「最高」の環境で「体験」することができます。
ご購入前の検討だけでなく、様々なイベントやサイクリング途中の休憩施設や集合場所」

なのだそうで、最新のメリダバイクが取り揃えてあるという事で、今度はこれを目的にここに来ても良いかなと思いました。

以前なら最新のロードを・・・となっていたでしょうけど、周囲は山だらけの場所ですし、なにせ根性挫けているので(苦笑)今度此処で最新のEバイクをぜひ試してみたいと考えています。

面白い名前の「HESO HOTEL」の方ですが、素泊まりで3998円と、とてもリーズナブルで、施設もまだ新しいので快適に宿泊できました。

此処は、自転車抜きでも今後利用したいと思いましたが・・・・・確か今回自転車は一切絡まない旅のはずだったんですが、自分はどうも自転車の方から縁を切ってくれないようですね(苦笑)


さて本番の翌26日ですが、朝食を朝マックで済ませて、まず「大室山」へ向かいます。

実は、2週間前に天候不良で中止になっていたの自動車で来てしまっていて、その時にある程度のロケハン済ませて追いだので、バッチリ見えるポイントである地区の駐車場に目星を付けていました。

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「さくらの里」という所の駐車場ですが、自分が行ったときはまだガラガラで、まだ時間も早かったことから、此処から「河津桜」を見に行くことにします。
事前の情報では、満開という事で休日には周辺の道路が大渋滞と聞いていたのですが、9:00頃はまだ渋滞というほどの車列に成っておらず、40分ほどで現地に到着しました。
とはいえ駐車場周辺は混雑が始まり、ほとんど埋まっている状態でしたが、2輪専用駐車場はまだガラガラでした。
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やはりこういう有名観光地の場合、自家用車で直接乗り込むのは渋滞を増長させて自分が嫌な思いをする以上に、地元に迷惑をかけてしまうものだと思いますねぇ。
地元の人に聞くと、手前の駅に車を置いて「伊豆急行」で来るのが一番良いとのことです。
自分の場合は、昨年手前に車を置いて、折り畳み自転車で平日に来ましたが、広範囲に見て回れるメリットもあり、次回はまたその手で来ようと思います。
さて駐車場から会場の河沿いに向かって歩き出しますが、既に菜の花も満開状態で黄色いジュウタンに成っています。
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桜も期待通りに満開です。
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今年は規制なしの通常開催という事ですが、自分は特に気にしていませんでしたので、出店とかがたくさん出してくれるのなら大歓迎です。
此処から海の方に歩いて行きます。
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この日は本当に快晴で気持ちが良い観光日和です。
今度は海から上流に向かいます。
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この辺りだと柑橘類も豊富に実っていますね。
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河津小学校の校庭に桜という構図です。
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まだ10:00頃ですが、この時間帯なら混雑もさほどではないです。
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さてここでランチも済ませてしまおうという事で、色々屋台を物色しましたが、伊豆に来たならやはり海鮮物は外せないという事で、サバの干物、みりん星が目に留まり、その場で七輪で焙ってくれるというので注文しました。
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正直魚が苦手な自分ですが、自分の歳の栃木県在住の人間には結構多いんですよね。
なにせ当時内陸部の栃木県は、冷凍技術低かったこともあり、何度か冷凍と解凍を繰り返して生臭いモノと相場が決まっていて「魚嫌い」になるんです。
自分の場合30代半ばまで「生魚が食べられない」人間でしたが、日本中旅をすることで「本当に新鮮で美味しい海産物」に触れる事で、何とか食べられるようになったくらいです。
しかし、その魚嫌いが、皮付のまま骨も残さずペロリと平らげてしまうくらい、本当に美味しい干物でした。
これはビール・・・というより白いご飯が欲しかったです(笑)
此方は桜のエキスが入ったソーダ水で、酸味が効いて美味しかったです。
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更に進むと数種類の柑橘類を販売している露店で、それを絞った生ジュースを販売していました。
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生絞りのフレッシュジュースで、さっぱりしました。
11:00を回ったころで、渋滞も本格的に成ってきて、駐車場待ちの大渋滞に成っていました。
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自分の場合、自転車やオートバイのアクセスが当たり前に成って、自動車での渋滞は本当に勘弁してほしくなりましたねぇ。
 
