もしかすると昨年12月に沖縄に旅行するのに羽田空港に行って以来、実に10か月ぶりに電車に乗りました。

たぶん?、いや記憶が定かでなくて(笑)、いやこの後コロナ禍が本格化していましたから、意識的に公共交通機関は使っていませんでした。


本日は自分の仕事や「防災士」として最近の情報や知識を得るために、東京お台場の「東京ビックサイト青海展示場」で開催されていた。「2020危機管理産業展」に行ってきました。


JR宇都宮駅7:01発の熱海行「東京上野ライン」に乗ってまず新橋まで行き、そこで「ゆりかごめ」に乗り換えて「青海」駅に降りたのが9:30頃でした。

港が近いので、こういった光景が見られます。





船型からすると自動車運搬船でしょうか?


これは港湾の浮いているゴミを集める船だと思います。





本日は関東地方は大荒れで、雨の中会場に駆け込んで、10:00会場を待ちます。



今回はコロナ対策で当日券はなく、あらかじめwEBで予約をして入場数を制限しています。

そこいらにある画像処理を使った検温システムや消毒液や、シールドを付けた係員など、これかからはこれがこういった展示会のスタンダードに成るのでしょう。


おかげで会場内の過密は無く、展示をゆっくり見る事が出来ます。

何件か自分の業務と関連が有る企業のブースで係員の説明を受け資料をもらったりして、当初の目的がクリアできましたので、あとは個人的な趣味に走ります。


これは東京消防庁の展示ですが、メルセデスベンツの有名な不整地走行能力の高い作業者である「ウニグモ」を使った消防車ですね。



もうこいつが行けないところは、あとは軍用の無限軌道付き車両でなければ入れないという、逸品です


これは海外で販売されている4輪バギーを、消防車の特装の老舗の「モリタ」さんが改造してナンバーを取得した車両ですね。




オリジナルは国産のバギーですが国内販売は無く、基本日本では公道は走れませんが、こういう小型でどこでも入っていける車両が日本の場合必要に成ります。

とにかく災害時に平らな道を普通に走れるわけがないので、こういう車両の需要は本来もっとるハズだとは思いますが、あとは「予算」の壁が高いですかね。


今回の個人的なこの会場の大本命は、陸上自衛隊が展示していた「野外入浴セット2型」ですね。




現実的には作戦展開で野営で宿営拠点を設営するときの「移動式入浴設備」ですが、一般には災害派遣の時の住民サービルの為に使われて有名になりました。

おそらくこんな災害救助サービスが出来るのは、陸の上では(派遣艦船の入浴サービスは除いて)陸上自衛隊ぐらいしかないのではないでしょうか?


いろいろ見ていたらポンプシステムのエンジンは「HONDA」製の汎用エンジン(GXシリーズ?)が使われているのが新鮮でした。





自衛隊装備の小型動力というと、SUBARU(富士重工)の「富士ロビンエンジン」が定番の汎用エンジンであったのですが、SUBARUが汎用エンジンから撤退してダイワ精機やヤマハにパテントや製造販売が移されたと聞いていましたが、やはりそうなると「防衛装備品」としては、問題が有るのでしょうね。


HONDAの汎用エンジンも歴史が古く、特に4サイクルエンジンで音が静かで環境性能が良いと、そこそこの需要が有りますが、戦闘車両ではないにせよ、所謂「ミリタリースペック」は、民生品より厳しい使用条件での耐久性が要求されていますから、結構「要件」をクリアして正規に採用されるるまでは、大変だったのではないでしょうか?


さて目的も果たして、せっかくのお台場だから「ニジガク」の聖地でも・・・・と言っても皆さん解らないでしょうが、有名な「ラブライブ」の第3期アニメは「ラブライブ!虹が咲学園スクールアイドル同好会」として、その学園が有るのがお台場という設定(学校などほとんど形がビックサイト!)で、もう昨年から活動していましたが、アニメとしてはようやく「秋アニメ」として10月から放映が開始されました。

という事で、一般的にはまだ盛り上がっているという感じではないような・・・・・。


という事でお昼でも食べて帰ろうという事で、何故か新橋駅近くの雑居ビルの食堂に行きます。




ここで頼んだのは「懐かしの昭和のカレー」というモノです。



この鮮やかな黄色のカレーは、市販のカレールーを使用せず、まず小麦粉を焦がさないように炒めて、「S&Bカレー粉」のような、カレーパウダーでカレールーを自家製で作り、バラ肉や玉ねぎを炒めたものに、大衆食堂などでは「鶏がらスープ」や「カツオ出汁」などのスープを入れて完成で、まさに「昭和の大衆食堂のカレー」の、懐かしい味を堪能できました!


しかし、こうやって電車に乗ってる気回ると、自転車に乗るのとは全く別のスタミナが必要なようで、本当にヘロヘロに成ってしまいました。

やはり「コロナ太り」もそうですが、基本的な体力も明らかに去年より落ちているようですね。


しかし、驚いたというか感心したというべきか、本日一日中、本当にマスクをしていない人を誰一人見る事はありませんでした。

なんのかんのと文句は言いつつ、それでも言われたことを守るっているのか、本当に感染防止の意識が高いのか、日本人は大したものだと思ってしまいました。


まあ、東京の感染者数は多く、そもそも人口と人の流れの桁が違うので、感染の確率が高いのも事実ですが、例の「感染対策アプリ」も作動させていましたが、幸い感染者との接触もアプリの上では無かったようで、自分もマスクと手洗いと、アルコールでの備品の消毒は執拗に行っていますから、まず本日の上京で感染することは無かったと思います。