何だか毎回同じような出だしですが、今年は記録的な暖冬なのだそうです。
確かにこのころ一番寒い時期ですから、栃木県宇都宮市は、-5℃以下に最低気温が落ちる事も決して珍しくはありません。
そういう意味では、-1℃程度の最低気温なら、「たかが4℃の違い」とは言えないくらい、体に加わるダメージが違いますから、朝早くから自転車で出かけるのには有りがたい事です。
まあ、そもそも真冬の夜明け前から自転車で出かけること自体、普通の人から見れば正気の沙汰とは思えないでしょうけど(苦笑)。

今日も夜明け前から起きてゴソゴソと準備をしておりますが、好きな事をするとはいえ真冬に早朝に起きるのは決して楽な事ではありません。
何とか準備して、夜が明ける薄暗い6:30頃に自宅を出ます。
今日のように雲一つない天気なら日が昇れば見る見る気温は上がってきますから、1時間程度の氷点下ライドに耐えうる装備に限定すればよく、インナーシャツ一枚の差とはいえ、ロングライドを走る上にはその負担の差はバカにはなりません。

走り出すと、追い風もありますが年始休みにの最後に感触が良くなっていた走りが続いています。
まあ、あくまで平地をギアを軽くしてクルクル回して巡航している場合ですが、走っていて気持ちが良いです。
こういう走り方にパナチタンはもってこいで、しばらくお世話になりそうです。

とはいえ年末から通常の一か月分の距離を走っていますので、だいぶくたびれたようで、帰宅してからメカの調整とドライブトレーンと清掃を行いました。

気温が低い日には色々な景色が見えるのですが、筑波山脈沿いでは、地表付近の気温より、上空の気温の方が高くなる「逆転層」が出来て、煙が横にたなびいて流れていくのをが見えます。

聞いた話だと、麓付近より100m位上がったところの方が最低気温が高いそうで、「みかん」の栽培なども行われているそうです。

筑波山もこの時期は本当に綺麗に見えますね。

この後何時もの通り11:30頃益子に到着して、ランチを頂いて帰宅しました。
今日は細かいログを取りませんでしたが、昼食をとる100km辺りまでは結構順調に走れたと思います。

さていよいよ春先のイベントの申し込みが始まっていますが、まず2月6日に、地元の「AJ宇都宮」主催のブルベで、県内を回るBRM206栃木路200kmに参加します。
峠と呼ばれるほどの山道は有りませんが、結構アップダウンは織り込まれていて、しかも朝の寒い時間に宇都宮から北西部を通って那須高原まで行く区間があり、寒さとの戦いになりそうなブルベです。
昨年はルートは違うのですが雨で、最高気温は5℃に達せず「みぞれ」も混じる最悪のコンディションのブルベでしたが今年はどうなるでしょう。

あとこれは僕にとって毎年恒例のイベントの一つで、3月13日に開催される「びわ湖一周ロングライド2016」にもエントリーしました。
このイベントは平地主体のロングライドで、僕が平地の高速走行を楽しめる数少ない貴重なイベントの一つですので、挑むというより楽しんでくる感じになりますが、この時期の滋賀県北部はかなり寒く、やはり雨でも降ろうなら「修行」は確実という油断できないイベントでもあります。

本当なら4月に毎年「ツールド草津」が有るのですが、火山の影響で今年も中止のようで、残念ではありますが、何らかのイベントを見つけて参加していきたいと思います。