明日は茨城県桜川市で開催される「ツールド桜川」が開催され、そちらに出場することに成っていますので、本日は家の雑用やその準備でほとんど一日潰れました。
とはいえ、一年でも一番快適な時期と成れば色々なイベントが目白押しで、宇都宮市の岡本という所にある「三和テッキ」という、鉄道や送電線、発電所のの架線関連器具を作っているメーカーの宇都宮工場で毎年行われる「三和テッキ鉄道広場交流会」という催し物に、MTBのGTでノンビリ出かけてきました。

自宅からは7~8km位の場所ですので、装備を整えてロードで行くのも面倒ですし、軽装でヘルメットとグローブつけて、スニーカーで気楽に出かけられるGTの方がフットワークが軽い場合があります。
途中からJR東北本線岡本駅から、廃線に成った引き込み線跡の遊歩道を伝って現地に向かいます。


現地に行くと、係員の方が駐車場に誘導してくれます。
まあ、あくまで地元との交流会という名目で、一般には大々的にアナウンスはしていないようで、こじんまりとした催し物です。
工場内に「鉄道広場」というスペースがあり、建物の中の都電荒川線で使用していた古い電車と、SLのD51型が静態保存されていました。

綺麗にレストアされていて、塗装も綺麗に塗りなおされて、丁寧に保存されていることが解ります。
なんでも此処に工場が完成した記念に譲り受けたとかですが、単に収益とか広報とかでない、鉄道文化や車両に対する「情熱」が企業や社員に無ければなかなか難しいところで、非常に好感を持ちました。

よくある「ミニSL」のようですが、ちゃんと石炭を炊いて、上記で動く仕組みは本物とまったく同じです。


周囲には石炭の燃焼する懐かしいにおいが充満しますが、恐らく平成生まれの方には単なる「悪臭」でしかなのかもしれませんね。

2時間ほどの「御近所ミニポタリング」でしたが、丹念に見て周ると、地元でも意外な発見があるものですね。