と、タイトルにありますが、今日はどの方角に走りだしても何故か強い向かい風で、遠出を断念しました。
まあ根性が無いこと情けない奴ですねぇ(笑)。
このところ土曜日というと天候が崩れて雨になり、日曜日の朝も路面が濡れているので、ある程度乾いてから走り出すと、時間がないことも影響しています。

さて今日は新規投入部品があります。
それは、クランクで、180mmの物を投入しました。

じつはこの長さのクランクを投入するのに、かなり長い期間悩んでいました。
僕の身長は186cmありますから、クランクの目安として一般に言われている「身長の1/10」で考えれば問題なさそうですし、ネットで色々調べて骨盤の付け根からの寸法から計算する方法で、「178~183mm」が許容範囲であったことから、180mmのクランクを使うことが好ましいのでは?と考えてはいました。

しかし問題は2つあります。
最大の問題は「値段」で、とにかく180mmのクランクを探すと、シマノの「DURA ACE」しかないのです。
これは大変問題で、これが「ULTEGRA」であればなんと半値で買えるのですから、おいそれとは手が出るものではありませんでした。

もう一つの問題は、クランクの長さを長くすると、ペダルの作用点の半径が大きくなることになり、各関節の動作角度が広がる→関節の負担が増える→筋肉の伸縮幅が増える→筋肉の運動量が増えるということになり、脚の負担が増える懸念がありました。

FELTの時はULTEGRAのコンパクトクランクで175mmの物を使っていましたが、とくに違和感もなく問題はなかったので、マドンも175mmを選んだのですが、どうもしっくりきません。
無論ポジションが決まっていなかったことも有るでしょうが、ケイデンスを上げるとどうしても引っかかるポイントがあり、サドルのセッティングを替えてもこの違和感は払しょくできなかったので、ホントに思い切って今回は180mmクランクを導入してみることにしました。

さて冒頭の書き出しの通り、強い風でどうも速度が出ないので、思い切ってインナー縛りでケイデンスをあげてペダリングに集中して60kmほど走ってみました。
こういう日は湿気や浮遊微粒子が飛ばされて見晴がいいのですが、なんと終日富士山がくっきり見えていました。


走り出してみると、なんだかランニングでストライドの大きい(歩幅の広い)走り方をしているような感覚で、たしかに今まで以上に筋肉が伸縮している感じがします。
これでケイデンスを上げるとかなり負担になるなと感じましたが、不思議とペダリングの違和感はなく、かってスムーズに回せるようになったように思えます。

速度は出ても30km/hまでで、AV26km/h程度で、ケイデンス90以上を維持して走り続けます。
ペダリングとハムストリングの動きをイメージしながら集中して走っていると、自然とケイデンスが95辺りまで伸びてくるので、結構いい調子だ思います。
試しにギアを34-19Tで40km/h程度まで加速させたら、ケイデンスは128まで伸びました。
ただこれを長時間続けた場合の脚の負担の具合は、後日確認するようですね。

後日、後日と悠長な事を言っていますが、そんなノンビリ出来ない理由があります。
それは来年の1月3日に、ツインリンクもてぎの「サイクルマラソン100km」にエントリーしてしまったからです。
この状態での一か月後のエントリーは「無謀」以外の何物でもないのですが、「やっとこ氏」に乗せられたこともあり、「無理やり目標を設定」することで、嫌でも練習するしかない状況に自分を追い込んでみました(苦笑)。

年末のこの忙一時期に、イベントまでで1日中時間が散れるのはせいぜい4日程度でしょうから、走り込みといえるレベルではありませんが、とにかく出来範囲で頑張ってみるしかないようです。