何せ子供の頃より筋金入りの「デブ」でした(現在進行中ですけど)から、デブの気持ちは誰よりもわかるつもりではあります(苦笑)。
肥満に至る要因は色々ありますが、やはり子供であれば家庭、特に両親に問題がある場合が多いですし、成人してからのウェイトコントロールの失敗は、やはりその人の考え方や精神状態などに何らかの問題を抱えている場合が多いのは間違いないと思います。
だから「ダイエットサプリ」や、「〇〇減量法」などで「お気楽」に一時的に減量したとしても、根本的な「精神的な問題」を解決(もしくは軽減)されなければ、リバウンドしてしまうのは仕方が無い事だと思います。

て大げさな話ではなく、最近チョット思った事なんですけど・・・・・・。
じつは、自分の職場は、休憩所が「屋外」にあって、休憩するときは決められた場所でお茶などをするのですが、どうもここで休憩する人の「分煙」はまったく「埒外」、というか、基本的に喫煙者が分煙の結果屋外の休憩所に追い出されてしまった結果、我々のような下働き(なんて自虐的な表現でしょうね)の業者などは、問答無用で喫煙者の中で休憩を余儀なくされてしまっています。
あっ、この事に文句を言いたくて(言いたいですけどね!)この話を書いているのではなく(笑)、じつは、ここで喫煙している人たちの「メタボ」率が結構高いんじゃないのかな?という事に気が付いたんです。

で、その人たちの話を聞いていると、なんだかダイエットや自転車トレーニングを始める前の自分が常日頃言っていたようなセリフが聞こえてくるんですよねー(笑)。
曰く「お腹のデッパリが気になってきた」「運動しようと思うんだけど出来ない」「帰宅してからの晩酌が止められない」、「別にメタボでいけないという法律は無いんだし」etc・・・・・、と自分がメタボであることを「擁護」する諦めとも慰めともとれる見苦し言い訳が耳に刺さってくるんです。
まさに自分がそうであったからこそ耳に痛い話ではあるんですが、一応克服しつつあると思っている自分は、なんとなく彼ら彼女たちに対して「仕方が無いなぁ」と上目線で見てしまっていたりします(笑)。

この世の喫煙者の方々全員がそうではないでしょうが、やはり健康への害が認識されている、また公共スペースなどでは周囲に迷惑がかかる行為である「喫煙」という行為を、強い意志で継続しているのではなく、薄弱な意思で止められないような方々の場合、自分の健康に関しても、「辛くとも実行しなければいけない事」に関して、継続する「勇気」が持てないのかな?などと思ってしまいました。

まあ、世の中はすべてが「パターン」で説明できるほど簡単ではなく、峠の頂上で、筋骨逞しいアスリート体型のサイクリスタが美味そうに煙草をふかしている、などという光景を見るのも珍しくは無いので、一概には言えませんが、多くの喫煙者が自分の健康管理に無頓着であるという「因果関係」は成立してしまうのでは?と思っています。

「この野郎、大きなお世話だ!」とお怒りを頂いても仕方が無いとは思いますが、肥満の苦しみや弊害を知っていて、散々悩まされていた自分だからこそ、その苦しみが取り除のぞかれつつある「希望の光」のありがたさも身に染みていますので、是非多くの同胞の方々に、ホンの少しの勇気を振り絞り「まずは最初の一歩」を踏み出してほしいと、切に願わずにはいられません!。