このニュースを見て、昨年の震災直後の事を思い出しました。
停電と電話網の不通でラジオしか情報を得られませんでしたが、「これは確実にガソリンが手に入らなくなる」という確信が有ったので、騒然としていた周囲が流石に収まってきた夜半に、被害が少ないと推定いしていた西に向かって空いているガソリンスタンドを探して、やっと隣町で給油出来たんですよね。
その後やはり製油所が被害を受けたり、インフラが途絶したりとかでガソリンスタンドには長蛇の列ができていて、供給が再開されるまで数週間はほとんど車は使わず、MTBで動いていました。

日本の場合、在庫を持たない「ジャストインタイム」が進み過ぎたせいで、生活に必要な物資でさえ「備蓄」されていないので、インフラが途絶した途端この有様になってしみましたが、アメリカもそうなんですかね。
まあ、史上最大級のタイフーンが直撃したという事で「想定外」だったんでしょうが、温暖化が進んでタイフーンや台風の威力が増していますから地震や噴火と並んでこちらも深刻ですよね。

ガソリンは自宅で大量に備蓄できないので、乗用車用を個人で何とかするというのは難しいですよね。
EVとかPHV(プラグインハイブリット)で、緊急時は自宅のソーラー発電で賄うという話もありますが、まだまだ普及しそうにもないですし、ここはやはり「人間」本体を鍛えておいて、自分の脚で何とかするようにしますかね。