今回の台風24号ですが、2004年に死者95人で7700億円を被害を出した、台風23号と同じコースと規模で接近しているので、最大限の警戒が報道されています。
と、関東地方の、特に自分お在住している栃木県の場合、雨はともかく、勢力が衰えて周囲の山脈でブロックされているので風の被害が少ないという、「間違った認識」を多くの県民が抱いています。

確かにそういう一面はあるのですが、気象というものはそんなに単純なものではなく、例えば前線の影響とか、地形から上昇気流ができやすく、積乱雲が発生して竜巻やダウンバーストなどの「突風」が局地的に発生したりします。

まして今回の場合、本州を速い速度で台風の東側横断するコースだと、移動速度が合算されて、関東地方でも(特に海岸沿い)だと、最大風速が50m/sになる恐れも予想されています。

と、例によってクドイ前置きの結果として自宅の防風対策を行った結果がこれです。

おそらく近所では「またsoranekoさんちが、大袈裟なこと始めたよ」と笑われていると思います(苦笑)
一応飛来物が南寄りの暴風で飛んでくる事への「ささやかな抵抗」で、小物なら傷は防げるでしょうけど、それこそ「屋根瓦」とか建物の破片などがお負い被されば「焼け石に水」ではあります。

でもこれは防災の基本なのですが「100回起きる災害に備えて100回空振りになっても良いので、次の101回目の本番に備えよ」なんですよね。
おそらくすべての自然災害のヒットの「打率」は確実に高くなっていますので、こちらも防災行動の打率を上げて、自分と自分の大切な人たちや物を守っていきたいですよね。