6月に入り、6日の「宮城センチュリーラン」を走った以外、体調やバイクが不調だった事もあり、トンとロングランからご無沙汰してしまい、7月に入ってしまいました。
こりゃ相当なまっている筈で、ぼやぼやしていると、次のイベント「銚子センチュリーラン」を迎えてしまいます。
今日は、一日天気が持ちそうな感じだったので、思い切って休暇をとって走りに行く事にしました。

久しぶりに走れる!、とワクワクしてしまい、なんと3時半には目が覚めてしまいました。
気象予報は午後から怪しくなってくる様子だったので、準備をして5:30に出発してしまいました。
今日のテーマは、トレーニングというより、とにかく体を「ほぐす」で、シャカリキに飛ばすというより、ノンビリと長時間体を動かす事にしました。

コースは、定番の筑波山までのコースで、往復で140kmくらいは走れるはずです。
体調は万全ではありませんが、体が温まってくると、不思議と調子が上がってきます。

バイクの不調も完全に克服しました。
実はヘット周りの「ガタ」は、締めただけでは直らず、ショップに修理をお願いしました。
幸いヘットをばらして、再組み立てするだけで直ってしまいました。
何でも、コラムのアンカーボルトが上に上がってきてしまっていたとの事でした。

バイクは絶好調で、久しぶりのロードでの高速巡航でも、不思議と辛くありません。
若干の追い風にも助けられて、いつもの、茨城県のJR水戸線、岩瀬駅に到着しました。


いつも土日にしか来ませんが、平日の7:30といえば、通勤通学時間帯で、電車は学生の乗り降りでにぎわっている光景が新鮮でした。


ここから「つくばりんりんロード」で筑波山の麓まで行き、折り返してきます。
途中のコンビニで、3台のロードと行き会いましたが、なんともう筑波山に登ってきたとの事でした。
聞けば学生さんのようで、講義の前に上りに来たのだそうです。

さていつもなら同じ道を引き返すだけなのですが、今日は寄り道をします。
栃木県下野市のJR東北本線「自治医科大学」駅の近くの、旧4号国道線沿いにある、モツ煮定食で有名な、「もつ煮本舗 まるぶん」に行く事にしました。


ここはツーリングで何度か通り過ぎた事があり、一度試して見たかったんですよね。
ちょうど開店時間ぴったしの11:00に到着して、モツ煮定食を頼みました。
お腹もすいていたのでライスも大盛りにしたのですが、コレが間違いの元でした。

モツ煮というと、豆腐と大根もはいり、居酒屋などで頼むと、小鉢に盛ってある程度をイメージしていましたが、ドンブリに、ぎっしりのモツだけと煮汁が詰まっていて、刻みねぎが山盛りに乗っています。
ねぎは「トッピング」で追加したのですが、この量にはびっくりしました。
普通、良くあるモツ煮定食の、モツだけなら5倍くらいの量が詰まっています。

味は好みの問題があるので評価が分かれると思いますが、街道のドライブインで出てくる様な豪快な味付けで、ミソ仕立ての濃い目の味付けです。
コレで、山盛りのどんぶりメシをかき込むのにはもってこいのモツ煮でした。

しかし!、コレは大問題です。
車ならともかく、今日は自転車で来ているわけで、サイクリングの場合「満腹」は厳禁で、しかも消化の悪い肉類の食べすぎは自殺行為になるんです。
案の定、消化の方に体力を取られてしまい、走り出して直ぐヘロヘロになってしまいました。
オマケに、ロングライド用の体のケア、アップ用のマッサージオイルの塗布とか、機能性インナーパンツを履いて来るとかを、今回まったくしていなかったので、脚に乳酸が溜まり、関節部に張りが出てきてしまいました。

最後は23km/h程度を出すのが精一杯で、146kmを、AV26.8km/hを出すのが精一杯でした。
こんなGPSのログは出したくないよぉ!。

まあ、ある意味こうなるのは(食べすぎは別として)予定通りで、長時間の負荷に脚を慣らしていくトレーニングの前段階のような物で、故障しない程度に痛めつけておいて、ケアしながら徐々に負荷を上げて行きます。
この時期はトレーニングもイベントも「空模様」との戦いのようなところがありますが、焦ってもしょうがないので、マイペースで体を仕上げていくしかないようです。