実のところ、今月の当ブログの掲載記事数は、開設以来記録的に少ない月度になってしまいました。
だいたいのところ自転車の活動実態とブログの記事の掲載数はほぼ比例していますから、乗るにしても、整備するにしても、自転車そのものの話題が少なかったとも言えます。

まあ、最大の原因は、8月に入ってからの天候不順で、それまでが記録的な暑さだったから「暑い夏」という認識になりますが、この天候不順は実は「冷夏」の天候パターンだったりします。
太平洋高気圧の勢力が弱い、もしくは大陸側の高気圧が強かったりすると、高気圧の淵に当たる東北地方や関東地方では東寄りの冷たく湿った空気が流れて、どんよりと曇って気温が低下します。
東北地方では「やませ」とか言われる風で、昔から凶作⇒飢饉という流れの元になっているものです。

ちなみに、今年は東太平洋の海水温が高い「エルニーニョ」現象が、なんと今世紀最大規模で発生しているそうで、エルニーニョが発生した場合、日本は「冷夏暖冬」傾向になるのですが、一筋縄ではいかないのが、温暖化の影響で、北極圏が暖かく寒気が低緯度にリング上に広がり偏西風に蛇行現象を起こさせている影響で、日本付近は偏西風が大きく逸れていて、常に大陸の冷たく乾いた空気が入りやすくなっているおかげで、不安定な天候になりやすいのだそうです。

なんだか「気象解説」ばかりでツマラナイ内容になっていますが、これらの情報は海外ニュースなどの情報を丹念に拾っていると、かなり早い段階で「NOAA(アメリカ海洋大気庁)」の発表などで知ることができます。
ちなみに・・・また悪口ですが(苦笑)、気象庁など現象が起きてから「実はこの気象現象は・・・・・」等とさも自分が見つけたように偉そうにマスコミに解説しておりますが、今回の天候不順も、早い時期からアナウンスできたものを、何をやっているんでしょうかね。

といつものように悪天候の腹いせをしていても、乗らなければ体は鈍る一方でらちがあきません。
幸いというか、膝の治療もあって無理はできないので、がむしゃらに乗るわけにも行きませんが、9月6日には「笠間センチュリーライド」もありますし、ある程度は体をほぐしておきたいというのが本音です。
という事でできることはただ一つ!

最近しばらくご無沙汰していたローラーで漕ぐしかありません。

基本的に悪天候が続いた時の対策用として導入した三本ローラーですから、本来の目的の使い方と言えますが、基本的に実走した方が好きなので、けして楽しいものではありませんが仕方がありません。
負荷を軽くして足に負担が掛からないようにして汗を流す程度ですが、全く何もやらないのとは随分違いますので、タブレットで「はじめの一歩 Rising」のDVDを流して気分を盛り上げて、しばらくはコイツと付き合うことになりますです。