このところお疲れだった体をリフレッシュさせようと、先日は有給休暇をとりノンビリしようと思いましたが、やはり天気が良いとじっと出来ない性分で、結局自転車で紅葉が進んだ日光に行ってしまいました。

なれない「山岳トレーニング」(てほど大げさな物じゃないのですが・・・・)が続いて、結構脚に疲労が溜まっているはずなんですけど、まあノンビリ走れば大丈夫だろうと出かけました。
結局ノンビリ走るとは行かず、やはり1時間も走ると結構しんどい事になり(苦笑)休み休み日光を目指します。
宇都宮市から、日光市内に行くまでも、平均して1%の勾配を走り続けなければいけないので、結構いい運動量になってしまうんですね。
更に日光市内から、「いろは坂」へ向かいます。
市内から「日光自動車道」の合流点で、気温は10℃しかありません。

コレは結構上に登ると寒そうです。

ここからいろは坂の基点である「馬返し」までも、結構な勾配で息が上がってきます。
この当たりはまだ紅葉が進んでいないようです。


さあいよいよいろは坂を登りますが、なんと言うか苦しくないことは無いのですが、「苦しくてもうだめだー」という感じでもなく、「泣きの30T」にいれる事もなく、前半のキツイ勾配を淡々と登れるのは最近のトレーニングの成果なのでしょうか?。
中盤は勾配が緩くなるので、ギアを一段重くして速度を上げましたが、これも今まで無かった事です。
減量しているのですから、これくらいの「恩恵」が無くてはやってられませんよ(苦笑)。

終盤頂上の「明智平駐車場」が見えてきますが、この分なら前回走ったときの30分程度の記録は更新できそうな勢いでした。
前回はFELTにキシリウムエリートを履いた時の物で、重量的にはアイオロスを履いたマドンAの方が若干重いはずですから、体調の違いは有れど、若干パフォーマンスは上がっているようです。

と気を良くしていたら、渋滞で車が動かなくなりました。
以前渋滞のいろは坂で、路肩をすり抜けしていたら溝に落ち込んで道路に放り出され、危うくRV車に頭を潰されそうになった苦い記憶があったので、邪魔なことは重々承知しながら、後続車に合図を出して車の真裏について流れに乗ることにしました。

程なく明智平の駐車場についつきます。
ここまで来ると、紅葉が深まりちょうど見ごろになっていました。


実はもう少し早朝に出かけて、できれば戦場ヶ原や金精峠にも行きたかったのですが、路面が濡れていてある程度乾くまで出られなかったので、この時点で10:30を回っていました。
で、今日のお昼を取る予定の、大盛りソースカツどんで有名な「浅井生精肉店」に直行します。
ここは大人気店ですので、11:00までに着かないと、長蛇の列に並ばなければ成らず、平日ながらこの混雑でしたので、迷わず直行しました。

店に着くと既に2名のカップルが待っており、3番目でフロントロウをゲットです。
何時もより速く11:00に開店で、本日はソースカツ丼ではなく「カツカレー」を注文しました。

普通のお肉屋さんで出している大き目のロースカツが2枚も乗っていて、これも手強そうです。
今回はうちのチームのエースが「どんな物だか食べてみてください」という指令があったのでこれになりました。
個人的な感想ですが、カレールーがやや甘めで淡白なので、カツとの相性はあまり良いとは言えず、だんだん口が飽きてきたので、途中で半分のカツはソースをかけて食べました。
もしかしたらカレーそのものもソースを掛けるのが前提のルーなのかな?とも思いました。
カツそのものは柔らかく、油もあっさりしていて食べやすくて美味しいカツでしたから、やはりここは定番のソースカツ丼の方が無難のようでした。
とはいえ、から揚げやメンチカツもメニューにあるので、こちらも試しては見たいですね。

お腹いっぱいになり、紅葉を楽しむ為、中禅寺湖南岸になる「立木観音」方面に向かいます。
しかし、風が強くて寒いこと寒いこと!、遠くの山脈には、山頂付近に雪が積もっているのが見えました。


後でニュースで知りましたが、男体山も雪が積もったそうです。

紅葉の進行具合は、戦場ヶ原は既に終了で、そのふもとの竜頭の滝付近がそろそろ終了で、中禅寺湖畔、いろは坂は週末頃から見ごろを迎えるといったところでした。

せっかく来たのでマドンを背景に入れて記念撮影です。

この中禅寺湖判の駐車場にいると、湖から吹き付ける風ですっかり体が冷えてしまい、もう我慢ならんとウィンドブレーカーを着て、防寒グローブを嵌めましたが、そんな装備が大げさで無いほどの寒さでした。

第一いろは坂を下っていくと、車が何台も止まっている場所があり、寄ってみると展望台から滝が落ちる風景が見えました。


子供の頃からかれこれ40年以上この道は通っていたはずですが、こんな風景があったのはまったく知りませんでした。
車で通り過ぎたり、自転車で一心不乱に「ダウンヒル」をしていて、随分色々な物を見過ごしていたのかもしれませんね。

結局体を休めるという目論みは外れてしまいましたが、綺麗な風景を存分に楽しめたので、精神の方には良いリフレッシュにはなったようです。
ただ、カツカレーはオーバーカロリーで、消費した分と相殺されているかどうかは心配ですね(苦笑)。