なんと言いいますか、夏という奴はせっかちな奴のようで、やっと半袖ジャージで汗をかきながら思いっきり走れるなと喜んでいたのがついこの間だと思っていたら、いつの間にか空は高いは、イナゴは乱舞しているは、稲穂は頭を垂れまくっているは、風は爽やかな涼しさを含んでいるはと、すっかり季節は秋に向かっているようです。
個人的にはこの時期は子供の頃毎年「夏休みの宿題」のラストスパートで苦しんでいた時期で(苦笑)、「24時間TV」を見ながら眠い目を擦ってドリルだの読書感想文だのを「でっち上げていた」苦い記憶が思い出されますねぇ(泣)。

さて8月は走るぞと意気込んだ仕上げを8月最後の週末で仕上げたかったのですが、天候が不安定でイマイチ意気込んでロングライドに出かける感じではありませんでした。
23日の夕方は曇っているのに夕方だけ不気味な夕焼けが見えました

これじゃ次の日は天気が荒れるなと思っていたら案の定朝からにわか雨が降っていてこれでロードでのお出かけは無しになります。

また、夏休みに遊びまくっていたツケが、まさか成人になっても回ってくるとは思いませんでしたが、草刈をしなければいけないハメに成ってしまいました。
自分の家ではなく近隣に有る親戚の所有地なのですが、今年の暑さのせいなのか一度業者に依頼して草刈をしたのですが、それだけではとても間に合わなくなり、道路に草がはみ出して車線をふさいでしまいました。

流石に自分も普段使っている生活道路ですから知らん振りとは行きません。

正直草刈なんていう作業を本格的にやるのは、もしかすると10年単位で久しぶりかもしれませんが、柄の長い釜や熊手、竹箒を抱えて作業に取りかかることになりました。
最初は流石に要領が悪く、力任せに草を引きちぎるように鎌を振り回していたので、たちまち息が上がってしまいました。
恐らくHRセンサーをつけていたら160は越えていたかもしれません。
いや正直これなら坂を上っていたほうがまだマシだと思ってしまいました(笑)。

しばらくしているとコツが呑み込めて、力を入れなくとも効率よく草をかれるようになっていましたが、手間がかかってしまう理由がこれです。

ただ草が生えているのではなく、茎のしっかりしている「蔦」のような蔓草が縦横無尽に敷地に這っているので、これを切るのに本当に苦労しました。

何とか道路を覆っている草を刈り込んで車線を確保するだけでヘロヘロに成ってしまいました。

もう一つの敷地も含めて30mほどこの作業をしたでしょうか、腕と腰がガタガタに成ってしまいました。

本当は久しぶりに温泉でも行こうかなとも思いましたが、午後になって天候が回復したので、MTBのGT、Ver3で(以後GTⅢと書きます)、田舎道をポタリングする事にしました。
コースは北周りの田園の田舎道中心の50kmコースで、自転車に乗り始めた頃、クロスバイクで良く走っていたコースです。
秋雨前線が南下して、晴れ間が広がっていますが、この空の高さと風の涼しさは完全に秋の雰囲気です。


稲もすっかり穂が垂れてきて、稲刈りまで後2週間程度というところのようです。

僕が見た範囲では今年もお米の出来は比較的良さそうで安心しました。

さて取りたてて目的地はありませんでしたが、「羽黒山」という山の麓に有る「こいしや食品」という、豆腐製品の食品工場で、店頭販売のお店が出来ていたのを思い出してそこに向かう事にします。


ここでは出来立て豆腐や、豆腐の入ったドーナッツやメンチなどの揚げ物、ソフトクリームや安逸などが食べられるようで、僕は「豆腐ソフトクリーム」を頼みました。

うん、確かにしっかりと豆腐の味わいが楽しめるソフトクリームで、個人的には気に入りましたが、豆乳が嫌いな人はやめておいた方が良いでしょう。

販売所のとなりに冷房の効いた休憩所があって、テイクアウトした商品をそこで食べる事が出来素から、コレはサイクリスタにとってはありがたいポイントだと思いました。
と、壁を見ると、地元のテレビ栃木のやっている自転車番組のポスターが貼ってありました。

宇都宮ブリッツェンの廣瀬さんが出演していて、栃木のサイクリングコースを、観光ポイント紹介している番組ですが、まあ、なんと言うか、東京キー局やNHKで、ゴールデンタイムなどでは絶対放送しない(出来ない)内容のユニークな番組ではあります(笑)。

どうやらここも収録で訪れているようで、放送日が宣伝してありました。

何だか出かける先でこの番組の手が伸びているようで、完全に先を越されていますね(笑)。

最近の天気は先が読めないのでなんともいえませんが、秋に入れば天気も安定してくるはずで、今日のように気持ちよく田舎道を楽しめる日も多いでしょうから、機会を見つけては色々な場所にツーリングに出かけたいと思います。