昨日、カー用品店に行ったた話を書きましたが、それはルーフキャリアを購入したからです。
こんな時になんだか贅沢しているようで(しとるんじゃ!)後ろめたいのですが、こうなる前に注文していたので仕方がありません。
結局、以前お話した「TERZO」で、結局決めてしまいました。

思ったよりスッキリしていてホッとしています。

これに、自転車を装着するサイクルベース組み付けます。
色々有るのですが、自転車への影響や安全性を考慮して、同じ「TERZO」の、フロントフォーク固定タイプにを、あわせて購入しました。
ダウンチューブを、アームで固定するタイプが多く、リーズナブルなのですが、カーボンフレームだと、挟み込んで固定する方法では、問題があるそうです。


さて、組みつけてしまおうとしたら、南から、2機のヘリコプターが北に向かって飛んでいきました。

この機体は、おそらくアメリカ海兵隊か海軍が保有している、「ボーイングCH46シーナイト」、日本では「バートルV107」の名でお馴染みの機体ですが、どうやら陸上自衛隊宇都宮飛行場より、ほぼ毎日このコース出かけて、夕方帰還してきます。
この辺りで滅多に見られる機種では無いのですが、今回の震災の対応で、アメリカ政府や軍が協力していますからその、作戦の為なのでしょう。

組み立てそのものは、アーレンキー一本で、比較的簡単に取り付けられました。


早速FELTを乗せてみます。

フロントはフォークでラチェット付きのクイックレバーでかなりしっかり固定されて、外れる心配は有りません。
実際これで搬送する時は、シートポストを外して、クランクも回らないようにステーにマジックテープで固定するなどの対策はしておいた方が良さそうです。
しかし、普通のセダンやワゴンと違い、「ミニバン」だと車高が高いので、自転車を載せるのは、身長186cmの僕がギリギリの高さのようです。

一応2台分のアダプターを取り付けました。

これで、車内が荷物満載、及び定員乗車していても、自転車を2台は運べる事が出来ますし、2名乗車で車内搬送アダプターを使えば、あと2台の合計4台の自転車は運べる事が可能です。

ルーフの上も、ハンドルの角度を90度曲げるとか、ペダルを外すとかすれば3台は搬送が可能だとは思いますが、僕のストリームの場合、ルーフの許容加重が40kgまでなので、キャリアやサイクルベースの重量を含めて、尚且つ、高速道路での空気抵抗の加重モーメントなどを考えると、「緊急時」に限られるのかもしれません。

よし、これで「ツールド草津」に出かける準備は整いました。
こんな時ですが、気分転換で元気を出すのと、このイベント自体、「競技」ではなく、参加費から賞品に当てるはずの金額は、今回の災害の義援金に当てる「チャリティーヒルクライム」になったそうなので、その他募金なども有るでしょうから、微力ながら協力してきたいと思います。