本日は、修正を加えたポジションを試す為に出かけました。
ポイントはサドルの高さ(BB中心から、サドルの上面)の適正化(761→736→750mm)と突き出し量(シートポスト延長線上からサドル先端)を150→160mmにしました。
また、ステムも高さを戻し、長さも90mm→100mmに戻しました。


また、Qファクターを広げる為、SPD-SLのクリートを内側に寄せていましたが、ワッシャで広げた効果もあり、外より過ぎると高回転時にぶれる感じがあったので、クリート位置を中央に戻し、広げた位置のペダルのセンターラインで踏めるような感じにしました。


この辺りの変更は、回転型ペダリングをするのに適しているとされている方向性に数値を振った形になっており、これでスムーズにまわるようになれば、効率よ良く速度が乗ってくると思います。

また今回、直接パフォーマンスには影響は無いとは思いますが、靴下を「5本指タイプ」、いわいる軍足タイプの物に変えました。

陸上競技などでは以前より効果があると採用されている物で、指が独立する事で、安定性が高まり、推進効率が高くなるとのことです。
自転車の場合、特にビンディングシューズを履いていると、ほとんど関係ないような気もしますが、指先の当たりの具合で鬱血してしびれる事が良くあるので、多少なりとも効果があるかな?と試して見ました。

さて、朝から快晴で見通しもよいのですが、寒気が抜けていないのでひんやりとしていて、風も強めで巻いているのであまり快適ではありません。
強めの南風のなか、本日は、kanchiさんから頂いたお土産を、ロックシップ氏に届ける為、宇都宮市から、栃木県南西部の岩舟町に向かいました。

いつものルートと違うので、今回はユピテルATLASのGPSマップが大活躍しました。
大体のルートは解かっているのですが、いつもと同じところを通ってもつまらないので、GPSが指し示す方向で、通った事のない、知らない道を中心に進みました。

このあたりに来ると、いつもは見ない、栃木県南西部の山並みが綺麗に見えます。


と、道端になんと「GC110スカイライン」通称「ケンメリ」の2000GTXーEのセダンが朽ち果てていました。

いま、マニアの間で「ヨンメリ」(4ドアのケンメリ)と呼ばれているそうです。
ああっ、この車は、僕が小学生3年生くらいの頃、憧れた車なんです。
この当時、S20を搭載していた赤バッジこと「GT-R」は、もはや伝説の存在で、今の「GTR」より希少性があり、憧れていました。

多分このグレードがトップグレードで、インパネが木目で、アナログの計器が4つ並んでいる内装は、子供心にドキドキした物です。
まあ、エンジンは当時の「排ガス規制」で牙を抜かれた「重い、トロイ、回らない」L20Eでしたから、今から見れば知れた物だったんでしょうけどね。
うーん、この程度の知識では、「スカイライン検定」は受からないですねぇ(苦笑)
細かい事は考えないで、このカタチとサイズで、リニューアルして販売してくれれば、400万円くらいのプライスが付いても買ってしまうかもしれないですね。

い、いかん、先を急がなくては。
しかし、色々な道を曲がりくねって、一般道で信号に捕まると、チットモペースが上がりませんね。
それでも11時ごろにはロックシップ氏の自宅に到着しました。

アポなし訪問(いつもそうだなぁ)なので、お茶お頂そそくさと退散。
帰路に着きました。
結局本日の記録は以下の通りです。


AVはあまり上がりませんでしたが、軽くペダルが回り、違和感もなく、脚も痛くはなりませんでした。
今回は早めに補給を心がけたので、疲労感もなく、帰宅してもまだかなり体力に余裕がありました。
補給の重要性は一目瞭然ですね。

5本指靴下は、効果があったかもしれません。
靴先で指が自由に動くので、変な圧迫がなく快適でした。
もしくは、Qファクターの適正化で、足の指の付け根辺りでキッチリ踏み込める感触があったことと関係があるのかもしれません。

ポジションは、方向性を固定して、もう少し強度を上げて距離を乗って見て判断してみたいと思います。