昨日、復活した航空自衛隊の「ブルーインパルス」と、「石の森漫画博物館」を見に、宮城県の東松島市と石巻市に行ってきました。
その様子は同行していただきましたロックシップ氏のブログ「ロックシップカンタービレ」で紹介されていますので、そちらをご覧ください。
個人的には、色々と思うところが有り、気持ちがまとまっていないので、記事として形に出来ませんでした。
後日再訪する予定ですので、その時にはちゃんと記事にしたいと思います。
自転車の方も色々と書く事が有るのですが、イベントが控えていると中々集中できない物で、元来手元も性格も「不器用」な人間ですので、テキパキこなせないのが歯がゆいのですが、まあ、そのうち何とかしていきたいですね。

さて、今回のお出かけで、出先の移動の脚として、MTBのGTと折りたたみ自転車の「MINI」を持っていきました。
やはり自転車があると圧倒的に機動性が上がり、とても役に立ってくれましたが、GT自体は調子が思わしくありません。
今回の使用に備えて、ハブ周りのグリスアップや、ブレーキシューの交換、調整などはしておきましたが、やはり昨年末にメンテナンスしたきり、ほとんどマトモに整備せず、屋外に(屋根付きガレージの下ですが)置かれていたので、なんだか回転が重いのは致し方ないとしても、やはり昨年ステムを交換してハンドルの位置を替えた弊害で、ややアバウトなワイヤリングに無理があり、シフトやブレーキワイヤーがハンドルを切ると干渉して無理に引かれるようになってしまいました。


シフトワイヤーは、無理やりアウターケーブルが引っ張られていた弊害か、根元でワイヤーがほつれています。

もうコレはワイヤー類を一新して、ちゃんとレイアウトをやり直さなければいけないのですが、ワイヤー類を買うのが勿体無いのと、また注文してモノ来るまで待たなければ成らないのがじれったくて、手持ちであるワイヤー類でなんとか間に合わす事にしました。
つまらない物はホイホイ買うくせに、こういうところはドケチで堪え性が無いのは困った中年です(苦笑)。

まずRRディレイラーのシフターからです。
そういえば、この「グリップタイプ」のシフターはまだ整備した事が無いのに気が付きました。
慎重に構えれば、ネットで構造と整備法を調べてからと言う事に成りますが、面倒になってあれやこれやといじっていたら、樹脂のカバーがあっけなく外れました。

中は結構汚れていて、洗浄スプレーでゴミと油を飛ばして綺麗にしてから在庫のワイヤーに交換です。

アウターワイヤーも本当は新品がよいのですが、色々な自転車を弄ってあまったモノを引っ張り出し、使えそうな長さのものを探して使います。

このアウターはもともと「FELT Z25」に使われていたものですが、一度内部を洗浄してから、スプレーグリースを充填して、インナーが引っ掛からないようにします。

結局インナーワーヤーも適正な長さにすると、元のものが使えないので、これまた使える長さのワイヤーを探すなど、やたらに手間がかかってしまいました。

これなら新品を買ったほうが簡単なような気もしますね(苦笑)。

結局ブレーキワイヤーも交換となり、同じ色のアウターが無かったので、黒、白、グレー、シルバーと、まあカラーコーディネートもへったくれも無い構成と成ってしまいました。
レイアウトも見た目を良くレイアウトするセンスが微塵も無いので、機能上問題が無い程度にまとめただけです。


この状態で近所をグルグル回った限りでは問題は無かったので、とりあえず日常の使用には差支えが無いようです。
これから天候不順で路面が荒れているときなど、GTの出番が増えますからホッとしました。
あと今回の自転車弄りは、工具箱に転がっていた小物と、物置に眠っていた不用品のワイヤー類だけを使ったので、正真正銘1円も余計に使わなかった事が今回の成果かもしれませんね(笑)。