非科学的と誹りを受けることは十分承知の上ですが、僕は「虫の知らせ」とかの類を信じる方です。

若い頃(このフレーズを使うようになろうとは!)は、夜中だろうが台風だろうが大雪だろうが、構わず気が向くとドライブに出かけたのもですが、不思議と「今日はなんだか嫌な予感がするな」と思ったときに限って、どうしても遠出をしたくなり、結局出先で事故や故障などのトラブルに合ってしまいます。

以前、会社の後輩を連れて、雪道を走りに行ったとき、何故か急に親友に「今から行くから」と、その当時出始めのアナログの携帯でTELをして、案の定、氷点下15度の雪山でクラッシュ!、その親友に救助を求めたとこと、彼も突然TELをもらって嫌な予感がしていたらしく、夜中なのに晩酌もしないで待機してくれていました。

ということで、本日は朝から意味も無く非常に嫌~な予感がしていたのですが、せっかく終日雨の心配も無いので、175mmのクランクに慣れるために利根川を目指しました。

気温が25度を超えて、湿度が高いと放熱が阻害され、僕のような体形には非常に辛い環境で、どうしても速度が乗りません。
判っていたことですが、足の動きもいつもより大きくなるので、かなりだるくなっています。
こういうときは走っていてまったく楽しくないので、嫌な気分が倍加してしまいます。
平均速度も乗らず、途中で引き返そうかなとも思いましたが、何とか利根川に到着。

ここで帰り道のルートをいつもと違う道を選んだこと自体、既によろしくないスパイラルに突入してしまいました。
しばらくダラダラ走っていると、後輪から勢い良く空気が抜ける音が!
久しぶりのパンクです。

修理してよくよく調べてみると、サイドウォールが、刃物のように鋭利な物で切り裂かれたように傷が入っています。
このヴィトリアの23CのルビノプロⅡというタイヤは、サイドウォールにまでパンクプロテクションが施されてなく、以前もサイドウォールが石にヒットして同じように裂けてしまいました。
25Cのときはまったくそんなことも無く、ツーリング用にはウエットグリップの向上とサイドプロテクションを施したモデルがあります。
まあ、仕方が無いので、タイヤの内側から裂け目にアルミテープを張って、チューブを交換しました。

近所のロードに乗る旦那さんが心配して声をかけてくれたのはありがたかったのですが、その会話の中で、「こういうときはパンクが続くんですよね」と笑い話で自ら話したあとに悪寒が走りました。

嫌~な気分と予感を引きずりながら走っていましたが、残り25kmと頃でやはりパンク!
もうすっかりメゲながら、幸い積んであった2本目のチューブに交換。
タイヤを見ると、アルミテープがボロボロに剥がれていて、裂け目にヒットしたようです。

もうこれでパンクするとあとが無いので、アルミテープを三重にしつこく張って、修理後恐る恐る走り、何とか自宅にたどり着きました。

ふらふらで玄関に座る込んでしまい一言
「今日は厄日だ!」

パンクの詳細とその対策については、立ち直ったら後ほどレポートします(苦笑)。