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敷居が高い自転車趣味? [雑談]

僕は物怖じしない性格と言うのか、単に「図々しい」と言うのか、旅先でまったく知らない人とでも普通に話が出来ます。
地元のお年寄りなどと仲良くすると、そこの名産や秘湯などを、聞きもしないのにそれは丁寧に教えてくれます。

自転車のツーリングでも、出先でいろいろな人と交流するのは、僕の一つの楽しみでも有るのですが、昨日の筑波リンリンロードでも、終点の岩瀬駅で、声をかけられました。

真新しいトレックのロードで、ウェアーも決まっていて、身体も引き締まっているようで、随分乗り込んでいらっしゃる方だと思ったら、やはり1日で150kmくらいは走っているとの事で、しかも年金生活者ということは、還暦を過ぎているという事で、御見それした次第です。

で、いろいろとお話をさせていただきましたが、バイクの整備やツーリングの携帯備品などを質問されたので、僕の知っている知識の範囲でお話しました。
何でも、お世話になっている自転車屋が、どちらかと言えば「競技指向」の強いショップなのだそうで、どうも、気楽にツーリングなどのノウハウを聞きにくいような感じでした

これは、僕自身にも見に覚えがあります。
店内に目も眩むような高級バイクやホイールなどが並び、いかにも「ベテラン」と言うか「速そうな」カッコをした常連さんが屯していて、店長と話しに興じているようなショップは、本人達はそんな事はないでしょうが「ビギナーは相手にしない」オーラがにじみ出てて、敷居が高いなぁと感じる事が有りました。

どうも自転車の場合、「特殊な世界」、「限られたマーケット」での商売が長かったわけで、そういった環境では、「誰でもウェルカム」と言う雰囲気は出にくいのかもしれません。

かといって、スポーツ用品店のサイクルコーナーや、大手量販店などは、店員の人によって違うのですが、おおむね「ビギナーにとりあえず自転車と用品を売ればよい」的なお店がけして少なくなく、「親身に」と言うわけには行かないようです。

また、雑誌なんかも、変に競技志向が強かったり、高級品ばかりべた褒めして進めたり、どうも自転車の持つ魅力や楽しみを、上手く伝えてるとは思えない媒体が多いような気がします。

だけど、これからスポーツ自転車を始める、又はそんなに入れ込むわけではないし、予算も限られているけど、ツーリングなどを楽しみたいと言う潜在人口はけして少なくは無いと思うんです。
そういった人たちが気楽に、安心して情報や商品、正しい知識やマナーを手に入れて、楽しい自転車生活を応援してくれるような自転車屋さん、又は拠点があれば、スポーツとしての自転車はもっと健全に普及していくような気がします。

ある意味「商売」がらみだと、難しいかもしれません。
そういった「NGO」みたいなものが有ってもいいのかもしれませんね。

まあ、そんな大げさな話ではなくとも、このブログは僕の試行錯誤、悪銭苦闘の果ての「恥」を晒して、皆さんに役立ててもらおうと思っていますので、どんな「些細な事」もお伝えして行きます。
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