5月5日は「端午の節句」でというより、子供の日としての単なる祝日の一つとして、レジャーを楽しむ家族の方がこの世の中は大多数に成っているのでしょう。
と、子供の日とは何の縁も無い自分にとっては、何処に出かけても「人。車、人、車」だらけで、毎年ウンザリしていますので、こういう時は人里離れた山奥に行くに限ります。
で、何時もの「古峰ヶ原」詣でに出かけました。

しかし、今日は今日は天気が良いとはいえ、本当に山の緑が綺麗です。


気持ちはよかったのですが、久しぶりに古峰ヶ原に行く道すがら、昨年の豪雨でがけ崩れに成った場所に差し掛かりましたが、迂回道路は出来ましたが、被害区域はまったく手が付いていませんでした。

8か月も経っていて、被災現場のこれが現実です。
予算が付かないのか、根本的な治山の方針が定まらないのかは知りませんが、近隣の住民の方は堪ったものでは無いでしょう。
マスコミは「災害報道」という美名のもとで、派手な出来事だけ食いついて、勝手に食い散らかして旨味が無くなると、また別の餌に飛びついて食い物にしているようですが、こういう各地の経過などを丹念に取材して、現実を報道するべきではないでしょうか。

さて、久しぶりの「大鳥居」です

ここからは何時ものようにノロノロのと登るだけですが、久しぶりだったのか疲れが溜まっていたからなのか体が重かったようです。

まあ、景色を堪能するのが目的ですから、周囲をキョロキョロしながら、撮影しながらのノンビリライドです。
何時も一番苦しい「634m看板」のところです。

ここで撮影をする振りをして、実は息を整えているだけだったりします。

と、後ろから懐かしいDOHCエンジンの音が響いてきて、今は無き「いすゞ117クーペ―」の一団が縫て行きました。
神社前の駐車場に止まっていたので、オーナーの方々に声をかけて写真を撮らせていただきました。

うーん、やっぱりこのフォルムは良いですねぇ。
このグループは「栃木県117オーナーズクラブ」の方々だそうで、色々とお話をさせていただきましたが、やはり今の国産車には欠片の魅力もないとの事でした。
欧米では今でも古い車のパーツが比較的入手しやすく、古い車を大切にする文化が進んでいるのですが、日本はどうも根づかなかったようです。

この後久しぶりに「古峰神社」に詣でました。

余りにご無沙汰していたので、色々と罰が当たっているのかもしれませんね(苦笑)

何時もだとこのまま帰宅しますが、もっと新緑の山々を眺めていたくて、本日は粟野方面に遠回りします。

神社より更に標高差220mほど登る感じに成りますが、山奥の林道で、ほとんど車も通らないルートで、のんびりと山奥の景色を楽しみます。

下って行って里山に出て、小さな道の駅があるのですが、この季節は鯉のぼりが綺麗です。


お昼はこの県道246号沿いにあるお蕎麦の人気店の「ふる里」で特盛蕎麦と日替わり天婦羅です。

今日は特別混んでいたようで、地元のお客さんが中心でごったがいてました。

本日はとりあえず観光気分で山に入りましたから、十分楽しめましたが、不摂生が祟ったのか疲れが溜まっていたか、せっかくのレーシングゼロの効果は「?」でした。
まあ、やはり機材がどうのこうのというより、人間の問題なのですね(苦笑)