またも飛行機ネタでゴメンナサイ。



これは、1970年代にアメリカで「本気」で開発されていた「超音速旅客機」の映像です。
現実は、唯一実用化した、英仏共同開発の「コンコルド」でさえ、事故の影響で退役して10年にもなります。
これらが(旧ソビエトのツポレフTu144も含む)開発された頃は、世界中の旅客機はすべて超音速機になると、本気で信じられていたという話は、今となっては反対に信じられない事です。

その後、「オイルショック」の影響や、超音速機の環境破壊(凄まじい騒音や、成層圏のオゾン層の破壊)等の理由で、開発は断念され、元は超大型軍用戦略輸送機として開発された、ボーイング747が世界中の空に溢れかえっていったのでした。

その「ジャンボジェット」でさえ、経済性を理由に次々と姿を消しているのが現状で、世の中という物は、本当に先が判らない、「一寸先は闇」なんだと、シミジミ思いました。