ツインリンクもてぎエンデューロまで、あと2週間だと言うのに、先週ロングランでは壊滅的に遅かったので、今日はある程度強度を上げて走行してみました。

本日のテーマは、本番と同じ走り方をして、スタミナや、脚の何処に負担が掛かるかをチェックする事です。
レース中は、下ポジションとしてハンドルを握り空気抵抗を減らして背中を丸めて、ペダリングはケイデンスを高めに維持して、「踏み込む」のではなく「回す」イメージで、特に太ももの内側の「ハムストリング」を意識して、膝蹴りのように蹴上げるいイメージで、速度を乗せるのではなく、回転を載せるイメージで走ります。

この走り方だと、主にハムストリングの「遅筋」を主に使い、乳酸が溜まり難い最も効率の良いペダリングが出来るはずで、長距離高速走行で、最も脚に負担が掛かりにくくなるはずです。
て、理屈では判っていますし、夏前は例えば「宮城センチュリーラン」の頃は出来ていたはずなんですけど、その後の山岳コースのあるイベントや「ヒルクライム」などに出るためトルク型にペダリングやセッティングを振ってしまったため、すっかり調子が崩れていました。
最近イベント後半、特に大腿4等筋辺りが攣ってしまっていたのは、この辺りが影響しているはずです。

本来なら2ヶ月ほど高速長距離巡航のトレーニングをみっちり積むべきだったんでしょうが、もう遅いです。
ただ、やれる事はやっておかなければ!。


さて、コース先週と同じ筑波山までの平地主体の「お馴染み」のコースで、走りなれたコースで違いを見て見ます。
ユピテルもセットしたのですが、今日は失敗しました(笑)。
ポラールも、一度リセットしてしまったので、データが分かれています。
これは、自宅から一般県道を南下して、下野市(旧南河内町)吉田にあるセブンイレブンまでの記録です。
走行距離    28.6km
最高速度    39.1km/h
AV速度     31.9km/h
最大HR    159
平均HR    145
最大Cad    102
平均Cad    90
消費Kcal    788

平地、無風なら、このペースで1時間程度走るのは、そんなにきつくはありません。
実際レースとも成ると、ドラフティングに入るので、同じ負担でAV35kmは維持して走れると思います。
やはり、ポジションとペダリングを戻した効果がてきめんに現れています。
また、ホイールがリムの軽いキシリウムエリートで、BBも替えたおかげか、加速が軽く、「回りたがる」特性に変貌してしまったので、その特性を生かすのなら、ケイデンスを高めに回し続ける方が良いのかもしれません。

此処以降、岩瀬駅経由、筑波登山道入り口休憩所で折り返して、自宅まで戻った記録がこれです。
走行距離    102.4km
最高速度    48.6km/h
AV速度     29.6km/h
最大HR    177
平均HR    150
最大Cad     112
平均Cad    84
消費Kcal    3441

やはり後半戦は疲れが出てきたのと風向きでHRが高く、疲れが蓄積されているのでCadが下がっています。
ただこれ以上Cadを下げると乳酸がたまってきて、攣りやすくなってしまうと思います。
さすがに先週に比べて、距離は短くともAVで3km/hもペースを上げているので、帰宅したらヘロヘロになってしまいました。

本番では、約145kmの道のりで、長い坂道を21回も登らなければならない上に、補給も頻繁には出来ないので、更に過酷に成りますから、この程度でへばっても居られないのですが、これと同等以上のトレーニングを、本番まであと2回は最低クリアしておきたいと思います。

お気づきかも知れませんが、今回は写真が一枚も無く、美味しい物を食べたり、色々な人との出会いなどの記述はまったくありません。
それらが無い自転車乗りなんて、個人的にはツマラナく、出来ればやりたくは無いんですけどね(苦笑)。