あー、何てことのない、「冬のトレーニングコース」の筑波山までの約130kmのコースなのですが、これがどうして本当に久しぶりです。
4月12日に怪我をして、以後90kmまでは何とか走れるようになりましたが、「100kmオーバー」が一つの目安になると思い、本日は「何時ものパターン」で出かけることにしました。

ナイトライドもとんとご無沙汰で、FELT F5の装備の確認も有りましたし、3;20に自宅を出ました。
まあこの時期だと4時を過ぎると薄明るくなってきますから、正味30分程度のナイトライドです。
しかしですね、よくもまあこんな時間に毎週毎週出かけていたものですね(苦笑)。

本日は此処のところの暑さがウソのようなヒンヤリとした夜で、ガーミンの温度計は12.6℃まで下がっていました。
やはり昨日の雨と曇り空が原因でしょうか。


そう何時もと変わらないペースで岩瀬までは来ました。


すっかり季節が進んで、緑が濃く成った事に驚きました。


まあ、追い風だったことが有りますが筑波山登山口までは順調に来ました。
あれれなんだか休憩場に人だかりが有って、ゴール!してしまいました(笑)


筑波100kmウォーキングというイベントで、ここを拠点に岩瀬から土浦に行って、制限時間24時間以内に走破するというイベントだそうで、こちらも当然のことながら「ナイトウォーク」が有ります。
驚いたのは聞いたところ一番早い人はなんと10時間でゴールしてしまったそうで、しかも走っている事はまったくなく、あくまで徒歩で、平均速度10㎞/hを出してしまうそうです。
ブルベも200kmを7時間かからず(平均速度30㎞/h以上)走り抜けてしまう「変態」が居るそうですが(苦笑)、何処の世界にもこういう人がいるのですね。

帰路はようやく空が明けてきて気温が上がってきました。

しかし、向かい風だったことも有り、岩瀬にもどって95kmを越えたあたりで、物凄く疲れてきました。
岩瀬のマックで休憩しますが。猛烈に眠くなってきたので、20分程度仮眠を取ります。

とここから先は本当に辛いライドで、腰のあたも痺れてきますし、腕の患部もかなり痛みが出てきました。
まあ、現時点では100km程度が一応の限界という所なのでしょう。
体力が落ちらのは前日の食事やを「何時ものライドに備えた」内容にしないで、通常通りにカロリーを抑えたもののしてあった事と、朝食が軽かったのが原因で、腕の痛みはあまり締め付けの強くないアームカバー程度で済ませていたからだと思います。
まだまだ「通常状態」ではないという事ですよね。

さてクタクタだろうが腰や腕が痛かろうが、自力で帰らなければいけないのがサイクリングですから、まず、コンビニで即効性があるアイスクリームを食べて、「モンスターエナジー」のドーピングをします。
お腹の事を考えると冷たい物はあまり感心しないのですが、こういう場合は「ラミネートパック」に入ったアイスクリームを買っておいて、ドロドロに溶けてから摂取します。
「森永ミルク、加糖練乳」のチューブの一気飲みも、かなり異様な風景を醸し出しますが(苦笑)本当に効きますので・・・・・あまり人にすすめられないかなかなぁ(笑)。

腕と腰の痛みは、まあ想定範囲内だったので「トクホン、クールダッシュ」というスプレータイプの消炎剤を吹き付けます。
一般的には「エアサロンパス」が普及していますが、個人的な使用感覚ではこちらの方が鎮痛効果があり、脚が攣った時もこれで回復させて走りきったことも有ります。

あとは男らしく何時ものルートを諦めて(苦笑)、ショートカットで凌ぎます!

此処は何処でしょう(笑)という里山沿いの田舎道を繋いで、先を急ぎます。

この古いトラス橋は「旧石井大橋」です。


此処を渡ってきて鬼怒川自転車道に出ればもう先は見えてきます。


真直ぐ自宅に帰る前に、何時も寄る「サンクス」でガリガリ君を頂きます。

サンクスはお気に入りだったのですが、もう今年の夏でサヨウナラですね。

結局何時もだとだいたい135km程度のコースを、ショートカットして127kmでを、9時間かけてようやく戻ってきたというのが情けない結果ですが、補給やテーピング系のケアを施せば、そんなに無理な感じにはならない目算は立ちました。
とはいえ、100km越えの苦労を、おかげさまで久しぶりに味わった一日でした!