春よ早く来いと思うのは誰しも同じはずですが、やはり我々サイクリスタにとっては「一日千秋の思い」で待ち焦がれているサイクルシーズンでもあります。
で、イベントも花が咲き誇るように盛況になるのですが、僕の場合毎年群馬県草津市で行われるヒルクライムイベントの「ツールド草津」が春の先駆けとなるイベントとして、毎年心待ちにしていました。

しかし昨年はコースの頂上にある「草津白根山」の火山活動が活発になり、噴火まではいかなかったものの、火山性ガスの流出は収まらず、頂上付近でのゴール地点の設営が不可能ということで、残念ながら中止ということになってしまいました。

このままだと今年も中止かなと、個人的には予定から除外していたのですが、頂上付近まで登って、「留まる事なく折り返すことは可能」ということになったようで、記録を競うヒルクライムではなく、除雪して開通したばかりの「志賀草津道路」の雪の絶壁が織り成す「雪の回廊」と見下ろす草津高原の絶景を楽しむ「ファンライド」として今年は4月17日に開催されることになりました。


アナウンスされているコースはこうなります


まあ、「ヒルクライム」イベントとして、年間シーズンの「口開け」として多くのクライマーが訪れていたイベントですので、ヒルクライム形式ではないというこだと「なーんだつまらないなぁ」と思われる方も多いでしょう。
正直僕もそういう部分も20%くらいはありますが(笑)、なにせ体重3桁のどすこいライダーの場合、ヒルクライムは最初から「競技にならない」立場でして(苦笑)、「参加して楽しむことに意義がある」方でしたので、実は残りの(?)80%位は、「草津観光」を楽しむために参加していたというのが本音で、であればファンライドは大歓迎ということで、エントリーをさせていただきました。

実は同日に開催されるブルベ「BRM417宇都宮200km那珂湊」に参加すべく用意していたのですが、申し込み日を勘違いして気がついたときには「受付終了」となっていたので、気持ちを切り替えて草津を楽しむことにしたという次第です。
恐らく前日宿泊で、競技ではないとなると「狂気の晩餐」となり、大量のアルコールが不覚にも喉を通過してしまう可能性が大きく(苦笑)、オーバーカロリーは必至でウェイト増加が心配なのですが、まあたまには(たまには?)そんな楽しみもいいでしょうということで、思いっきり楽しんでいきたいと思います。