まあ、毎年恒例の「りんりんロードお花見ライド」なんで2023と付けましたが、以前なら毎週ホイホイ走っていたんですよねぇ(泣)

昨年7月ごろから事実上自転車生活が休業となり、今年から何とかボチボチ走り出しましたが、約半年のギャップと加齢が加わり、100㎞前後を走るのがやっとという感じで、「オーバーセンチュリーライド」はご無沙汰しておりました。


ま、出来ない、しない言い訳ならなんとでも付きますが(苦笑)、亡母の納骨も終わり暖かくなってきたので、ここは男らしく言い訳などせず、ロングライドを実行して玉砕してみることにしました。



4月1日のエイプリルフールの日に出かけましたが、これは何かの嘘か間違いかというほど、この時期にしては気温が高い日が続いていましたね。

とはいえ晴天で放射冷却で肌寒いなか、本当に久しぶりに日の出前の4:30頃自宅を出発してナイトライドから始めました。





とはいえ、お彼岸を過ぎていますから、だいぶ陽が長くなってきました。


しかし、流石に夜明け前はまだ寒く、鬼怒川自転車道を南下していくと、行く先に霊気・・・じゃない冷気が立ち込めてきて川霧が流れ込んできました。





この場所はこの手の状態だと間違いなく川霧が発生して溜まっていきます。









場所によっては雲海のようにも見えて、結構幻想的です。

 

そこに熟柿のような真っ赤な朝日が昇ってきました。






日が昇れば徐々に気温は上がってきますが、まだこの時点では5℃程度です。


此処で何時も筑波山が見えるポイントなんですが、「春霞」で見えません。




本日は久しぶりのロングライドという事で、以前で言えばイベント出場並みの事前準備をしました。

準備は装備では無く、主に体の方の準備で、健康管理、睡眠時間、カーボローディング等をしっかりしておくことが肝心で、耳タコですがライドの成否は8割は事前準備で決まります。


さて無事に何時もの岩瀬駅に到着です。





桜は満開の峠を越えた感じで、散り始めた風花びらが舞っていい感じです。


しかし、鬼怒川を走っていても感じましたが、草や木々の芽吹きが、明らかにこの季節としては早すぎるようです。







そういえば宇都宮の桜の満開時期が、例年より2週間早いと聞きましたが、確かにそんな感じですね。

まあ、20年近くも同じところを飽きもせず(苦笑)、春夏秋冬走っているので判る事も有るという事ですね。


まあ満開という事で、りんりんロードは所々「桜のトンネル」状態です。







筑波さん休憩所に近づいてさてトイレでも・・・あれれ!



なんと、改修工事で取り壊されていました。

水道も空気入れも撤去されてしばらくは使えないようでしたね。

いやいやこれからシーズンだというのにねぇ・・・・・


まあそれは良しとして、それにつけても人出が多いです。











休憩所でのんびりとしてしまった事も有りますが、風向きが変わって東寄りの強い風が吹き出したため、筑波から土浦までは完全に向かい風です。

で、ヘロヘロに成ってしまったので、霞ケ浦まで行かず、コメダで補給です。



最近外食もなく、ほぼ自炊で「ケチケチ生活」を楽しんでいますが(笑)、週に1回のコメダのモーニングが一番の贅沢に成っていますねぇ(苦笑)


帰路は基本筑波までは追い風で順調に走れますが、スタミナとかではなく足に負担が来ているようで、使い切った感じはないのですが、各関節や筋が軋んで悲鳴を上げ始めました。



とはいえ、ここは長年の経験で、ペダリングやポジションを変える事で稼働する筋肉を使い分けられるので、エアーサロンパスなど使わずに、なんとか最後までは走れそうです。


この辺りは桜のトンネルが見事・・・はいいんですが、道を塞いで撮影モードのギャラリーがなんとも邪魔で危ないのは、まあ例年の事です。








ここは綺麗に筑波山が一望できるポイントですが、いつの間にか「撮影ポイント」の看板がかかっていました。





筑波山休憩所に戻ってきましたが、だんだん風が強くなってきました。




ここは慌てずペースを落として桜を楽しみましょう(笑)




まあ、明日の仕事とか、自宅に帰らなくてはという縛りが現在は一切ないわけで、ダメなら不時着して何処かで宿泊してしまうとか、自転車預けて電車で帰るという手もあり、「何がなんでも」という強迫観念なくライドを楽しめる立場なのですから、色々と試してみたいですね。


さて、時間を掛ければあとは「スキル」で走れることは再確認したわけですが、163㎞走って翌日の体の状態は、そんなに悪くなく脚の痛みも「想定内」の場所で、アフターケアで回復しているので、「再始動」の第一歩としては上々の結果だったと思います。