本当に心から気持ちの良いサイクリングの季節がやっと訪れたという感じですね。
これから各種イベントや、ツーリングのお誘いなど、「お楽しみ」が梅雨入りまで続く、忙しくも嬉しいシーズンとなります。
本日もショップの企画イベントでは「三浦半島サイクリング」という魅力的なイベントが催されましたが、サイクリング教会の恒例行事「渡良瀬ミーティング」」に出かけてきました。
関東地方の各県のサイクリング協会の「同窓会」みたいなイベントで、ただ集まって雑談して記念撮影してハイそれまでよという「長閑な」イベントです。

僕個人的には別に目的があり、遠回りをすることで何時もより距離を稼げるので、トレーニングも兼ねての参加となります。
本日は4:00に自宅を出て、僕のコースの一つである、江戸川自転車道経由センチュリーライドに、渡良瀬遊水地を経由して、あわよくば180kmは走ろうという計画です。

流石に朝はまだ10℃に届かないくらいなので、防寒グローブでのスタートですが、そのほかは特に防寒装備を付けないで走ると、本当に身軽です。
5:00ごろに成ると今はもう明るくなってきますが、ややガスが低く垂れこめています。


本日はオーバー200km想定のペース配分のシミュレートも兼ねているので、急発進は厳禁で、MAX速度は28㎞/h程度に抑えて、その速度で巡航するように心がけます。
また、一時間おきに必ず短い休憩をいれて、極力体力と脚の消耗を抑える作戦です。
淡々と走って、ほぼ3時間ちょうどで、65km先の利根川に到着です。


この後対岸に渡り、関宿城記念館で休憩を取ってから、江戸川自転車道に入ります。


今回は河川敷は何処も「菜の花」がお出迎えしてくれましたが、此処はまさしく「菜の花ロード」という感じに成っていますね。


今回はナイトランのお供にAMラジオをハンドルにミノウラのスマホアダプターで取り付けます。

人工的な音がほとんどない、シーンと静まり返った田舎の農道をナイトランしていると本当にさびしいのですが、このラジオが鳴っているおかげで随分精神的に楽になります。
山道などでは「クマ避け」でラジオを鳴らして登る人もいますが、そういう使い方も想定しています。

江戸川自転車道は、国道125号線の橋の当たりを折り返すと、自宅からはちょうど160km位になりますので、一旦橋の袂のコンビニで休憩してから、今度は渡良瀬遊水地を目指します。
9時ごろにほとんど予定通り関宿まで戻り、今度は利根川を遡ります。
これまた1時間ほど走って10;00頃、120km走って予定通り渡良瀬遊水地の集合場所に到着します。

今回栃木県サイクリング協会のテントでは、廃業された自転車屋さんが在庫品のセールをしています。

お昼を食べて何時もの全体撮影をして解散となりますので、寒くなる前に帰りたいので帰路に付きます。

ここ「巴波川」は菜の花の名所として有名ですが、期待に違わず黄色い絨毯が風呂がっていますね。

結局本日は184kmをAV24.9km/h、13時間かかって走行しました。
走行時間自体は7時間22分くらいで、200km走行換算では、イベントでは10時間程度で走った事になります。
ただ完全に平地で風向きも良かったので、やや山岳ルートも入れると200kmのコースを11時間程度かかるのが今の僕の実力のようです。

これで400kmというと残り200kmを16時間で走ればいいわけで、単純に考えれば不可能ではないかもしれませんが、個人的にはまったく「未体験ゾーン」ですのでどのくらい体力や脚が残っているのかは計り知れません。
今は400km走らなければいけないという「恐怖心」が強く、そんな自分の弱気の心との「折り合い」を付ける戦いという形で、既に僕の「ランドネ北関東400km」は始まっています。
とはいえ泣いても笑ってもジタバタしても、イベント当日の朝はやってきますから(苦笑)、此処は潔く諦めて、早い事開き直って準備を進めたいと思います。