某アニメの、小熊ちゃんのセリフでは有りませんが「私たちは冬に殺される」を実感した冬のシーズンはかつて無かったと思います。

身体の調子が、親の介護が、コロナが、風が強くて寒い、等と言い訳があふれ出てくるのは、具体的な寒さと言うより、心情的な問題で「心が殺されていた」という事でしょう。


先週何時もの筑波コースで、春を見つけられなかったと書きましたが、実はそんな事は無く確実に春が沁み込んでいましたが、心が冬だったので自分の目には映らなかったようです。


とにかく先週は寒くて痛くて辛くて仕方が無い、苦しいライドでしたから「全く楽しくない!」単なる苦行でしかありませんでした。

こうなると「俺は一体何のために走っているのだろう?」等と、どよーんとなってしまいます。


で、今週はまず今月末に参加予定の「出雲センチュリーライド」「下関ロングライド」の遠征の準備と、「佐渡ロングライド」のエントリーを行いましたが、そうなると現金な物で俄然やる気が出て来ました!(笑)


という事で、久々に5:00に自宅を出ましたが、これは最低気温が氷点下に成らなかったこともあります。

装備品が全然違うんですよ!




6:00頃には山の稜線が明るくなってきて、6:10に日の出です。





栃木県の二宮から岩瀬に向かう街道沿いで、自分がここ15年程「梅の開花の標準木」にしている梅の木は、既に7分咲きに成っていました。


先週も若干咲いていたと思うんですが、見えていなかったんですね。


何時もの岩瀬駅ですが、こう見るとまだ冬の風景です




これも毎年恒例ですが、いよいよ桜の蕾が膨らみつつありますね。


今年の桜前線の進み具合は、やや遅くなりそう?


筑波山もこの距離でもうすぼんやりしていますが、皆さんの嫌われ者の「花粉」でしょうか?


本日は、いよいよイベントに使うための「ターマックSL3」を持ち出して、機械と体の慣らしを行います。




元々ターマックはフルクラムレーシングゼロを入れてありましたが、良く回って剛性が高いのは良いのですが、長時間走ると「脚に来る」傾向があり、アップダウンのあるイベント対応で「WH9000C24」に入れ替えて、タイヤもイベント様に保管していた「ヴットリア RUBINO PRO グラフェン2.0」という、ナノカーボンであるグラフェンを配合したタイヤの第2世代のタイヤを投入しました。




このタイヤは前世代のタイヤをイベントで使用していて、バランスが良く雨天時のグリップも有るので、戦闘証明済という事で、買っておいたものですが、ようやく使うことが出来ました。

しかし、ターマックだからとか、タイヤが新しいからとかだけでなく、なんだか今日は楽しく走れます

けしてパフォーマンスがあがっている訳ではないのですが、ウェアが軽装に成り、寒くもなく、睡眠もとれていたから?

たぶんに「辛い!」と思える要素がほぼ取り除かれたこともあり、心ウキウキとまではいかなくとも、「楽しい」と思えるくらいには、気候が良くなってきましたね。


さて何時もの筑波山登山口休憩所でのんびりしていると、バイクがきて駐車場の通路をふさいでいるのが目につきました。

更にもう一台来て、その先輩格のライダーは通路をふさいでいるからと移動させていました。



そこで休憩しているライダーたちは、美味しそうに煙草をふかし始めましたが、他人の趣向にケチをつける気は毛頭有りませんが、その横で「トレイルランニング」で準備運動している元気なご主人と、あまりに「自分の体の健康維持のための意識の有無」が対照的なので、つい見入ってしまいました(苦笑)


自分もオートバイに乗るように成り、今までよりも関心をもって観察するように成っていますが、何というか偏見でしょうけど、オートバイのライダーの方々はイメージとして「やんちゃで不健康」という、やや不名誉なイメージを持っていしまっているのは、あまりに失礼な事なんでしょうかね?


さて帰路に就くと、真壁のやはり毎年見ている梅の木が、こちらは4分咲き程度に咲いていました。






そういえば帰路に北西方向に灰色の雲の帯が広がっていましたが?


本日は渡良瀬遊水地の野焼きが行われていたはず?









折角楽しいツーリングで、心に余裕も出てきておなかもすいたので、益子の「Lesina」さんで、ローストビーフ丼に舌鼓を打ちます。


















なんか、ようやく何時ものペースでツーリングで来た実感がわきますね(笑)

来週には強い寒の戻りが有るといいますが、本当の意味で穏やかな春が、いち早く来てほしいですね。