とはいえオートバイも大集合状態です。
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ぱっと見で、随分高級なバイクがずらっと並んでいるように見えます。
なんだかブーム時のロードバイクの車列を見ているような感じですね。
さて肝心な大室山の山焼きですが、12時から麓の方から始まるという事で、急いでそちらに向かいます。
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ちょうどロープウェイの反対側に来た辺りで煙が見え始めました。
当初の場所で見ようと移動しました。
ただ地元の方に「火の回りは早いからあっという間だよ」と聞いたのですが、ほんとうに、あれよあれよという間に火勢が広がっていきます。
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さくらの里駐車場に着いた時には「真っ黒こげ」でしたね(笑)
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今回初めての見学で、要領が分からなかったのですが、次回は一か所に腰を据えてじっくり見た方が良さそうだと思いました。
写真というより、タイムライン撮影みたいな方が面白いかもしれません。
さて13:00頃には終わってしまいましたので、あとはノンビリとしたかったので、まず近場の温泉を探しました。
この日は本当に見晴らしがよい日で、大島がクッキリ見えます。
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で、せっかくだから海が見える露天風呂に入りたいという事で、検索をかけたところ、大川温泉磯の湯という露天温泉があったので、そこに向かいますが地図上にある場所に見つかりません。
何度か通り過ぎて横を見ると、あっ!あの道路下の建物か?という事で、道路反対側に降りて道路下の駐車場にバイクを止めます。
で、この先に本当にあるの?
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なんか、雰囲気怪しいですよねぇ(笑)
道路の下を潜り抜けて海岸線沿いに出ると小さな船着き場があります。
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その先の汚い小屋(失礼!)がどうもそのようです。
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脱衣所があるだけの簡素な露天風呂ですが、自分はこういう野趣あふれた趣のある温泉の方が好きですね。
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他にお客さんがいないのと、ロッカーが無く(苦笑)湯船の横に荷物を持参していたので、一般的に本当はダメなのですが、湯船を撮影しました。
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かなり熱い源泉で、泉質も良く気持ちの良いお風呂で、時間も時間だったのか余り混むこともなく、何組かのお客さんと歓談しながら2時間程ノンビリ浸かっていました。
この後少し早いですが、この日に宿泊する熱川のホテルにチェックインしました。
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熱川の温泉街を抜けて海岸線沿いにあるホテルですが、部屋から海がバッチリ見える「全室オーシャンビュー」というロケーションで、これだけで十分価値がありますね。
夕方になると夕日に照らされた大島が綺麗です。
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翌朝は露天風呂から綺麗な朝日を拝もうと5時ごろ起床しましたが、既に水平線は朱に染まっていました。
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日の出です。
これは自分の部屋から撮影しました。
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こんな風景を見ながら露天風呂で朝風呂が出来るなんて!
ああっ贅沢三昧ですな(笑)
この後朝食を食べて8:30頃ホテルを出発します。
