ここ3日ほど、某カー用品店に車を預けていて、出来上がったという連絡があったので引取りがてら給油と買い物をしてきました。

先週の金曜日頃から、此処栃木県宇都宮市も、スタンドに並ぶ列の長さが短くなって来たので、ボチボチ供給が行き届いてきたのだと思っていましたが、本日市内を見渡した範囲では、「チョッと混んでいる週末のスタンド」程度の混雑でした。
まだ、休業のスタンドも少なくはないので、絶対的な供給量は回復してはいないのでしょうが、概ね通常に給油が出来るようにはなったようです。

当然被災地はまだ状況が改善されてはいないでしょうから、単純に給油できたと喜べない心境なのですが、まあ世の中は色々な人と考え方があるので、どうやらそうではない方々も少なからずいるようです。

これは、普通の反応だと思いますが、やはりなるべく早くもとの生活を取り戻したいという人たちです。
勿論僕もそう思っている一人ですが、やはり今は「非常事態」であり、今後しばらく色々な制約を受ける可能性が高く、それは容認しなければならないんだろうなぁ、と考えています。

ただ、「こいつらは処置無しだなぁ」と思う、情け無い連中もいます。
「旧車会」と呼ばれている、昔のバイクをインチキ改造して爆走し世間に迷惑をかけている、要するに「暴走族」なんですが、ガソリンが供給され始めたら、蛆虫のように湧いて出てきて、騒音を撒き散らして爆走しているではないですか!。

実は、恥ずかしい話、この連中は栃木県や茨城県に多く生息していて、「北関東自動車道」などに出没しては、
道路を「制圧」して喜んだり、主要国道などで「デモンストレーション」をして悦に行っている様なことを普段からしているのですが、どうやら震災で各県警が動員されていて、取締りが手薄になったのを見計らって出てきたフシがあります。
これはある意味由々しき事態で、普段官憲の目を恐れて形を潜めているような「魑魅魍魎」ともいえる犯罪者達が、コレ幸いと活動を活発化させている危険性があるという、一つの現れなのかもしれません。

タダでさえ、震災の影響で経済的、精神的なダメージをこうむっているのに、今度は「人災」で被害など逢ってしまったら「泣きっ面に蜂」どころの話ではありまあせん。
まあ、善意を装う「詐欺」や、空き巣、強盗、傷害事件などに巻き込まれる危険性は高くなっているので、くれぐれも「用心」してください。