今週末は天気がよろしくないようで、出かけるのには天気予報とにらめっことなりますね。
関東地方は今日までは天気が持ちそうなので、また古峰ヶ原方面に走りに行きました。
今週は水曜日も結局走ってしまぃましたし、週末結構忙しかったこともあって、朝起きてどうしても体が重くて気が進まなかったんですが、のんびり走れば大丈夫だろうと、時間を遅らせて自宅を出ました。

走り出すと思ったほど脚は重くないのですが、上り始めると途中でダレてくるのが早く、やはり疲労が溜まっているようです。
先週は実験的に週末に食事量を増やしてスタミナをつける作戦で挑んで調子が良かったのですが、今週は軽いダイエットモードで過ごしていたので、やはりスタミナがかなり落ちているようでした。

なんとか大鳥居までは先週のペースで辿り着きましたが、もうバテバテになってしまいました。
空もどんよりしています。


ここから古峰神社までは、最初は良いペースだったのですが、直ぐにバテてしまい結局変わらないタイムでしか登れませんでした。
とりあえず神社にお参りしていると、あれなんだか参拝者が多いようです。
そういえば「七五三」が近いので、それで子供連れが多かったんですね。

茶屋で休憩して、先週と同じルートで小来川まで行きますが、交差点で「日光」の文字が見えたのでそちら向かいます。
たしかもうあまり登らないと思っていたのですが、それが大間違いで、黒川沿いに次第に勾配がいつくなってき、結局峠をもう一つ越える羽目になりました。
これで脚とスタミナは完全に終了で、日光まで行く気力はなく、進路を変更して帰路に今市市街地を経由して帰路に付きます。

ここで、JR今市駅近くに、「行列のできる」焼うどんの店が有ったのを思い出し、そこでお昼をとることにします。
場所は今市駅より線路沿いに日光方面に行ったところにある「びしゃもん」というカフェです。


到着は11:45くらいでしたが、既に駐車場はいっぱいで、入り口に行列が出来ていました。

基本的には、パスタやドリア、スィーツのある洋風カフェなんですが、皆ここの「焼うどん」が目当てでランチを食べにくるようでした。
看板にも焼うどんを謳っていますし。

これがその焼うどんです。

普通のうどんではなく、よく「ほうとううどん」などに使われる分厚い平打ち麺が使われていて、野菜と牛ひき肉(合挽き肉?)をバターで炒めたという焼うどんです。

味は基本塩味で淡泊ですが、この麺がモッチリと食べごたえが有り、バター風味が効いていてかなりボリュームのある焼うどんで、調子に乗って大盛りのミニカレー付セットに、ケーキまで付けてしまったので、美味しくて大満足でしたが、どっしりとお腹に来てしまいました(苦笑)。

後は淡々と自宅に向かって帰るだけですが、疲れたこともあって眠くなってしまいました。
と、前方の稲刈りの終わった田んぼで、何やら長いブーメランのようなものを空に投げている人がいました。
しかしそれはなんと「ラジコングライダー」で、空高くまで上がると、プロポで操縦されて自由自在に大空を舞い、滑空してきて最後は操縦者が「ハンドキャッチ」していました。
これは「ハンドランチ」という種類のグライダーで、気流の具合ではなんと雲の上まで上昇してしまうのだそうです。

機体は主にカーボンで構成されていて、驚いたことに薄い主翼にサーボが組み込まれていて、しかもラダーとエルロンがコンピューターで連動制御されていて、サーボのスティック操作で最適な旋回が出来るようになっているのだそうです。
機体に搭載されているサーボの動力源は、どうやら「リチウムポリマー電池」が使われているようで、この電池は紙のように薄く変形も自在で、電気密度も高いので「マイクロライトフライヤー」の動力源や、なんと折り紙飛行機のエンジンまで発売されていて、この世界にも「技術革新」をもたらしているようでした。

しかし技術は進めど、人間の心は荒みきっているようで、そのハンドランチを嗜む御仁のお話では、河川敷で楽しんでいたところ、心無いマナー無視のエンジンラジコン飛行機のマニアが、地元住民とトラブルを起こして、鬼怒川河川敷にある「道場宿」という所の運動公園付近が、ラジコン飛行機禁止にされてしまったと嘆かれておいででした。

自転車も同じような話がありますが、これも世相なのかと思うと情けない物が有りますね。
固い話、人間は本当に「良い方向に」進化していると言えるのか疑問になってしまいますね。