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さて、このホテル、眺望もよく設備も古いながらそこそこで、朝食も美味しく、値段もまあまあだったんですが、おそらく経営主体が海外資本の運営グループとかに買われて再生されたホテルだと思うんですが、従来のイメージからすると、驚くほど従業員の姿がホテル内に居ません。
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ホントに少人数で、表に出ている人間はすべて外国人従業員なのは珍しくなく、従業員のレベルも決して低くはないのですが、一人でかなりの業務量を重複してこなしているようで、これでは「サービス」の部分での「おもてなし」というモノはほとんど期待できません。
まあ、今のご時世ですからそういった付加価値のあるサービス受けたければそれなりの料金を払うべきなのでしょうし、海外のホテルなどを見ても従業員は海外の労働者を使っているなど当たり前なので、この点に文句はありませんが、チェックインは細かいニュアンスが通じない故か、やたらに時間がかかつてしまい、オマケにチェックアウト時は、朝食の給仕でフロントが居ないので出来ない始末で、明らかに従業員の数が少なすぎたようです。
さて、ホテルを出て帰路につきますが、まあ主要道路を繋いで最短距離で帰るのが一番楽なのですが、せっかくこれだけ天気が良いのですから、景観を楽しみながらツーリングしたくなるのが人情というモノでしょう(苦笑)
という事で、海岸線では無く「伊豆スカイライン」で、半島の尾根沿いに芦ノ湖を目指すルートを取ります。
途中まではまるで茨城県の田舎の広域農道の様な感じですが、途中から富士山がくっきり見えてきました。
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此方は巣雲山展望台からの富士山です。
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自分たちのように北関東の人間にとって、南側から見える富士山は見慣れない山容で新鮮ではあります。
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伊豆スカイラインを抜けて芦ノ湖に出たときに、1号線で帰るか、御殿場から246、もしくは山中湖まで行って道志道で帰るかの選択に成りますが、せっかくだから山中湖まで行こうと御殿場に向かいます。
御殿場付近からまじかの富士山です。
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ここから山中湖に向かおうとしますが、一昨日自分が降られた雨はこの辺りだと雪になっていたようで、路面も日陰は凍結していたので、危険と判断して引き返して246号で帰ることにします。
芦ノ湖から御殿場に降りる道も、所々凍結していましたので、本当に恐る恐る走っていたので周囲からは「下手糞なライダーだな」とののしられていたかもしれませんが、路肩に雪が積もり、融雪剤が撒いてある道路で、車体を傾けて速度を出して走る「蛮勇」は、自分は持ち合わせておりません(苦笑)
ルート選択もそうですが、人から「臆病者」と罵られるぐらいが丁度良く、死にたくなければ臆病者に成るのが一番です。
ま、若いころはまだ勇気が残っていたので(苦笑)、何度も死にそうになったという「反省」の上の発言ではありますがね!
この後は撮影もなく、粛々と帰路を走っているだけです。
厚木の手前で若干渋滞に会って迂回したほかは、主要道路を北上して、19:30には自宅に無事到着しました。
往路は245㎞、帰路は320㎞、途中250㎞程走り回り、今回のツーリング旅行のミッションコンプリートです。
燃費は往路は48.5㎞/リットルで、復路は53.5㎞/リットルと、渋滞や山道ばかりでも相変わらず高燃費なのが、お財布にとってもやさしいですね。
しかし、原付二種125㏄のスクーターで走る距離やルートでは無かったかもしれませんが(苦笑)、このバイク不思議と疲労感が少なく快適に長時間走れる特性のようで、自分の使い方に最適のバイクのようです。
ただし勾配が10%近くに成ると、50㎞/h以上で出なくなり、「モアパワー」と思うのですが、これは自分がバイクでも「どすこいライダー」で「重量超過」からだと思いますので、たとえエンジン付きに乗ろうとも、減量からは逃れられないという事のようですね(苦笑)

