なんだかノッケから言い訳めいたタイトルが、僕の根性無しを端的にあらわしていますねぇ(苦笑)
ダブル台風に翻弄されて、開催さえ疑問視された今年の「もてぎエンデューロ」ですが、好天に恵まれて・・・・というよりお日様が頑張りすぎたのか、30℃を超す、しかも湿度の高い強めの南風が吹くという、本当にお彼岸過ぎた季節なの?と言える天候に悩まされた大会になりました。

で、タイトルの「体調不調」ですが、先週から急激に気温が下がり、真夏から一気に晩秋ともいえる寒さに見舞われて、ある意味予想とおりというか(苦笑)月曜日から風邪を引いて体がだるく、頭が重いという症状のまま、本戦を迎えてしまいました。
体調管理は十分注意していたはずなんですが、やはり減量の影響なのか、「抵抗力」が落ちていたんでしょうかね。
これはある程度予想されていたことでしたが、徐々に気温が下がれば大丈夫だったのですが、急激な気温の変化に体が付いていかなかったようです。
今回は「どこまで速く成れたか」という自分の記録更新を狙っていたんですが、この時点でもう「残念でした」になってしまいました。
2週連続で週末の天気が悪く、乗り込めなかったのも痛かったですね。

正直不参加に気持ちは傾いていたんですが、減量でもてぎの上り坂がどのくらいう変わったかを確認したかったこともあり、完走は考えず、とにかく全力で走って、「もうだめだ!」という所で潔く諦めようと出場してきました。

今回もショップのチームに合流で参加なので「場所取り」もなく、ゆっくりもてぎに向かいました。
コース外の駐車場に車を止めてバイクの準備をします。


チームのいるピットに向かい、途中で参加手続きをして、参加賞と走行タグをもらいます。
ちなみに参加賞は「いつもの」ウィダーインゼリーとプロテインバーと「山岳賞ジャージ」のタオルが付いてきました。

そういえば、事あるたびに「参加費が高いくせにゼリーしか出ない」とイチャモンをつけてきましたが、このタオルは、生地が厚めでしっかりしており、結構実用性のあるものが付いてきて、これは公平を期すために、「良かったよ」とちゃんとアピールしておきます(笑)。

さて、準備も出来て試走に向かいますが、なんだかどんよりした嫌な感じのソラ模様です。


気分を切り替えて、まず普段はやらない自分の記念撮影をショップのA木さんにお願いしました。

これで今日の目的の95%は達成できました(笑)。
実は今回ウェアを「佐渡ロングライド」の時と同じものにしてるので、佐渡の写真と比較するとダイエットの成果、「ビフォー・アフター」が分かるようになっています。
体重はキッカリ10kg落としてありますが、違いが分かりますでしょうか?。
うーんやはり「お腹まわり」は、もう少し「頑張りましょう」という所ですね。

早速コースインして身体を温めることにします。
何時もだとここで映像が無くなるので、練習走行の時だけカメラでコースを撮影してみました。
「肖像権」とかで法に触れるようなら後日削除いたします。

さてもてぎでは何時も何時も何時も何時も何時も(クドイ!)5年間苦しめられている問題の登り坂です。

流石に見慣れて走りなれたとはいえ、最初走った時は気が遠くなって、Uターンして帰ろうかと思いました。

結構ありますよねぇ。

茂木の最大の攻略ポイントですね。

上りきってヘヤピンを通過すると長い下り坂になります。

最終的にはホビーレーサーでも60km/h以上になる下り坂で、ここは僕が唯一安らげる場所なんですね(笑)。
とはいえ、この先のS字コーナーで(推定)転倒して救急車で運ばれたんですがね(苦笑)。
ちなみに今回は最初の1時間で転倒が多かったようです。

そしてもてぎ最大の特徴である、国内唯一の「オーバルコース」を走ります。

登り坂はありますが、異本的には「高速コース」で、最近流行な事もありますが「ディープリムホイール」の装着率は、かなり高めになります。

さて本番ですが、僕のレースは2時間経過をもって終了してしまいました(笑)
一応そこそこのペースでセカンド集団を見つけては乗り継いで付いていきましたから、そこそこのペースでここまでは走れたと思います。
肝心な上り坂ですが、脚の消耗を気にしなければ、周囲の集団に普通についていけるようにはなりましたから、減量の効果はかなりあったと言えそうです。

ただし、最大の誤算はこの気温と「湿度」で、試走の時から汗だくになってしまい、用意していた「給水」量が足らないのと、本当は夏のイベント並みにミネラルのタブレットを用意すべきったのですが、持ってこなかったので「これは絶対に足が攣るな」と思っていたら、キッカリ2時間後の最初の周回で脚が攣ってきました。
まあ、「いつもの」レベルで、ごまかしながら走れる程度ではあったのですが、「戦闘行動」をとれる状態ではなくなってしまいました。
しかもどうやら風邪が悪化してきたようで、喉が詰まって声が出なくなってきました。

と、走行中になんだか主催者からの「重大発表」がるとのアナウンス。
走行前に説明が有った通り、「台風」の影響で、7時間の方は、終了を1時間短縮するとの事です。
イベントそのものは何とか出来そうですが、遠距離、特に東京以西から来た参加者は、交通事情が悪化して帰宅が困難になることが予想されるための処置との説明が有りました。
これは適切な判断で、危機管理者は、如何なる批判や反応が有ろうとも、断固として「安全第一」の判断をして、実行しなければいけないのですが、今回の大会事務局の判断は適切でした。
まあ、春の時は・・・・・おっと、文句ばかり書いていると本当に各イベントが「出入り禁止」になりますものね(苦笑)。

さて、僕自身は猛烈なだるさもあり、3時間20分で「リタイア」を覚悟してピットインしましたが、残り3周程度なので、念のため用意しておいた「リポビタンスーパー2000」を一気に2本飲み干して、気合を入れなおしてピットアウトしました。

うまいことタイミングを計って「4時間」経過後にゴールしないと、余計に一周しなければいけないので、速度を調整して・・・・というよりもうスパートを駆けられなくなっていたので(苦笑)、オーバルの最終コーナーで「終了」のアナウンスを聞いてから、周囲の参加者に合わせてスパートしてゴールしました。

リザルトはまだ出ていなかったですが、自己記録の更新は出来なかったことは間違いなく、「春よりは少し速かったかな」程度の記録でしょうけど、前半手加減もなく、今出来る範囲で全力で走りきったので悔いはありません。

当然反省点は山ほどあります。
解っていたはずですが、やはり減量していると体力が落ちるので、落とした体重で体力を付けるように、食事や練習を工夫する必要があります。
なにせかつては重かったとはいえ「加速」の踏み込みで後れを取る事はあまりなかったのですが、今回はオーバルに入るところでの加速で、集団に付いていけない事が多く、「回るけど踏み込めない」というのが個人的にはショックでした。

本当は記録更新して、もてぎエンデューロのソロ走行は「卒業」したかったのですが、来年にかけての「宿題」を出されてしまいましたので、また当分お付き合いすることになりそうです。
それにしてももう本当に疲れました。
明日ダウンしたら職場の皆さんゴメンなさい!。