昨日24日は、仲間と中禅寺湖へのツーリングに出かけました。
実は個人的には過去何度も行っているルートで、極端に厳しいミッションだという認識はなかったのですが、まったくヘロヘロでダメダメな山登りに成ってしまいました。
結果的には122kmをAV22.6km/h、獲得標高1870mで消費カロリーは5271kcal、最大HR176、AVHR139というデータでした。

昨日は比較的天候は穏やかで、久しぶりに朝から陽の光を感じました。


6:30に親友のH戸君、M島君と僕の自宅からまずは日光市の大谷川公園に9:00到着を目標に発進します。
ルートは農道や裏道を繋いで出来るだけ街道に出ないで、また「宇都宮サイクルピクニック」などで使われる郊外のコースなどを繋いで日光を目指します。
これだと交通量は少なく、宇都宮の里山沿いの「田舎道」を楽しみながら走れるのですが、道案内&ペースメーカーの僕は時間とペーストの闘いで(苦笑)、見知った道ですので区間タイム等を見ながらペースを計算して走っているので、結構忙しく、あまり風景を楽しむ暇はありません(苦)。

しかも今回久しぶりにこのコースを走ったからというわけではなかったでしょうが、HRが150以下に落ちることが無く、勾配が続くと容易にレットゾーンの165をオーバーしてしまいます。
概ね45㎞を600m位じわじわ登って行くルートで、日光に近づくにつれて、目に見えて勾配がきつくなってくる、ある意味嫌らしいコースだとも言えます。
最初は25㎞程度を維持していますが、最後の頃は20㎞程度にまで徐々に速度が落ちてきます。

途中で休憩を入れながら8:45頃、大谷川公園に到着します。
一応複数の知り合いにここに9:00集合とメールを出しておきましたが、あと2名が先で合流するだけという返事は事前に貰っていたので、誰も来ないとは思っていましたが、休憩がてら9;00までいます。
この先の合流地点は「清滝」付近のコンビニで、9;30指定ですがその時間には付かないよなー(笑)。
まあなんとか10分遅れで到着しましたが、同行のO田さんとN村君はずいぶん前に此処に付いていたそうです。

さてここから「馬返し」まで・・・・・と此処も地道に登って行くようなのですが、昔の料金所の跡地を越えれば「いろは坂」の始まりです。

が、HRはレットゾーンに入りっぱなしで、165以上出ていることは判るのですが、表示がワーニングに隠れて見えません。
攻めたわけではなかったのですが、結果的には176くらい出ていたようですね。

何度か登っているいろは坂ですが、一番最初にクロスバイクで登った時はともかく、ロードで登るようになってから、こんなに苦しい坂だったかな?と思うほどペースが上がらず、最近上がった那須や、魚沼の上り坂の方が明らかに厳しいはずですが、それに比べても全然登れません。
こうなると猛烈につまらなくなるのが僕の悪いところですが(苦笑)。面白くない理由がもう一つありまして、それは途切れることなく至近距離を霞めていく「オートバイ」の存在でした。

まあ、向こうから見ればライン上にノタノタ上る自転車が居るのは、この上なく邪魔で怒り心頭なのは想像に難くないのですが(苦笑)、個人的にこの上なく不愉快なのが爆音と言える「排気音」と、旧車や輸入車が多いからなのか、終始漂う未処理の排気ガスでした。
不快のみならず、最大心拍で、瀕死の金魚のようにパクパクしながら空気を吸い込んでいる所に、未処理な上に燃焼不良の生ガスまで混ざった「毒ガス」を吸い込むハメに成ってしまうのは心底参りました。
旧車や輸入車を愛するライダーの気持ちは良く理解できるので、なんとも複雑な心境ではあるのですが、「騒音」と「排気ガス」の影響に関しては、あまり無頓着だと行動範囲に制約が出ないかと心配になります。
最もロードバイクもあまりのマナーの悪さが最近無視できない影響を与えている「実例」が幾つか聞こえてきていますから、意見をしたり心配をしている場合じゃないんですよね(苦笑)。

偉そうな事を言える立場ではない事は重々承知しておりますが、万他者に対しての「配慮」とか「優しさ」に欠けてしまった個人や集団は、いずれ「自業自得」として居場所を失ってしまうのではと、自ら戒めも込めて記しておきたいと思います。

さてなんとか「明智平」の駐車場に到着です。

昔は先の馬返しからここまで「ケーブルカー」が運航していましたし、その馬返しから東武日光駅まで「路面電車」も運行されていました。
モータリゼーションと合理化の波にのまれての廃業でしたが、歴史の「IF(イフ)」で、今でも運航していたらと思うと、「国際観光地日光」も違う姿に成っていたのでは?と夢想してしまいます。

この後トンネルを抜けると「中禅寺湖」に到着で、本日の目的は湖畔にある「浅井精肉店」のソースかつ丼を親友に味わってもらう事にあります。
が、何時もなら詳しく写真入りでご紹介するところですが、女将さんの「写真、SNSお断り」の申し出がありましたので今回は見送ります。
女将さん曰く、皆が広めてくれるのは有りがたいのだけど、「客質」が悪くなる一方で・・・・・まあ恐らく無礼な若年層&迷惑な段階世代老人が増えたのでしょう。
また、外国人が多くなったのも、ただでさえ無愛想で無口なこの家族には「苦痛」以外の何物でもなかったようで、そのような事に成ったそうです。

大盛りご飯に、5枚のソースカツがのった迫力の映像をご紹介出来ないのは残念ですが、今回もかろうじて完食して、ミッションクリアとなりました。
とりあえず湖畔のボート乗り場で談笑しながら食休みをします。


このお店は5人ほどしか入らないカウンターだけのお店で、順番が来るまで2時間近くかかり、休憩しているうちに13:30に成ってしまい、雲息も怪しいので急いで「下山」します。
とりあえず日光駅付近にある、「大笹牧場」のお店で「牛乳ソフトクリーム」を食べて、後はひたすら自宅に向かって走ります。
この日光駅付近から大谷川沿いに下り、小林という所付近まではほとんど下りでペダルすら踏む必要がない程で、ここは「最重量」の「下り坂番長」の僕が「どすこい引き」で22kmほど疾走します。
旧今市市街地付近までは、40㎞/hを維持できるほどで、後は35㎞/h以上を維持して高速走行を楽しめます。

でこの小林という所で「羽黒山」という山の西側にたどり着き、4%くらいの勾配で1.3kmをアウター&ダンシングで強引にねじ伏せて、再び下りで加速して結構なペースで国道293号線を越えて、宇都宮市の「逆面(さかづら)町」付近まで激走しました。
この程度のアップダウンならトルクでねじ伏せる事は出来ますが、やはり「いろは坂」は、今のウェイトでは厳しかったのですね。

なんとか16;00頃には自宅に到着することが出来ましたが、「のんびり楽しむ」という当初の目的は果たせたのかがかなり怪しく、同行のH戸君やM島君にはやや申し訳なくも有りました。
まあ雨にも降られませんでしたし、この季節にしては涼しかったのでそういう意味では比較的快適に走れた方だとは思います。

しかし、個人的にはこの登坂能力の低下は深刻で且つショックではありました。
まあ、当然と言えば当然なのですが、ウェイトに限らず、高いHRがを維持して走るのも久しぶりでしたから、「山登り練習」をサボってきた報いが来たというべきでしょう。
また「ターマック」も、初期不具合は一掃されて、何の問題も無く良く走ってくれてはいますが、今一つ「波長」が合わない所があるようで、今一つしっくりこないので、原因を追究するとともに、フッティングを進めて行かなければいけないようです。