先月中頃から悪い天気が続いて、止めは水害という散々の夏だった栃木県ですが、世間様では「シルバーウィーク」ですが、久しぶりに良い天候に恵まれそうです。
とはいえ、僕の場合あまり関係もなくどころか、夜勤の上に休日出勤も加わっておりますので、かえってこの好天が恨めしいです。
という事で、一日だけ時間が取れそうな昨日、何時ものつくば方面に出かけました。

一昨日も代休でしたが、昼間は「就寝時間」ですし(笑)、夜はとある資格習得の勉強とレポート作成で夜中まで机にかじりついていて、3時間だけ仮眠を取ってから4:00に起床し、それから準備をして、5:45に自宅を出発します。
コースは鉄板の鬼怒川自転車道からりんりんロードで筑波までのコースですが、以外に久しぶりなのかもしれません。

鬼怒川自転車道は、大雨の後始めてきます。

流石に河川敷の様相は一変していて、その凄まじさが実感できます。

TVの報道でもよく国土交通省のライブカメラの映像が流されていた、宇都宮市の国道123号線が交差する「石井鬼怒橋」の付近では、濁流で被害を受けた護岸を修繕しています。

削られた部分に、多分応急処置で「テトラポット」を設置しているようです。

濁流はかなりの高さまで上がっていたようです。

自転車道で橋の下をくぐって元の護岸の上に上がる部分ですが、横にある花壇の花がなぎ倒されていて、ここまで水の流れがあったことがわかります。
他の部分も、護岸の高さの概ね1/3の高さまでは水が上がってきたことが分かるのですが、散歩していた近所の方々に聞いたところ、この護岸が整備されてから、ここまで水が上がってきた記憶はなかったとの事です。
鬼怒川に関しては、子供の頃から「上流のダムと河川改修された護岸があれば、水が溢れることは絶対ない」と聞かされていましたし、これが溢れたり決壊したりすることは無いとほとんどの人が思って暮らしていたはずですが、今後これ以上の規模の水害がないという保証はないわけで、「鬼が怒れるが如し激しい河川」の名を呈するこの河川との付き合い方は、認識を改める必要があると思います。

さて肝心の天候ですが、雨こそ降らないもののまだ雲が多いスッキリとしない天気です。
それでも2時間ほどで何時もの岩瀬駅の休憩所に到着です。

途中でノンビリ休憩を取りながらでしたが、何時ものタイムで走れるようになったようで、なんとか調子が上向きつつあるのかもしれません。
しかし、桜の木も葉が落ち始めて、風景はすっかり秋ですね。

リンリンロードも風景は「秋モード」に突入です。
一面に彼岸花の「曼珠沙華」の花が咲いています。


その先に行くと一面に蕎麦畑があり、蕎麦の花が咲いています。

この季節は山間部に入るとそばの花の匂いが一面に漂っていたりして、臭覚の上でも秋を実感できます。

ゆっくり走って9:10に筑波山登山道に到着ですが、雲で筑波山はお隠れです。


いつもはコンビニで補給食を買って持ち込むのですが今日は自前の補給食です。
これは井村屋の「スポーツようかん」というものです。

普通の羊羹に比べてやや汐見が強く、ネットリとしたものですが味はしっかり羊羹で、和のテイストが飽きのこない味わいではあります。
またこの画像のとおり、片手でOKで、ギュッと指でつぶつとパッケージを切らなくとも「ニュッ!」とばかり中身が出てきますから、ジャージのポケットに入れておいて、走行中でも食べることができます。

帰路は風もなく快適で、なんだか久しぶりに「走っていて気持ちが良い」という感覚を味わえました。
なにせこのところ心身ともに不調で天候も悪いともなれば、「楽しむ」という感じではなかったというところで、これでテンションが下がって、ましてこの時期は自転車以外のイベントも盛りだくさんの「レジャーの秋」ですので、勢い自転車に乗らなくなってしまいがちなのですが、これでなんとかモチベーションを維持できそうですね。

さて中間地点の真壁をこえて、岩瀬に向かって走っている時に、前を走っていた若いお兄さんの乗るクロスバイクの様子がへんで、そのうち止まって前輪を気にしだしました。
「ははーん、これはパンクかな?」と声をかけたら、「なんか空気が抜けているようで」とのことで、見たら完全にパンクでした。
そのお兄さんはこの自転車を「先週スポーツDEPOで買ったばかりなんです」とのことで、ノーヘルでTシャツに短パンという、いかにも「初めて自転車で出かけました」という感じでした。
当然というのか、ポンプはおろか修理道具ももってなく、途方にくれていたところ僕が声をかけたようでした。
まあ、誰にでも初めてはあるわけで(笑)、僕も始めたばかりは「五十歩百歩」でしたから仕方がないのですが、今は一応日本サイクリング協会の「サイクリングリーダー」の資格を頂いている立場ですので(笑)、その場で「始めてのパンク修理」のレクチャーをさせていただきました。

まあいろいろな苦難も伴う事が当たり前のサイクリングではありますが、苦しい事がきっかけで結局続かないという話を聞くことも少なくないので、楽しい自転車生活のためにほんのささやかなお手伝いが出来れば、幸いだったとは思います。
しかし、サイクリングを始めるにあたって、自転車の購入で「通販」は論外で、量販店でも「売るだけ」というところから自転車生活を始めると、本来知っていなけれないけない知識を知らず、装備を持たずに路上にでなければいけないわけで、そういった「初めてのサイクリング」をスムーズに体験できるようなフォローを、考えてあげるというのも今後の普及のためには必要なことだと思いました。

と、このあたりでようやく雲も取れて、目前に青空が広がってきました。

これですよコレ!、この青空を見たかったんですよね!
青空というものがこんなに綺麗で、こんなに気持ちが良いものだということを久しぶりに実感しました。

ランチは気分も良いので久しぶりにトンカツでもと思って、益子のいつものお店に行くと残念ながら「臨時休業」で、進路変更で、行ったことのないお店という事で、益子町役場の横の道を山の上に登っていったところの、なんと森林の砂利道を進んだところの山奥にある、「森のレストラン(益子の茶屋3号店)」というところに行きました。
洒落たロッジ風のお店で、結構繁盛しているようです。

パスタやピザがメインのお店ですが、お腹がすいていたのでこれになりました。

前菜のバイキングが付いて1980円というのはけして安くはない値段設定ですが、十分値段に見合う上品なお味の料理でした。

まあ、ここ益子は首都圏の陶芸目的の観光客が多いので、そういったお客さんお目当ての洒落たお店も多いです。
自転車できているグループもありましたが、明らかに来ているジャージの柄や、ヨーロッパ製の高級バイクなどから、我々のようにコンビニ飯や、蕎麦やラーメンで安く済まして・・・・という感じではなかったですね(笑)。

結局140kmをAV25.1kmで、休憩を多く挟んで15:00には自宅に帰ってくることができました。
後半は寝不足が祟って、眠くて気が遠くなるという有様でしたが(苦笑)、楽しいツーリングでした。