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絶品チャーハンを求めてポタリング [雑談]

2月も末に成ると、ボチボチ梅の花の匂いが薫ってくる頃ですが、けして暖かくは無いですよねぇ。

運動不足にならないように、出来るだけ出かけたいのですが、今日のように朝から曇りだと気温が上がらず、ついコーヒーすすりながらチョコレートつまんで、のんびりアニメでも見たくなります。

もうダメ人間一直線ですな(苦笑)


で、こういう時は何時ものコースだと気が乗ってこないので、なにか「ご褒美」を用意して、怠け心に鞭打って出かけるに限ります。

何かないかとGoolMapを見ていたところ、宇都宮市の南に隣接している下野市・・・いやいやこの「下野市」は悪名高き「平成の大合併」で出来た地名で、かな広範囲の市町村を飲み込んでしまった結果、「下野市」では、いったいどの辺りなのか地元の人間でも判りません。


で、旧名の「石橋町」で、地元の人間が「東京街道」と呼んでいる旧4号線を南下して、石橋警察署の北側に、「チャーハン専門店こう米」というお店を見つけたので、さっそく出かける事にしました。


自宅のある宇都宮市の東部からだと、目の前を通る国道4号線を真っすぐと20㎞ほど走ればついてしまいますが、それではトレーニングにならないので、田舎道をつなげて、「田川自転車道」を南下して石橋を目指します。


田川自転車道は、整備状態がよろしくなく正直サイクリスタには不人気の自転車道ですが、近所のポタリング程度のライドなら、一般道と違って車に気を使わない分お気楽に走れます。

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栃木県には何本か河川沿いにサイクリングロードがありますが、だいたい「こんな感じ」の整備状況で、「まあ走れなくはないかな?」なら良い方で、舗装が荒れていたり、道が途切れていたりと、県の行政はサイクリング環境にほとんど関心を示しません。
また田川のサイクリングロードが途切れてしまっていたのは、2019年10月12日に関東地方を襲った台風19号で所々越水したり、護岸が削れてしまったりと大きな被害があり、その復旧工事が続いているからです。
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この台風19号は静岡から東北にかけて大きな被害を出した台風で、この田川も
宇都宮の中心地で、1947年の「カスリーン台風」で氾濫して以来の越水反乱があり、この台風を基準に行われていた治水を見直す必要に迫られました。
あっ、硬い話はこのくらいにして、目的のチャーハンですね。
お店には10:30頃到着してしまい、11:00オープンなので近所をぐるぐる回って10:50に再訪したら、既に何人か並んでいる状態でした。
いろいろなチャーハンやサイドメニューもありましたが、まず一番基本の「こう米チャーハン」を単品で注文しました。
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本当はサイドメニューの「から揚げ」なんかも魅力的だったんですが、なにせ拙者は修行中(ダイエット中)の身故、ここは我慢です(笑)
チャーハンそのものは、米粒がホロホロとしつつ、火加減が絶妙でフワフワ感もあり、正直どのような調味料を使ったのかわからない深みのある味わいは、間違っても家庭で出来るようなシロモノではなく、「チャーハン専門店」の看板には偽りはありません。
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なんでもこのお店は2年ほど前に開店したそうですが、並んでいた常連さんのお話では、最近になって急に有名店になって混雑し始めたそうです。
とにかくわざわざ来ただけの事はあり大満足でした。
さてこのまま真っすぐ帰ってもつまらないので色々と寄り道をします。
実は下野市は関東地方の中でも古い歴史が重なっている地域で、国指定の史跡「下野薬師寺跡」や古墳群などが多くあり、先の田川の西側に南北に延びる河岸段丘沿いに幾つもの古墳もあります。
これはそのうちの一つ神主台地にある「後志部古墳群」です。
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ちゃんとした前方後円墳があります。
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実のところ自分はあまりこういった物に興味がない方でしたが、何も有名な場所に見学に行かなくとも、結構身近に史跡があることを知っていますので、こういう場所に興味を持てば、ポタリングするのも面白いと思っています。
まあ興味が無いのは自分だけでなく「文化不毛県」と揶揄される栃木県だけあって、こういう物の扱いは「ぞんざい」で、案内看板もなく畑や山に突然現れるという感じのものが少なくありません。
まあ、かつての行政の執行者は、道路や工業団地を造るのは熱心ですが、こういった史跡の保存や地域振興の為の文化活動、またサイクリングロードの件もそうなんですが、サイクリング文化の醸成なんかも興味はないようです。
もう一つの古墳は「浅間神社」という神社に成っています。
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神社そのものは大正15年に建立されたようです。
この石碑は紀元2600年・・・・と言っても若い日人は判らないでしょうけど「ゼロ戦」が正式配備された昭和15年の事で、おそらく当時の皇族が参拝した記念碑と言いう意味なんだと思います。
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この付近は古墳群だけでなく、国指定遺跡「上神主・茂原官衙遺跡」で、7世紀当時の行政の中心地としての役所跡や倉庫群があったようです。
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何というか、普段暮らしているとまず関心を持たない事ではあるんですよね。
自分は「産業遺産」とか「治水の歴史」みたいなものは興味あるんですが。
さて、多少寄り道しながら、北に向かえば自宅方向ですが、アバウトに東に向かえば鬼怒川にぶつかるので、あとは鬼怒川自転車道を北上して帰るルートを取ります。
途中疲れたのでコンビニで休憩です。
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こういうポタリングには、ロードバイクよりスタンド付きのクロスバイクの方が気楽に走れますね。
このコンビニは自分が通っていた高校の南の方にあり、高校時代はこの時期はランニングでこの辺りも走ったのですが、北関東自動車道が通ったり、インターパークというショッピングモールが出来たりと、流石に40年も経っているので随分変わっていますね。
田舎道をのんびり走って、鬼怒川にぶつかりましたので、あとは北上するだけです。
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まあ今日は風が無かったので走り易かったですが、やはりこの寒さだと100㎞超えのロングライドはチョットしり込みしちゃいますね。
そんなことを言うような人間では無かったはずですが(苦笑)、加齢と半年のブランクですっかり気弱に成っていますので、こうやって出かけるだけマシという事で勘弁してください。
と言いつつ、ブログの方も何となく調子を取り戻しつつありますので、自転車ネタ見つけて新しい記事をアップしていきますね。

