まさに梅雨の真っ盛りというようなグズついた天候が続くここ北関東の天候ですが、やはり夜中から明け方にかけてしとしと降り出してしまい。そのあとは回復するだろうとは思いましたが、また滑った路面で転んで、今度こそ自転車のフレームや生身のフレーム(笑)など折ってしまっては身も蓋もないということで、路面が乾いてから出かけることにしました。

という決断を3:00頃下して2度寝しましたらガッチリ熟睡してしまい、起きたのが7時すぎで、こりゃ長距離はやめておこうと。MTBのGT改+で50km程度のポタリングをしようと計画が大変更になりました。
で、本日は宇都宮市より北に約25kmほど離れた矢板市の、JR東北本線、片岡駅前をメイン会場で開催される「Jプロツアー 第一回矢板ロードレース」が開催されているので、会場の雰囲気でも味わってこようと、進路を北にとって発進いたしました。

関東平野も北端に位置する宇都宮付近は、北に向かうと基本的に上り勾配であり、しかも北寄りの向かい風が吹いていたので、20km/h程度ののんびりとしたペースで、田園地帯の農道を走ります。

基本的には大きな街道に出ないで、このような交通量の少ない道を選んで片岡駅付近までは走ることができます。
このあたりが田舎の良いところで、自転車で走るところに困らないんです。

荒川という川を越えるとそろそろ山間部に入ってきますので、こういった里山沿いの道を選んで山越えしないようなルートを選んで北上していきます。

いつも通るルートが通行止めになっていましたが、これがロードレースのための通行止めであり、会場に近づいてきました。

会場はJR片岡駅の西口に設営されていて、駅を降りればすぐに会場というのは、なかなか良いアイデアで、普通人里離れた山間部がコースで、会場もそんなに便の良いところが少ない自転車イベントですが、これなら気軽に見に行くことができるかもしれません。


自分が会場に着いたのは11:00頃で、すでにいくつかのクラスのレースは終わっていて表彰式が行われていました。


自分はこんなところでも「花より団子」の方なので、屋台をあさってこんなものを買いました。

ペンネのポロネーゼで、結構さっぱりしていて美味しかったです。

このあとメインレースの出場チームの紹介が始まりました。
地元の「宇都宮ブリッツェン」の紹介ですが、そんなに観客が多いわけではないので「熱狂的な応援」という感じではなく、淡々と進んでいったようです。

お恥ずかしながら自分はJプロツアーのレース会場を見るのは初めてだったのですが、こんなものなのですかね。
まあ、自分はどっぷりとこの世界に浸かっていますから、レース関係にあまり興味はなくとも、なんとなく楽しめますし、顔見知りもいたりしますが、一般の方々からすればロードレースはまだまだ「海のモノとも山のモノとも知れぬ」ものなのかもしれませんね。

まあ、沿線でなんの知識もなく見るだけだと、時折自転車がわーっと通過するだけなので、あまり見て面白いものではないのかもしれません。
自分が見ていた時は3人の逃げグループをメイン集団が追っているという感じで、この程度の距離だと逃げ切りはなく吸収されてしまうのかな?程度のことはなんとなく分かりました。


このあとまた田舎道をのんびり走って自宅に戻りましたが、休憩入れて50kmを4時間くらいウロウロしていた感じで、この程度走るくらいが休日の気分転換にはちょうど良いのかもしれませんね。
まあ、現実は夜中に出かけて160km以上走らないと満足できない体になってしまっているので(苦笑)、一般の方から見れば十分「ど変態」ではありますね。