このブログを書く前に、一年前の同時刻より自宅で黙祷していました。

思い起こせば職場のある栃木県芳賀郡芳賀町は、震度6強の地震に見舞われて、勤務している事業所は大きな被害を受けて、尊い犠牲者を出してしまいました。
今は「普通に」生活しているという幸運な状況にありますが、運命が少しでも変わっていれば、東日本大震災の犠牲者の人数の一人として数えられていたかもしれないと思うと複雑な心境です。

一年という時間はすぎてしまいましたが、今だ余震は続いており、不明者は多く、復興も進まず、原発も不安が払拭されるには程遠いというのが現状です。
「東日本大震災」という未曾有の激甚災害は、1年365日という時間程度でなんとか成るという「スケール」ではなく、今後何年、何十年と災害と向き合っていかなければ成らないのでしょうね。

願わくばこの様な事が二度と有って欲しくはありませんが、改めてこの国に暮らしていくには、このような災害と向き合って、覚悟を決めて、準備を怠らず、努めて冷静に受け止めて生活していかなければなら内という事を強く認識しました。