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今年は真壁のひな祭りが再開 [雑談]

2月に成り、節分を過ぎて旧暦でも年が代わったわけですが、母の49日も過ぎて、自分もようやく色々と動けるようになりました。

世の中もコロナ禍から元の生活を取り戻す方向で動いていますので、タイミング的にはここ数年できなかったことが、暖かくなった頃から動き出せますね。


自転車の方もロードバイクも乗り出して、介護太りの解消も蟻の歩みのようにジリジリと進んでいます。

一応目標は5月連休頃に、ある程度「実戦」がこなせる程度に回復させる事で、ここは焦らずコツコツ走り続けるしかありません。


勤めていた以前なら、土日に無理をしても走らなければなりませんでしたが、なにせ時間だけは使い放題の「遊び人」の身分ですので(苦笑)、極力気象条件が良い時を選んで走り出すようにしています。

そうすると、結構平日に成ることが多いようで、今年も休日に天候が崩れるパターンが多いようですね。


そういえばこの時期は自分のホームコースの「つくばりんりんロード」沿いの、桜川市の旧真壁町の市街地で「ひな祭り」が行われているシーズンです。

例年何時ものツーリングの途中で「ランチ」を取るついでに寄っていた感じですが、今年は3年ぶりの開催という事で、19日の日曜日にこれを目当てにバイクで行って見る事にしました。

日曜日にしたのは、平日だと屋台などの出店が閉まっているからで、バイクにしたのは、暖かいものの前線が通過して午後から天気が悪くなるからです。


さて、ある程度暖かくなってから自宅を出て真壁を目指しますが、何時もの通り自転車のツーリングルートを走るのでは面白くないので、方向だけ決めてあとは風任せで走ったことのない道を選んでバイクの感触を楽しみます。


この日は異常に暖かい日で、とても2月とは思えない風景に成っています。

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とはいえ、勝手知ったる他人の県の地理で(苦笑)、ツーリングやイベントで散々走り回った地域ですので、適当に道を繋いで走ると直ぐに見知った街道に出て、あっという間に真壁に到着です。

