まったく、今日も雨ですか!。
今日こそはマドンのセッティングを進めようと思っていたのにぃ!。

なんだか休みのたびに雨や体調不良や野暮用で乗れない事が今年は多いですね。
これな何かの「呪い」なのでしょうか?。
気を取り直して、書こうと思って溜まっていた「自転車ネタ」を書く事にします。

さて、季節は冬で、朝起きると雲ひとつ無い快晴の「冬空」が広がって、気分は爽快に成るのですが、この季節の寒さは自転車通勤には本当に堪えます。

ここ栃木県宇都宮市は、関東平野の北端にある地理環境で、冬は乾燥した晴天が続くのですが、北西の季節風が強く、真冬の早朝は温度が-10℃近くまで下がりますから、相応の装備が必要になります。

ブッチャケタ話、結論を言えば、自転車の防寒具は自転車用の専門品使うのが一番間違いがありません。
寒さだけではなく、冷たい風から体を守り、保温性がありながら、伸縮性にとみペダリングを阻害せず、吸水性、発汗性がある・・・などという条件をしっかり満たすのには、「パールイズミ」などの、サイクリングウェアの専用品を買えば間違いはありません。
だけど、頭の先から脚の先まで、そういった物をそろえると、チョッとしたクロスバイクが買えるほどの値段(3万~)が掛かります。

通勤は毎日の事ですから、汚れや破損などの損耗も激しいので、そんな「高級品」を通勤に使うのには気が引けますし、そもそも自転車通勤を考えているオトウサンたちは、自転車を買うだけでも「禁酒禁煙」を宣誓させられたり、10年分のボーナスお小遣いを先払いさせられたりしている始末ですから(苦笑)、それ以上に万単位のお金が出るなどとは、口が裂けても奥様には言えないですよね。

で、今回は冬の自転車通勤も4年目に突入した僕の「ケチケチ」防寒用品を御紹介します。
まずは一番先に冷たくなる手の防寒です。

右のグローブはホームセンターで780円位で買いました。
左はOGKカブトの防寒グローブで、6000円位したと思います。
のっけから話の腰を折るようですが、寒冷地や、毎日の使用に耐える耐久性など考慮すると、正直なところ自転車専用の防寒グローブでないと役には立ちません(苦笑)。
そういう話を聞いて「いや、そんなことは無いよ」と、格安品や他のウィンタースポーツ、バイクなどのグローブを流用するところから始まるのですが、ほとんどの人は結局「失敗」して、自転車専用品に落ち着くようです。
やはり防寒性もさることながら自転車の場合はレバーの操作作も加わりますから尚更なんでしょう。
ただし、30分くらいの通勤で、氷点下に成らない地域なら、安いグローブでも行けると思います。

これが-5℃を下回ると専用グローブでもダメで、このような作業用手袋や、インナーグローブと重ねないと手の感覚がなくなるぐらい冷えます。

因みにこの作業用の白手袋は、30足束で298円程度でした。
恐らく1シーズンは十分持つと思います。

次に足先ですが、僕はホームセンターで2足248円の厚いパイルの靴下を履きます。

僕の場合これでほとんど大丈夫で、余程寒い時は薄い靴下を重ねて履くようにします。

しかしこれまた-5℃以下になると、「シューズカバー」は欲しくなり、5年前に買った「レインシューズカバー」をつけています。

このシューズカバーは値段がピンきりなのですが、雨用に一セット買って置けば十分役に立つと思います。

あとどうしても寒くなって我慢できないのが「耳」で、これも専用品は良く出来ているのですが、ホームセンターで売っている、フリース製のヘットカバー付きのネックウォーマーで十分です。

画像の右のものがそうです。
真ん中の物はアウトドア用のイヤーカバーで、1260円、左のフェイスカバーは880円でアマゾンで買いました。

肝心の体に身に付けるものですが、上着は、よく780円位で安売りしている速乾性のTシャツで、半そで、長袖、襟付きを、気温に合わせて重ね着して使用しています。


その上に、980円くらいで安売りされている、蛍光イエローのウィンドブレーカーを着ます。

この組み合わせで余程寒く無い限りほとんど間に合います。

下に履く者は、「ヒートテック」などのスパッツと、厚手のスェード風の素材のパンツで、これは通販で1380円で売っていたものです。
これらを重ね着すればほとんど大丈夫です。


そして、どうしても寒くてこれじゃ不十分だという時に活躍するのが服に貼る使い捨てカイロです。

これは我が家では特売品を大量に購入していて常備してあるので、お腹や腰、足の先など、寒いところに貼って寒さを凌いでいます。
基本的に、大動脈流の通っているところに貼ると、血液が温められて全身に循環するので、かなりあたたかっくなります。

最後に防寒ではありませんが、安全性のため「被発見率」を上げる為、巻き付けるタイプの反射リボンを左右の手と足の首に巻き付けています。

これは行きつけのホームセンター(カインズホーム)で売っていた物で、1個98円で売っている物ですが、円形の物やひも状の物など何でも巻き付くので、自転車や、ナップザックのストラップなどにも付けられるので、簡単で大変便利な物です。
因みに足首に巻きつけるとペダリングで動くので、自動車から良く視認出来ますし、手首の物は夜間の「ハンドサイン」の視認性向上に役に立っています。

これら一つ一つの物は、たいした単価では有りませんが、1度に揃えれば結構な値段にはなると思います。
でも、自転車用のウィンドブレイクジャケットなど、安くても15000円くらいはしますから、その予算で全身満遍なく防寒用品をそろえることは出来ます。
また一度に買うのではなく、僕の場合はホームセンターに買い物に行く時など、一位個ずつ他の買い物に混ぜて買ってコツコツと揃えましたから、これなら小遣いの乏しいオトウサンでもなんとかなると思います。

まあ、「見栄」を張らなければなんとか安く上げる事は出来ると思います。
ただし、ロードバイクで冬季間ロングライドやイベントを走ると成ると、やはり全身「ビシッ」と揃えたくなるのが人情という物で(苦笑)、カッコだけではなく、機能性の面でも必要性が高まるので、僕も一式揃えて有ります。
通勤でもロードなどで本気で走っている人は、相応の装備で通っているようですが、そこらは考え方の違いなので、各々自分の考え方で揃えればいいのだと思います。