実は昨日実行す予定のミッションでしたが、あまりに風が強く、30kmだけ走行して帰宅してしまいました。
流石にロングライドをもくろんでいて、如何なる風向でも10m/s近くまで吹き荒れるともうNGです。
ただし、寒気の塊の低気圧が通過して北寄りの強い風が吹いて、おまけに晴天とくれば放射冷却も加わって、気温下がるメニューのフルコースに成ります。
天気予報は宇都宮市は最低気温7℃とありますが、これ以上下がるでしょう。
本日は3:50に自宅を出て、ひたすら東進して海岸線を目指します。
しかし、この時期には拝むことの出来ない見事な「アワーレコード」で、まるで真冬の朝のようです。
いや、しかし寒いです!
ガーミンの温度計は7℃付近からみるみる下がって行って、茂木町に入る前にはとうとう氷点下の表示が!
回りの下の様子などを見ると、おそらく3℃くらいだとは思いますが、流石にここ最近の軽装備だと堪えます。
何時ものコースで「ツインリンクもてぎ」の南ゲート前の峠道を上って行きます。
ツインリンクは4月10日から休業で、春のシーズンをまるまる逃してしまいましたから、凄まじい損害額に成っているはずです。
今回このルートを選んだのは、この時期の新緑を見るためです。
県を超える事は自粛ですよね(苦笑)
まあ人っ子一人居ませんので感染のしようが有りません(苦笑)
城里町の、旧七会村を抜けて、国道6号線の常磐自動車道の水戸北IC付近に出ますが、ここは昨年の台風19号で広域に浸水したところです。
交差点にあるカフェは撤去されていましたが、廃業か?と心配していたら再建されるみたいです。
復路で11時頃通過した時は「地鎮祭」をやっていました。
9月オープンなら、多分コロナの影響もだいぶ収まっている・・・・と信じたいですね。
はす向かいにあるチェーン店のレストランは完全に撤退してしまったようです。
このあと那珂川を下って那珂湊に入り南下して「大洗海岸」に行くのが定番ですが、此処は有名な場所は避けて北上して阿字ヶ浦海岸を目指します。
平日であることも手伝って、観光に訪れる不埒もの(お前もや!)はほとんど見えません。
海岸線沿いの駐車場や公衆トイレはすべて封鎖されていて、止まれないように成っていますので、自分も撮影をして早々に引き払います。
しかし春の暖かい日差しで海を見るのは本当に気持ちが良いですね。
まあ、通行する車もまばらで、此処でも「感染しない、感染させない」はなんとか守って、コンビニにもよらず帰路につきます。
帰路は何時もとはコースを替えて、那珂川の東岸の自転車道(?)お北上します。
これも市街地の交通の激しいところを避けるためのコース変更です。
此処も犬の散歩やジョギングをしている人がパラパラいるだけで、人気が無いのは鬼怒川自転車道と良い勝負で(苦笑)、有名所でない田舎の河川敷はこんなものです。
さて誤算だったのは、何時ものりんりんロートと違って、獲得標高が1000m程度あるコースですので、猛烈にお腹がすいてきて、この河川敷を走っていて、最後の菓子パンまでペロリと平らげてしまいました。
オマケに寝不足だったので、ベンチで座っていたら、20分くらい気を失ってうたた寝してたようです。
この時点で気温計は22℃で、ちょうど気持ちよかった事も有りますが、やはり20℃以上の温度差の中を走り続ける事で、必要以上に体力を消耗したようです。
さてここは補給しなければいけませんが、店舗に入って食事はしたくないし・・・という事で、コースの途中にあるお馴染みの「セイコーマート」の「かつ丼」を食べます。
さて帰路について、再び城里の「古内」という所を通ります。
此処は旧七会村で、有名な茶所でもあります。
茶畑の緑が鮮やかですが、「一番茶」はまだでしょうか?
「夏も近づく八十八夜」という茶摘み歌が有りますが、この地域は有名な宇治や静岡、狭山などの茶所よりははるかに寒いところですので、おそらく田植えが終わってもう少ししたら「茶摘み」で一番茶が楽しめるでしょう。
さてここも物産会館「山桜」が定番の休憩どころで、此処はどうやら通常営業しているようで、こちらで定番の「やぶきた茶ソフト」をいただきます。
店舗はレジのシールドや、食堂の席を表の仮設テントの下にしたり、割りばしや七味唐辛子などは透明なトレーをかぶせて、所々にアルコール消毒液のボトルを置くなど、気を付けて営業しているようでしたが、ここに来るお客さんの方はあまり気にかけているような感じではありませんでした。
自分は食べる時以外はマスクをして、何か触ると手先に携帯ボトルのアルコール(メイリ65というウォッカ)を振りかけて、なるべく人から離れるなど気を使っていましたが・・・・・
この後峠道に差し掛かりますが、雲一つない青空で、本当に新緑が映えます。
たしかこの状態を「山が笑っている」というのだそうですね・・・と昨年も同じ事書きましたね。
自分はこの「笑う」という表現の使う日本人の自然に対する感性がとても好きです。
色々と気に入らないことの多い「日本特有」の感性ですが、この自然に対する感性の細やかさは、大切にして行きたいものですよね。
さてやっと栃木県に入ります。
この後、再補給にと市貝町の「道の駅サシバ」に寄りますが、此処も店舗は避けて自販機で補給を済ませて、あとは真っ直ぐ自宅に帰りました。
距離にして本日は167km程度で、連休中の走行距離はこれで合計537kmと、辛くも自分のノルマはクリアできたようです。
おおよそ一日置きに走りましたが、これでも結構疲労が溜まっていてパフォーマンスが落ちていましたから、これ以上強度を上げると故障するギリギリのところで、もっと距離も強度も上げたいのは、我慢するのが正解で、本来なら「量より質」のトレーニングを心掛けるべきなんでしょうね。
ただ、ある意味走り続ける事で、疲れる事で余計な事を考えない、考えられないようにしていたというのが「本音」の部分で、何せ豊富な知識と経験からくる、無駄に豊かな想像力は(苦笑)、容易に「考えたくもない最悪の事態」を簡単に導き出してしまいます。
そんなこと自分の立場で考えても、何の解決にもならない事が現実であり、「現状最適を考えれば、とにかくペダルを回しているか、飯を食うか風呂に入るか寝るか、撮りためたアニメを見たり、プライムビデオで「アズールレーン」や「鬼滅の刃」なんかをみて、「ユニコーンちゃん可愛い!」とか「ああっ僕も禰豆子ちゃんに蹴られたい(死んでまうわ!)」とか、アホなことを考えて精神の平衡を保っています。
まあ、楽天家の僕さえ(苦笑)この有様なので、多くの人たちは精神状態がかなり不安定で、それが「攻撃衝動」として「感染自警団(警察)」とかの行き過ぎた行動や、感染者への強烈な差別行動に表れていたり、家庭内の暴力、放火、交通事故などにも繫がっているようです。