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ある程度の混雑も予想して、繁華街を避けて裏道から会場駐車場を目指しましたが、10:30ごろは駐車場もガラガラでした。


街に出ましたが、こちらもちょっと寂しい感じです。

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開催決定が遅れて、出店を見合わせた方も多かったと聞きました。
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なんと「三菱デボネア」で、ナンバー付の実動車のようです。
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こちらは夏祭りとかで使われる山車ですね。
この後お囃子の実演もやっていました。
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此方の祭りも今年は開催されるでしょう。
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これは昔の郵便局の建物ですね。
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真壁はこういった古い町並みが特徴です。
えど時代からの町並みが残っていて、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
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肝心のひな祭りですが、この町がかつて栄えていた頃に飾られてたであろう、時代を感じるひな人形が、各民家で展示されています。
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申し訳ないのですが、自分は正直「お人形さん」は興味が無いのですが、人形ごとにそれぞれ特徴があることは判ります。
人形師の方の技量や時代背景などが表れているのだと思います。
 
おっコペン!て、自分はどうしてもこちらに眼が行きますね。
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昔の商店は、車を家の中に車を入れていたんですよね。
こんなことが出来るのは、昔の自動車が本当にコンパクトだったからですが、自動車が生活の道具で、本当に日常の生活と密着していた頃に、高価な道具を大切にしている習慣があったという事は、今の人にも知って欲しいですよね。
これは、酒屋さんの奥にあった冷蔵庫で、一般的な冷媒を使った冷蔵庫では無く、地下水を循環させて温度を下げるものだそうで、昔はビールが木の樽で配達されていた時代のモノで、特に夏場など冷蔵庫が無いと直ぐに風味が落ちるので保冷施設が無い酒店には配達してくれない時代があったので、設置したそうです。
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これを作ったメーカーさんは、まだ現存しているそうです。
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これも機械ですね(苦笑)
此処の方はたくさんの古いバイクを所蔵していて「ホンダドリーム」とかも展示していましたが、この「モトコンポ」は実動車で、実際エンジンをかけてくれました。
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この方はこのほかに5台所有されていたそうですが、ほとんど譲ってしまったそうです。
ただ、近所の方に譲ったら転売してしまった事に激怒してしまい、本当に大切にしてくれる人に渡したいとのことです。
年配者でいろいろとコレクションしている人の「あるある」ですが、本人はある意味人生をかけて収集した貴重なコレクションであっても、家人・・・特に奥さんにとっては「邪魔なゴミ」というケースは少なくなく、廃棄物扱いでぞんざいに扱われて売り払われてしまうんですね。
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こちらは、オーナーの所蔵のイタリアンバイクですが、現在不動車で、その上3年前の水害で水没してしまったそうです。

これも車やバイクのレストア「あるある」話で、なんでもショップに依頼して預けたら、何時に成っても連絡が無く放置されていたそうです。
海外のレストア番組「カーSOS」や「クラッシックカーディーラーズ」などでは「悪徳業者にインチキ修理されて」や「貴重な部品をはぎ取られて放置」や「修理代金持ち逃げされた」なんて話は良く出る話なんですが、機械のレストアはマニュアル通りに出来るものでなく、非常に手間がかかるものですので「相場」も存在せず、これは良心的なショップや職人に巡り合えるかどうかという「人脈」が結構重要な要素になるものだと思います。
こちらもひな人形には何の関係もないのですが、鉄道のジオラマを展示していて、これは真壁にかつて走っていた。関東鉄道筑波線・・・・いまは「つくばりんりんロード」の在りし日の姿をジオラマで表現したものだそうです。
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さて、お祭りにつきものの「B級グルメ」を期待していたのですが、どうもあまり出店されていないようで、確かにイベントとしての本番は3月4日土曜日のフィナーレ日が一番盛り上がるとは思います。

そんな中路地裏でいい匂いがしたので立ち寄ってみたら、豆腐屋さんが揚げたてのガンモドキを販売していました。

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自分が行ったらちょうど売り切れで、残念!・・・と思えますが、直ぐに追加分を揚げますとのことで、しばらく休憩しながら待って、火傷するほど熱々の揚げたてガンモドキを食べることが出来ました。

正直、揚げたてのガンモドキがこれほど美味しいとは思いませんでした!


