毎度の事ながらありがたいことに僕は大型連休をいただいています。
結構長い期間お休みなのですから、毎日走ればさぞ距離を稼げると、大型連休のたびに目論むのですが、人間とは弱い生き物で(苦笑)、なかなかうまくいきません。
先月出場した「宇都宮サイクルピクニック」以後、ダメ人間を絵に描いたような怠惰な日常を送ってきましたから、いい加減なんとか社会復帰せねばと、本日は「マドンC」を繰り出して筑波に出かけました。

さてマドンCですが、先日記事に書いた通り、ステムを20mm長いものにしました。

これは昨年マドンAで試したことと同じで、マドンAでの失敗も考慮してサドル位置なども十分検討して変更してありますから、いきなり乗って「やっちまった!」とはならないとは思います。

あと今回は例の膝をかばいながらのライドなので、以前から検討してあったテーピングを試します。

テーピングは奥が深く、正確には医療知識を元に正しい処置を施さないと効果が無いのですが、誰でも簡単に貼れるものを探してこれにしました。

実際貼ってみるとこんな感じになります。
お見苦しい画像なのはなにとぞご容赦を(苦笑)。

膝の両脇の筋をカバーするような形でサポートしてくれる感じです。
伸縮性が高く、思ったほど違和感が無いのにもかかわらず、結構しっかりサポートしてくれています。

6:30頃自宅を出て、いつものコースを南下します。
鬼怒川自転車道に出ると、かなり霧が濃く出ています。

一応今日は天候は夕方までは大丈夫なはずです。
しかし、一時山ばかり行っていてこのブログのタイトルの「鬼怒川自転車道」は結構ご無沙汰していた時期がありましたが、幸か不幸か体重は戻り(苦笑)、膝も故障して、ちょうどロードを始めたばかりに戻ってしまったような感じで、最近はここばかり走っていますね。

ライドそのものは負荷をかけずくるくる回すだけでのんびり走っていますが、しかし久しぶりのマドンCは、的確な表現が見つからないのですがパナチタンと比べて、これで同じロードなのか?というほど印象が違います。

転がっている硬質な印象はほとんどホイールのキシリウムSLRとタイヤのイクシオンのものとして、回せば回すほど何処までも天井知らずに速度が上がっていく感じは凄いですね。
バイクのフッティング自体、2年以上かけて煮詰めてきたバイクですからピッタリ合うのは当然として、今の自分のパフォーマンスではとても限界まで責めることは出来ないような感じです。
また。これだけ高性能なバイクであるのにもかかわらず、走行フィーリングにあまり神経質なところが無く(速度領域が低いということが前提ですが)、微塵も「硬さ」を感じさせないのは、この年式のマドン6シリーズの美点だと思います。

やはりこのバイクは、常に攻める気持ちで乗り込んでいるライダーにとっては「究極兵器」たり得ますが、のんびり走ろうなどと考えていると、バイクの性能に頼ってしまい、かえって人間のぱパフォーマンスが落ちてしまうように思います。
うーん、パナチタンに乗り換えたときの落差が怖いですねー(泣)。

さて、走っていて県境を越えた頃には青空が出てきて、「りんりんロード」を走り出す頃はすっかり「五月晴れ」になっていました。

「五月晴れ」、なんて素敵な言葉でしょう!
この単語を書けるのも幸せですが、本当にこういう気候の中を走るのは最高に気持ちいいです。
「うゎー!、キモチイイッ!」と久しぶりに走りながら何度も何度も叫んでしまいました!。

筑波山もいつもとは違う角度で撮影です。


りんりんロードは北条まで行って折り返し帰路についてまた撮影です。

山は見る角度によって、季節や天候によってその表情を変えるところがとても大好きです。
うん、今はやはり登るより見ていたほうがいいかな(笑)。

一応当初の予報では夕方に雨のマークがありましたので、15:00までに戻ろうと、おおむねAV25km/h程度の、のんびりしたライドでご帰還です。
今日は暑かったので、最後の御褒美の「ガリガリ君」も美味しいです。


とりあえず疲れや足の消耗は最低限に抑えたつもりですので、明日も何処かをうろついてきます。
どうか明日も「五月晴れ」でありますように!。