本日は絶好の自転車日和になりましたので、久しぶりに「本気」モードのトレーニングを行う事にしました。
風向きからして、何時もの筑波山コースに行く事にしましたが、土曜日で一般道の交通量が多く、あまり飛ばして走るのも危険なので、速度はともかく「負荷」を付ける為、「シラス」で出かけることにしました。

しかし、今日はトコトン風に悩まされた一日になりました。
8時ごろ出発してから、南よりの風が立ちふさがりました。

シラスは、重量9kg後半で、23Cのタイヤを履いているので、入門用のロードに匹敵するパフォーマンスがありますが、ハンドルの位置が高い為、相当な空気抵抗があります。


とはいえ、結構良いペースで進んでいきました。
1時間ほど走って計測です。

ロードとあまり変わらないペースです。

ペースは変わらず、何時もの岩瀬駅で休憩です。

此処まではあまり疲れもありませんでした。

りんりんロードは何時ものように風が巻いていて、方向が定まっていません。
けして走りやすい状況では有りませんが、ペースを保って走りました。
帰路は強い南風に乗れる予定なので、配分を考えず強度を上げて走りました。

筑波山が見えてきました。撮影ポイントは何時もと違います。


やや遠回りして筑波登山口休憩所に到着です。


若干落ちていますがまあまあです。

今日はチョッと遠回りして「うまい物」を探しましたが、これといって収穫はありませんでした。
昼食を取って帰路に着きます。
ところが「あれれっ!、北東の向かい風だぞ!」って。完全に計算が狂いました。
此処で一言「気象庁の馬鹿やロー!」(笑)。

正直、脚が切れ掛かってました。
これで向かい風は残念を通り越して「修行」になってしまいます。

何とか岩瀬駅に戻った時には、脚もスタミナもほとんど切れてしまいました。


こうなると、サドルの座る位置やペダリングを変えて、脚の「使える部分」をまさぐりながらの走行になります。
スタミナもほとんど切れているので、風の強弱や勾配にあわせて速度やギアを小まめに変えて、なんとか残ったエネルギーで、速度を維持するしかありません。

でもこれって、ある意味望んだ状況だったのかもしれません。
やはり「限界」ギリギリの状況に追い込まないと、なかなかスキルが上がらないんですね。
人間どうしても「楽」したくなるので、無意識にセーブして「限界内」でこなしてしまうんです。

何時もの鬼怒川自転車道に入った時には、完全にダメになっていました。
5km置きに休憩を入れながら、最後は抜かしていったロードバイクを10kmほど追撃して何とか戻ってきました。
こういうときは気合が入って、ダメになった脚でも30km/hが出せるんですから現金な物ですね(苦笑)。

このAV27kmは、ロードバイクから3km落ちの記録です。状況から見てこれが長距離を走った時の「FELT」との機材の実力差と言っていいようです。
おそらく、距離が伸びれば伸びるほどこの差が広がっていくのでしょう。

それにしても、久しぶりに太ももが「ぴくぴく」して、使い切りました。
まあ、やり過ぎると「故障」してしまいますが、結構心地よい疲労感が有りました。