実は今回程じっくり見られたのは初めてで、色々な方とお話しする事も出来ましたので、自分としては結構楽しめました。

ただ、往年のお祭りの規模を知っているだけに、随分寂しくなったなというのが正直な感想でした。


それはコロナ禍で3年過ぎてしまった事が、経済的な問題だけでなく人々の心に大きな傷を残しているからだとも感じました。

やはり横のつながりが途絶されることで、孤立して心をすり減らしてしまった方々がけして少なくなく、特に高齢者の方々は、コロナ禍が過ぎて「よし!もう一度頑張ろう」という気概が途切れて、「諦めてしまった」という話を所々で耳に入ってきました。


この真壁町の様子を見ても、お祭りなどの実行委員会など自分より高齢な方々がほとんどで、若い人の姿が目立たない事からも、町興しをしようとしても、住民達の高齢化や人口減少などで、もうその力が無くなってきたところに、コロナ禍がとどめを刺した・・・・なんて地方も少なくないのではないでしょうか?


なんかお祭りを楽しみに行ったはずなんですが、どうもそういう所に眼が言ってしまうのが、なんとももどかしい所ですね。


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こんな時代だからバイクもドライブレコーダーを [オートバイ]

いやはや、これは歳のせいだけでなく、半年も遠ざかっていた影響でブログの書き方を忘れてしまったようです。

以前はどうやってまとめてたのでしょうか?


さて、自分が遠ざかっていただけでなく、最近ブログ文化自体が衰退していて、一時の勢いがないのは判っていました。

自分もツイッター等に慣れてしまうと、正直一つの記事を作るのが物凄く面倒に成ってしまいました。

その時の言いたいことを140字程度で呟けたり、写真や動画主体でインスタグラムやフェースブックの方がはるかに楽ですし、請求力も遥かにあることは間違いのない「現実」なのだと思います。


でも、自分がブログにこだわりたいのは、この「面倒くささ」であって、手間がかかるからこそ作り込む面白さがあると思っています。

そもそ自分の文書作成能力を鍛える為という目的もありましたしね。


ただ、以前ほどの情熱は既に存在していないので(苦笑)、以前よりタップリ時間は取れるはずなのに、気が向いた時に作業をするのが前提となるので、更新の間隔は長くなると思います。

これも義務感でなく自然体で臨んで行きたいですね。


さて何時も通りクドイ前置きで恐縮(懐かしいフレーズだなぁ)ですが、ここからが本題で、今回は愛車の原付2種のスクーター「PCX」に、ドライブレコーダーを付けてみましたという話です。

とにかく「不幸な時代」に成ったものだと情けない限りですが、交通事故も映像の証拠を残しておかなければ、平気で嘘ついて逃げ延びようという輩が珍しくないうえに、2輪の場合は路上では「交通弱者」であり、平気で煽られたり当て逃げされてしまう事が珍しくなく、自爆で命を失う事に加えて理不尽に撃墜されて死んでしまっては、これこそ死んでも死に切れません!


