来週はもてぎで4時間耐久レースです。
この期に及んで悪あがきしたところで、本当に「年寄りの冷や水」で、余計な事なぞせず、自転車をちゃんと整備して、あとはしっかり休養を取るべきなんですね。

だけど、悪あがきしちゃいました!。

一つはポジションで、実は、通勤用で使っている、昨年の秋までバリバリ高速サーキットスペシャルにしていたクロスバイクの「シラス」ですが、念入りにポジションをロードバイクのようなジオメトリーに合わせて有ったので、これが非常に具合が良く、理屈はともかく、現在乗っているロードの「フェルト」より確実にシックリ来るし踏み込めるので、2台並べて違いを実測してみました。

驚いた事に、ハンドルの高さはほぼ同じで、サドルからハンドルを握る部分のリーチもほぼ同じでした。
ただ、フェルトの方が10mmサドルが後退しており、ツーリングには回しやすいのですが、踏み込みがやや弱いと感じていたので、サドルの位置を10mm前進しました。

また、高さもフェルトが10mm低かったので、これも10mm高くしてみました。
もしかするとパワーは出るけど長時間漕ぐと足に負担が来るかもしれません。

もう一つの悪あがきは、長距離高速走行したときの、後半戦の足のだるさというか、使い切ってしまった状況を解決する為に「ワコールCW-X」というサポートパンツを投入しました。
これは、筋肉に沿って締め付けるベルトが織り込まれており、足を動かすとマッサージ効果でうっ血を防ぎ、疲れが軽減するというもので、実は去年の時点で発注していました。


ただまだ寒かったのと効果が半信半疑だったのと決戦用アイテムと考えていたので温存していました。

更にもう一つはペダリングです。
内モモの筋肉とオシリの筋肉を意識して、蹴り上げるようにペダリングすると良いと聞いていましたが、なかなかイメージがつかめませんでした。
練習して最近何とか「それらしき」様にになってきて、内モモや、腰の脇当たりにだるさが出て、ここが使われてきているのが解り、確かに足に力を入れなくともイメージとおりペダリングをしていると「すー」と言う感じで自然に速度が上がる事も分かってきたので、身体に覚えさせようと、長距離で使ってみる事にしました。

あー文章が長い!(笑)
で、本日は筑波山を目指し、多少遠回りですが、茨城県の桜川市、国道50号線沿いの水戸線岩瀬駅から自転車道を南下して筑波を目指しました。

ここが駅の横のスタートラインです。


ここから茨城県の土浦まで伸びている「筑波りんりんロード」というサイクリングロードで、ここから出発するのは初めてです。


ここは車の駐車場も完備されていて、ここまで車で来て自転車をだして南下している人が多かったです。
パーク&ライドですね。

さて、いよいよ南下ですが、僕はここまで自走してきて来ていますし、南風の中、メーター読みで30km/hを持続してきましたjから結構しんどい事に成ってきました。

途中昔の駅の後が休憩所で桜が植わっていますが、大体5分咲きというところでしょう。

休憩所で水を補給していると地元のお年寄りが集まってきて
「何でぇ今の自転車は乗る時と降りる時にパコパコ音がするんだぁい?」と、流暢な茨城訛りで聞かれました。
こちらも流暢な栃木訛りで「これがぁ、ビンディングシューズっていうんだぁ」と説明すると一様に「へー」とばかり感心していました。

て、全然ペースが上がりません(笑)。

ようやく筑波山休憩所に到着しました。
メーターAVで27.5km/hですから、逆風の中を走っていたにしてはまあまあかもしれません。

さぁ、今度は追い風でペースをあげての帰路です。
ああっ、結構消耗しているかも、なかなか速度が乗りません。

何とか30km/hあたりをキープして、2時ごろいつものパスタ屋さんで遅いランチを取り、いよいよラストスパートです。

なんだか雲いきも怪しくなってきたし、雨やミサイルが降ってこないうちに(今日はなかったんですね)帰らねば。
ようやくホームコースの「鬼怒川自転車道」に戻ってきて、31.5~32.5km/hで巡航して北上です。
いつもはこのあたりで相当ばてていますし、足も使い切っていますが、追い風とはいえ、苦しいながらまだ足が残っている感じがします。
この当たり、CW-Xの効果といっていいのかもしれません。

帰宅してみてメーターを見ると、走行距離137kmで、メーターAV28.3kmでした。
まだ30km台はキープして走れる余裕はありましたから、以前出した記録からAV1km/hは上がっていると考えても良いでしょう。

スピードはポジションとペダリング、疲労軽減効果はCW-Xのおかげのようです。

もうやり残した事は無いので、来週は思いっきり走って、ヘロヘロになって恥をかいてきます(笑)。