僕は生来の無精者ゆえ、「資格」というものを積極的に取ったことはありませんでした。
自動車免許にしても、仕事で使う資格に関しても「しょうがないので」という感じで、積極的に勉強したというわけではありませんでした。

ですが今回、「公益法人 危機管理協会」というところで、「危機管理主任4級」という資格が取れるという事を、とある業界紙で知ったので、思い切ってその資格を取得しました。

この資格は、「国家資格」とか、就職に役に立つとか、特別の恩典があるものではありません。
いちおう、地域などの防災活動などで「ボランティア」として、その活動を指導したり、緊急時に、行政機関の職員に救難活動などの指示を受けて活動することができるという程度の物です。

僕自身自他共に認める「防災オタク」で、色々と知識は取得していましたが、「危機管理協会」が資格として認めているスキルに、どのくらい通用するのかな?という興味と、防災や避難活動の「関連法令」をきちっと勉強しておこうと思い、資格取得を試してみたという所です。

4級の場合、協会のWeb上で、公開されているテキストを勉強してテストを行い、合格して会費を支払うと認定されるという、結構「お手軽」なものでしたが、一般の社会人で、普段防災に関して関心を持ち、知識を得ようと心掛けていなければ、結構難しかったかもしれません。

僕自身は「防災の心がけ」のような設問はスラスラと答えられましたが、災害発生時に救難活動を行うための、各省庁の関連法令などは、やはりわからないものが多く、そこは手こずってしまいました。
災害時や災害後の援助活動など、行政のお世話になることが多いのも事実で、円滑に援助を求めて享受するためには、やはり法令をきっちり覚えておかなければいけないことは痛感しました。
良くも悪くも「お役所」というものは関連法律、法令の範囲の中でしか動けませんから、そういった物を勉強する事が出来た事は、有意義だったと思っています。

機会が有れぼ、この上級の資格にも挑戦して、防災に関してのスキルを上げていきたいですね。