まあこれは自転車の場合も同じと言えて、ロードバイクへのドライブレコーダーも真剣に検討していて、両方で使えるヘルメットマウント式を真剣に検討していたのですが、なにせ自分の場合「日が昇ってから沈むまで」走ってしまうロングライダーであって、収録時間が問題となって設置型に落ち着きました。


これも贅沢を言えばキリが無くなりますが、条件として

1、前後2つのカメラがある

2、モニターで、後方確認をルームミラーのように出来る。

3、出来れば2万円程度

4、取り付けが面倒でない

等を検討して、以下の商品を購入しました。

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実際はタイムセールで19999円と何とか2万円以内で購入出来ました。
さて取り付けようとしましたが、実は懸念していましたが、PCXはフルカウルの為、結構面倒な事に成ると予想していましたが、やはり配線を綺麗にするためには、該当する部分のカウルを外さなければいけないようで、今回は「簡易的」に外部配線で、電源もモバイルバッテリーを使うという、チョットいかさまに近い方法で実装しました。
 
まあ本体の耐久性が分からないので、本格的に配線してしまうと直ぐに交換なんてこともあり得るので、様子を見て大丈夫そうなら別件も含めてカウルを外すときにきちんと電源も含めて配線しようと考えました。
幸いというか、自分のPCXはロングシールドに代えてあり、メータカウルの上に広大なスペースがあるので、此処に機器や配線を纏めてみました。
本体に小さいモニターがあり、これで後方カメラを移せば「電子式ルームミラー」の代わりに成ります。
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自分がバイクに乗って一番不満なのは、真後ろの確認が出来ない事で、自動車に乗っているときは常に視界の隅で後方確認しているクセが付いているので、いちいち視線をサイドミラーに移して後方を確認するのが本当に面倒でした。
あとPCXのカウルは綺麗なラインを描いて優れたデザインなのですが、カメラを固定する平面を探すのが大変で、結局横に飛び出した形で固定しました。
DSC_0397.jpg
後方カメラはデイトナで販売しているナンバープレートにかませるアダプターを使って設置します。
あだぷた.jpg
DSC_0393.jpg
で、今回最も有効なパーツは、リアBOXに貼った「前後録画中」の黄色いシールかもしれません(苦笑)
実際これを車にも貼っていますが、いい気になって煽ろうと近づいてきた愚か者が、このシールに気が付いて後ろに下がっていくケースが多いです。
そもそも「証拠が残る」から煽らないなどという根性が、ぼくは根底から気に入りません!
実際PCXでも後ろから煽られる頻度は劇的に低下しました。
話はそれますが、自分はバイクで速度を出すつもりは無く、かといってノロノロ走っている訳でもなく、法定速度より若干早い程度で様子を見て走っていますが、栃木県の場合本当に質が悪く、郊外の農道などそんな自分を凄まじい速度で追い越していく車は少なくありません。
事故の重篤度は速度に比例して悪化していきますから、一般道でそんな速度で走って事故など起こせば、その結果は悲劇的なものになることは、読み書きができて免許取れる人間なら誰でも理解できるはずなんですが、そのあたりの抑制が効かない人間は、前頭葉がそもそも少ないか、加齢で機能が低下している・・・まあ単なる大バカ者と言えるでしょうね。
自分はバカは相手にしたくないので、ドライブレコーダーが「お守り」か「護符」の代わりに成って安全に走行できれば2万程度は安いものだと思います。
しかし「護符」で退散するという事は、もはや人間ではなく「魑魅魍魎」の類の「化け物」なのかもしれませんね(苦笑)
あっ、ツイッターのように文字制限が無いのは気持ちが良すぎて、つい余計な事をたくさん書いてしまいました。
さて、話を無理やり戻しますが、これが実際撮影した画像です。
タイトルなし.jpg
昼間で明るいので条件は良いですが、ナンバープレートなども十分判別できますので、まずまず実用性があるドラレコだと思います。
ただ、これが現実的に役に立ってくれる事が無いほうが良いのは言うまでもなく、馬鹿者除けの護符で終わってくれることを祈るのみです。
と、こんな感じの記事に成りましたが・・・・・
いや、自分で読んでもあまりまとまりが無く、いまいちだなぁ(泣)
まあ、今回「リハビリ」のつもりで記事をまとめましたが、徐々に戻していくことにしましょう。
 

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