まあTVのニュースで「東京地方で土日が晴れるのは8月17日以来で・・・」、と言われるまでもなく、要するに夏休み明けは週末は必ず天気の崩れを気にしていたわけで、今年は春先からこんな感じで、もううんざりを通り越して、「それでも走ったるワイ!」と、空いた時間をやりくりしていました。

天気が良くなるのいいのですが、朝の気温が一気に下がってきて、通勤用のエクスカリバーも「腕カバー」を装着します。

これが大げさではないんですよ。

さて9日土曜日は何時もの「古峰ヶ原詣で」に出かけました。
いやー、こんな青空を拝めるのなら寒くてもいいかなと思いますがね(笑)



紅葉の進みは今一つですね。

一の鳥居で休憩していると、おそらく「観光」の車が次から次へと上に登って行きます。


ここから右に曲がると「大芦渓谷」で、こちらの紅葉は有名です。



入口はまだこれからという感じですね。

神社の境内に入ると、紅葉が綺麗になっています。

多くの人が来ていますが、ここは神社の境内なんですから、お参りとしての基本はちゃんとしてほしいのですがね。

本日のランチは先週お伺いした「五郎八」さんで、前回メニューで見た「蕎麦屋さんのビーフカレー」を頼もうと思っていましたが、土日はやっていないという事で、もう一つ気になっていた「炊き込み御飯」のセットの御膳を頼みます。

美味しいしボリュームもかなりありますね。
カレーに未練があって(笑)お伺いしたところ、要するに休日は一つしかない炊飯器で「炊き込み御飯」を用意しているので「白米」が炊けず用意できないそうです。
今度は平日に来てみるしかありませんが、「凍結」の声を聴くまであと何回来れますかね。

そのうち混んで来て「合い席よろしいですか」と聞かれたので「ははーん、同じ自転車乗りかな?」と思っていたら、なんと先週ご一緒した、GIOSのクロスバイクの御主人でした。

偶然というか、縁とは不思議なものです。


この日はこれで終わりで、早目に帰宅して休息を取って、翌日10日は、2:00起床で4:00頃自宅を出発しましたが、いやー寒い事寒い事!。
やや薄めの長袖のウェアでしたが、「まあ大丈夫だろう」と油断していました。

ところが1時間ほど走っても体が温まらず、たまりかねてコンビニに避難して暖かいものを飲むのの、手先も冷たくなってきたので、ロンググローブのインナーとして手袋を購入しました。


次に非常用にと携帯していた、薄手のウィンドブレーカーを着こみます。

これは丸めるとジャージのポケットに入る薄手の軽量なもので、体にぴったりとするスリムなウェアですが、ぴったりしすぎていて(苦笑)買った時から息が苦しいほどキツクて、お腹の肉をねじ込んでチャックを閉めていましたが、今回着たらまったくきつくありませんでした!
ダイエットはこういう時に至福の喜びを感じるものです(笑)。
こんな薄いモノでも、一枚着こむと本当に暖かくなります。

さてどの位寒いかとガーミンの温度計を見たら「1.9℃」と、これは完全に冬の気温です。
関東地方でも南関東辺りでは真冬の気温ではないでしょうか?


北関東の、特に内陸部の河川沿いの風通しの良いところは、山岳部から冷気が流れ込んで滞留して、本当に「底冷え」するものですが、夜明け前にとうとうこの気温になりました。

もはや気が遠くなってきそうです(笑)

寒いのと引き換えに夜明けは綺麗になるんですよね。


つくばりんりんロードを走り始めると、野焼の煙が上に上がらず、まるで蓋をされたように横に広がっています。

これはこの高さで低いところに冷たい空気がたまっていて、暖かい空気が覆いかぶさっている「逆転層」という現象で、冬ならではの光景です。

日の出の時間は過ぎていますが、山脈に阻まれて陽の光は当たりませんが、このタイミングが一番寒くなります。


もはや0℃とは氷が張ってもおかしくない・・・・と

田んぼの水に薄ら氷が張っています。

しばらくすると稜線から朝日が差し込みます。

気温はともかく、身体に陽の光が当たると一気に暖かくなって、ホッとする瞬間ですね。

一応本日は午後に用事があるので、筑波山で折り返します。

来月あたりから来年の3月くらいまでは、基本的に自宅を5:00に出て、筑波往復130kmで、益子でランチをとって14:00帰宅というのが、冬の定番ツーリングになります。

午後の用事というのは、15:00に仙台に出かけることになります。
一泊しての本日11日、宮城県仙台市の、青葉城公園近くにある「仙台国際センター」で開催された「震災対策技術展」に、防災士協会から招待状が来ていたので、もう一つの本業である防災関係の仕事で行ってきました。

この手の展示会やパネル展示、セミナーなどは良い勉強なりますし、実際に被災地で活動した方や、現実に防災関連の備品を販売されている方々とお話をすることで、スキルアップ図っています。

まあ、「実業」も防災関連の仕事になっていますし、現実に現場に出て防火対策や防災対策などを実施したり指導したりしている「現場の人間」ですから、「机の上でPC弄って指図する」ような防災活動をしてはいけないという事を、痛いほど実感しています。

そんな目でこの展示会で気になったのが、パネル展示や間仕切りの転倒対策をまったくしていなかったことです。

本来こういうモノは、設置する前に「リスクアセスメント」を行って、もし各種災害が発生した時の「何か悪いことが起きるかもしれない」リスクを、「どのくらいの頻度で発生するか」と「どのくらいの重篤度があるのか」という物さしで「評価」して、対策を施してリスクを「問題が無いレベル」に低減させておかなければいけないんですね。

いろいろ見て回りましたが、どうもそのような「形跡」を見ることができず、この様な催し物でありながら、ましてこの地は「悲しみの地」であって、多くのの犠牲者が出ているわけですから、そこで「震災対策」と銘打つ催し物で、この有様は勘弁するわけにはいきません!

まあ、日本中でいろいろなところで「イチャモン」つけては嫌われているのは慣れているので(苦笑)、事務局と防災士協会の人たちには厳重に抗議しておきました。
まあ、その声が届くかどうかは次回確認させてもらいますがね!。
ホント、嫌な親父ですねぇ(苦笑)