今日は、今年最後の暖かい日なんだそうで、風もあまり強くなく、絶好のツーリング日よりでした。
が、04:30に目が覚めて、「今日はCYCLE MODEに行くぞ!」と、思い立ったが吉日で、支度をしてまだ夜が開けやらぬ暗闇を自転車をこいで、駅に突撃してしまいました。

今回実は、年末年始に「乗り鉄」しようと、「青春18切符」を購入してあったので、今日は2300円でJRの普通列車は乗り放題です。
で、チョッと贅沢しようかなと、各駅停車なのにグリーン席で行くことにしました。

750円かかりますが、ゆったりして乗り心地も良く、近郊線でもそれだけの価値は有ります。

発車間際になって、ようやく日が明けてしきました。

朝飯の駅弁を食べたら、静かでゆれも少なかった事もあり、大宮辺りまで爆睡してしまいました。

上野で山手線に乗り換え、東京で京葉線に乗り換え海浜幕張に行くというオーソドックスなコースです。
しかし、京葉線は何で混んでいるのか・・・・、そうか!「ディズニーランド」へみんな行くんだとようやく気が付く辺りは、まったく「お上りさん」ですね。
海浜幕張で降りて、「TOKYOモーターショー」で何度か来たことの有る、「幕張メッセ」にいきます。
今回幸いにもチケットは行きつけのショップで招待券を貰っていたので買う必要はありませんし、「試乗申込書」もHPから出して書いておいたのですんなり行きましたが、入場口には結構並んでいます。

僕はとにかく並ぶのが大嫌いで、これでもかなりげんなりしてしまいましたが、ディズニーランドに比べれば、かわいい物なんでしょうね。

さて、入場して、早速試乗車を探しました。
どうせ人気ブランドは希望者が集中して乗れないだろうと思ったので、目の前にあった「ピナレロ」のブースで早速試乗しました。
サイズの関係で僕の乗ったバイクは(買う気がないので覚えていない)アルミのカーボンバックの物でした。
早速コースに出ると、これが危ないのなんの、ハンドサインもなく闇雲に飛ばすアホウもいて、追突されてもつまらないので、なるべくゆっくり走る事にしました。

ピナレロのバイクは、レーシーですが、感心したのは、ハンドリングの「すわり」が良く、芯があるような直進性で快適だったことで、これならロングライドも疲れないでしょう。
デザインもさすがカッコいいんですが、やはり高いよなぁ。

さあ、次はとみると、案の定「トレック」や「スペシャライズド」、「アンカー」などのブースは、長蛇の列で乗れそうにもありません。
しばらくは、気になるパーツやウェアのブースを回っていました。

しかし、さすがにこれだけの展示があると、見ごたえがありますね。
最初は、1時間ぐらいで一通り見たら帰ろうとか考えていましたが、夢中で見ているうちに、気が付いたらお昼前になっていました、

あわてて、試乗車を探すと、「ミヤタ」がすいていたので、気になっていた「KOGAミヤタ」に乗りました。
このKOGAというのは、古賀さんとかではなく、オランダのビルダー何だそうで、ヨーロッパではかつてツールで活躍した事もあり有名です。
今は「SKL、SHIMANO」のチームで使っていましたか?。
さあ、走り出すと、さすがに軽くて、ハンドリングもかなり機敏で、とにかく「硬い」印象が強いです。
チョイ乗り程度では解かろうはずもないでしょうが、少なくとも僕のスキルや脚力では、「手強過ぎる」といった感じで、本格的に競技する人が選べば、ポテンシャルを発揮するという感じでした。


次に「TOKYOサンエス」のブースで、気になっていた「テスタッチ」のバイクを試乗しました。
「テスタッチ」はバリバリのレシーなマシンではなく、「ニオブスチール」のロードやシクロクロス、あとランドナーとかのラインナップで有名なショップです。
なんだか懐かしい「ネオクラッシック」風のバイクが置いてあります。
僕は、サイズの関係で、ツーリング車を借りましたが、雰囲気があって、のんびり走るのにはもってこいという感じのバイクでした。

でもさすがに「革サドル」は勘弁して欲しい乗り心地ですね。
オシリに馴染むと手放せないとは聞きますけど。

あと、珍しいところでは「FONDRIEST」が出展していました。

このイタリアのメーカー・・・というかビルダーなんですが、昨年まで某商社で輸入販売していたのですが、今年から扱わなくなって、国内から消えてしまっていたブランドです。
さすがイタリアンバイクなのでオシャレで、尚且ピナレロやコルナゴのようにあまり知られていないところが「通好み」だったんですが、チョッと時流から外れていたようです。
どうやら本体の経営がうまくいっていなかったらしく、今年になってイタリアの大手バイクメーカーの傘下に入り、新生FONDRIESTとして、商社が変わり輸入される事になったそうです。
今回は、FONDRIESTの創始者の方もイタリアから来られたそうで、ブースの規模も大きく、相当気合を入れて売り込もうとしています。


カタログやら試供品もたくさんゲットしてきました。
キャスターの付いている旅行ケースを引きずって集めている人も多かったですが、大げさではないですね。

ちなみに僕は「SHIMANO」のパーツカタログがお目当で、簡易版は無料だったので数冊ゲットして同僚のお土産にして、自分用に2010年度版の豪華版を「100円募金」でしっかり確保しました。

イヤー、本当にあっという間に時間が過ぎてしまいました。
これならホント冗談ではなく、一日いても飽きないイベントだと思います。
これで、具体的に自転車を買おうとか考えて、各ブースを見て歩けば尚更なんでしょうね。