唐突ですが僕は借金はしない主義です。
これはお世話になっていた今は亡き叔母の遺言でもあるのですが、「足りるを知り、身の丈の生活をして借金をするな」という教えを守っているからです。
その反動とは言いませんが(笑)、貯金は苦手で、生粋の下野人でありながら、「てやんでぃ!、宵越しの金は持たねぇんだ!」と、まるで粋な江戸っ子のような生活ぶりで(苦笑)、稼いだお金は自転車関係にすべてつぎ込んでしまっていたりします。
単に計画性がないだけとも言えます(苦笑)

さてこんな僕とは正反対なのが我が国の財政で、返すあてもない借金を前提に、まるで打出の小槌があるが如きに、政権与党についた人たちは、自分の身分を人の金で買うのかと言いたくなるほど「大盤振る舞い」の予算を当たり前のように組んでしまっています。
毎年数十兆円規模の借金をするのですから、そりゃ1000兆円になっても仕方がないのかもしれませんが、やはり普通の神経の持ち主なら「誰が責任を取るのだろう」と、不思議に思うのが当然だと思います。
と、いうより、もし本当に自分が責任を取るという立場だと自覚していれば、そんな天文学的な借金を増やす事に、精神が耐えられないと思うんですよね。

しかし、国家国民を預かる政治家センセイというのは、やはり「太っ腹」というかスケール感が違うというのか感覚が違うようなんですね。
僕は一切関心がない「東京オリンピック」の競技場問題ですが、世間を呆れさせて怒らせた「誰が決めたの巨額建設費」に関して、どうも誰も責任を持って進めていなかったことが、関係者たちの「逃げの言い訳会見」から見て取れるのが何とも腹ただしい限りです!

とりわけスポーツ利権でどっぷり肥太っているという噂の、「悪代官顔」で有名な某元総理大臣の発言は、そもそも在任中から一般の想像を絶する破廉恥振りで有名な方でしたが、やはりというか、いやその想像もはるかに超えるほどの「厚顔無恥」な発言がポンポン飛び出してくれて、我々を大いに楽しまさせてくれています。
中でも「国が2500億円くらい出せないのか」という発言を聞いて、僕はなるほどなぁと納得がいきました。
彼らにすれば、別に自分の財布からお金を出すわけでなく、本当は「国民の財布」たる国家財政が、ほぼ自分と自分の取り巻きや票田の地元や企業のために「無責任」に使える自分の財布なわけで、まして件の悪代官様は、本当に東京オリンピックが見られるかどうか絶対の保証はない後期高齢者の方なので、そのあとのことはどうでも良いのでしょう。

かつて、敗戦の結果食うや食わずの貧乏国家に成り下がった我が国が、「国家百年の計」で将来のためにとIMF(国際通貨基金」から莫大な借金をして「新幹線」を建設したことを決断した当時の為政者達とは、どうも目的もスケールの随分違うような気がします。
そういえば例の悪代官様の地元に向かっても、新幹線は通されたようですが、随分悪代官様のご威光があったことは間違いないのでしょうね。
我が栃木県などは、不倫問題で有名な名門政治一家のボンボンが地元に無理やり路面電車を通させようと躍起になっているのが精一杯で、東北新幹線の「はやて」などは、数分の運行時間の短縮と引き換えに素通りさせられてしまっているくらいですから、悪代官だろうと極悪政治家だろうと政界失楽園だろうが、やはり総理大臣を出さないとお金が落ちてこないものなのですね。

ですがその落ちてくるのは我々の「血税」と、「国債」という形の借金であることは、よく理解しておかなければいけないのだと思います。
財政に先に書いた「打出の小槌」などと言うものは、本来ないはずのものであり、我々が汗水たらして歯を食いしばって稼いだお金であるということをもう一度しっかり認識しておきたいと僕自身は考えています。
と、そういえば県民税を払い忘れて督促状が来ていました(泣)。
偉そうなことを言える立場では無いですね、すぐに払いに行かなければ!