ほんとに嫌な世の中になったと思います。
ここ最近路上に出ても、それが自動車であれ自転車であれ「嫌な思い」をすることが多く、道交法がとかマナーとか以前の問題として、人の心が荒んでいくこの世の中が情けないというのか、仕方がないというべきなのか、一つ言えることは、自動車もロードバイクもそうなのですが、なにか勘違いして、気が大きくなってしまう方々が少なからず存在していて、世の中の人たちの眉をひそませる様な行いを繰り広げているようです。

で、自分も「自己防衛手段」として数年前にドライブレコーダーを取り付けました。
ところがこの映像を見ると、当時結構な値段で買ったものであるのに、相当情けない画像しか取れない代物で、何も撮影に使えるようなものを要求するわけではありませんが、例の「煽り行為」などに遭遇した時など、相手の車両を特定できなければ、警察に打ち上げても「門前払い」扱いされるのが落ちで、まあ、警察も暇ではないので、送検して犯罪を立証できなければ手も出しにくいことは理解できますので、せめて「ナンバー」が読み取れるものと考えて、ここ一年ほど鬱々としていました。

でもこの状況では一刻を争うなと判断して、これはいつもの「皆さんの為の人柱になるんだ」という意気込みで(苦笑)、Amazonで1万円以下程度の、いわいる「中華ドライブレコーダー」に手を出してみました。
一応条件としてそこそこの動画が撮影できて、場所と正確な時間を記録する為にGPSの装備や、できれば後方も移ればいいなと検索をかけたら、国産品だと3万円はしようかというスペックが本当に8000円位で購入できました。
その画像がこれです。

うーんなんとなく見覚えのある画質というか、実は起動音を聞いたとき「あれ?最近この音聞いたことがあるな」と、よくよく見れば、先に買ったアクションカムと同じメーカーのものではないですか(笑)。
この画像を見てもらえば判りますが、流石に値段が安いこところは光学系のレンズや画像処理エンジンなどの部分で差があるようで、画像の歪みやボケなども見られますし、逆光補正とかの機能もありませんが、まあなんとかナンバーが判別できる程度の画質は確保されているようです。

あとはこれが何ヶ月稼働してくれるかで8000円で元が取れるかどうかの評価が分かれるというところですが、自分自身としてはまる1年持ってくれれば十分だと思っています。
性能にこだわって高いものだからと装備するのをためらっている間に、どのような事に巻き込まれるかわからない事を考えれば、購入可能な予算で、とりあえず使えるものでもドライブレコーダーを装備して、自己防衛に務めることを、この記事を見ていただいている皆さんに強くおすすめします。

うーんとはいえ、もうチョット綺麗な画像のモノが欲しかったというのが本音の部分ではあります(苦笑)。
多分一年後はもっと性能が上がって、安くなっているかもしれませんね。