本日は曇りがちながら、気温も高く風も無いので、何時ものコースに出かけました。

来年春までイベントも無く、追い込む必要も無いので、速度や時間を気にせずノンビリ走ることにします。
これが結構気分が良いんですね。
単純に走ることや、バイクの感触、流れる風景を楽しみながら走るこの感じが僕にとっては最高の癒しです。

とはいえ、「冬季トレーニング期間」なので、今冬のテーマの「ケイデンスを上げる」は忘れていません。
何時もだと長距離を走るため、ケイデンスを85回転/分程度に抑えていますが、どうせ疲れたら帰ればいいんだと気楽な気分で、ケイデンスを94~104程度で巡航します。
こうやってケイデンスを上げていくと、漫然と回すのではなく、ペダリングを滑らかに「回す」イメージで意識して走っているので、使っている筋肉や、力を入れるポイントに違いがでているのが判ります。

さて、今日は急ぐ必要が無いので、休憩を入れたり、道端の神社にお参りしたりと、ノンビリ何時もの岩瀬駅に到着しました。
しかし、曇っている上に珍しい「黄砂」まで飛んでいるので、風景が霞んでいます。


ここで、以前、日本を縦断したと仰っていたご主人と再会しました。
来年で70歳との事ですが、相変わらず仙台まで走ったとか、「イヤー歳を取るとどうしても力が出なくなるねぇ」とご謙遜されていましたが、健脚ぶりは健在でした。

帰路は気分を変えて、何時もと違うルートを宛ても無く走りました。
すると、二宮町境という、小高い丘の上の古い集落に「明治天皇云々」の看板と石碑がありました。

どうやら、当時の陸軍の行軍に参加されて、馬でこの場所を通過した時に、御休憩されて馬の手綱をこの場所の木にくくり付けていたようです。
実は、僕が住む町にも同じようなエピソードの場所があり、記念碑が有ります。
まあ、寄り道しなければ、こういうものには気が付かなかったかもしれないですね。

ここからは北上して、鬼怒川自転車道に通じる何時ものルートに戻りますが、鬼怒川に掛かっている古い橋が気になって立ち寄って見ました。


これは、「大泉道大橋」という県道の橋で、古いトラス橋なのですが、車がすれ違えないほど狭く、南側に新しい橋が出来てから通行禁止になっていました。

昭和30年に出来たこの橋も、老朽化のためなのか、保全費用がかさむ為なのか、どうやら完全に撤去してしまうようで、なんだか勿体無いような気がしてしまいました。

ここも脇の道は何時も走っているのですが、AV速度がとか、心拍数がとか追い込んで走っている時は気にも成らなかったのですが、そういうことばかりしていると、結構面白い物を見過ごしているような感じがしますね。

本日の記録です、HRは測定していません。
走行距離    89.7km
最高速度    48.4km/h
AV速度     27.4km/h
最大HR    -
平均HR    -
最大Cad    146
平均Cad    88
消費Kcal    -
ケイデンスはもっと高くしたいです。最もこれでも脚がパンパンになってしまいましたが(笑)。

朝の9時に出かけて、実走行は3時間17分程度ですが、お昼や休憩、寄り道を入れて15時に帰宅です。
冬場は日が短く、気温が上がる間で、100kmを6時間以内で走るこのパターンで走ります。
天候や、年末年始の忙しさでこの週末のトレーニングが出来ない事も多いでしょうが、出来るだけ時間を見つけて走りたいと思います。