ロングライドのお供に防水コンデジ、ＰＥＮＴＡＸ ＷＧ２購入

えー、以前の記事でツーリングに重宝していた防水コンデジの「ＰＥＮＴＡＸ　Ｗ90」が壊れてしまったと言うお話を書いたと思います。
とにかく何をしても「沈黙」したままで、これが無くては当ブログは成立しない重要なアイテムでありますから、急ぎ新しいコンデジを購入いたしました。

何せ「ズボラ」を絵に書いたようなモノグサ中年ですから、「大切に使う」などという単語は僕の脳細胞に存在しておらず（苦笑）、ジャージのポケット入れて、汗に濡れようが、大雨に降られようが、泥だらけや油塗れの手で扱われようが、場合によっては落として転がしてしまおうが、確実に作動して記録を保持できるカメラでなくては（携帯電話も同様）使えないので、勢い機種は限られてしまいます。
また40年来のＰＥＮＴＡＸ贔屓で、Ｗ90自体に特に不満も無く、これが肝心なのですがインターフェイスが出来れば同じである事が好ましいと有れば、もうＯｐｔｉｏＷシリーズしか選択肢がありませんでした。

本当はＷ90の中古を探そうかとも思いましたが、時間が無いので直ぐに購入できる新品という事で、2世代新しい「ＷＧ2ＧＰＳ」を購入いたしました。

同じ防水、防塵、対衝撃性能のある携帯電話のＣＡＳＩＯの「Ｇ’ｚＯｎｅ」と並べた写真ですが、どちらもアウトドアや屋外作業の業務用としては「定番」のアイテムだけあって、呆れるほどゴツクて大きいです。
デザインに関しては歴史の長いＯｐｔｉｏＷシリーズですが、更に歴史の長い人気のあるＧ’ｚＯｎｅシリーズに益々似てきていて、コレはＰＥＮＴＡＸが意識的に似せてきているのだと思います。

ＷＧ2が大きくなったのは、恐らく背面の液晶を大きく鮮明な物に変更したからのようで、明らかに見やすくなっています。
大きくなったはずなのに、持った感じは反対に軽くなっているようで、軽量化の為ボディの硬質樹脂の比率を多くしたのかもしれませんが、なんとなく「コストダウン」も見え隠れしているようで、これは御時世ですから仕方が無いですね。

操作ロジックはまったくＷ90と同じで、電池を入れれば迷う事無く使えるのは、頭が固くなったオヤジには本当にありがたい配慮です。
因みにニコンやオリンパスのカメラも、機種や世代が変わっても、意外と違和感無く操作できるのですが、ペンタックス同様、老舗のカメラメーカーのカメラは、その辺りが「わかっている」のだなぁと感じます。
写真を撮るのにいちいちファンクションを切り替えるのにあちらこちらのボタンを弄り倒さないと写真も満足に取れないようなカメラは使っていて本当に腹が立ちます。
デジカメになって、カメラと家電の境界線がほとんどなくなりましたが、各々のメーカの成り立ちが「光学系」なのか「電気屋」なのかによって、やはり設計思想が違うのだなぁと、勝手に理解しています。
面白いのが昔使っていたＳＯＮＹのサイバーショットで、これはカメラと言うより、ビデオカメラの「ハンディカム」のような操作性で、それはそれでハンディカムには慣れていたので、個人的には使いやすかったです。

反対に、どうしてもいまだに馴染めないのが「キャノン」のカメラで、これがどの機種を使っても必ず「イラッ」とさせられる事が有るのは何故なんでしょうか？
レンズの解像度、色収差、ＡＦの速度と精度が優れているのは認めますが、どうしても使う気にはなれません。
昔の35ｍｍ一眼の「Ｆ1」とかは良いカメラだったんですがねぇ・・・・。
とここら辺は芸術的な写真をとる技術もセンスの無い僕が、「記録用」として操作性に限って感じた「独断と偏見」でありますから、あまり本気にはしないでくださいね（笑）。

とまあ、あまり代わり映えがしないので、新しいものを買ったと言う喜びはまったく無いのですが、ＷＧ2には今後どんどん大活躍してもらうつもりです。
因みに壊れてしまった・・・・と認識していたＷ90ですが、ＷＧ2が自宅に届く当日に何気なく弄っていたら何の問題も無く作動してしまいました（苦笑）。
まるで狐につままれたような気分でしたが、既にＷＧ2は自宅に向けて配送中でキャセルが効かず、まったく持って余計な出費となってしまいました。
何せこの時期自動車税や固定資産税の納税時期で、マドンの修理代とか、自宅前の道路整備が完了してようやく始められる庭の整備とか、結構な額の出費が予定されているのに、まったく持ってオサイフにイタタタタな出来事でした（泣）。

カメラが普及品となっている今の時代、この手のコンデジは、型遅れで数年使った物の査定金額など「すずめの涙」であり、売っても仕方が無いので、防水カメラの価値の判っていただけるロックシップ氏に使っていただくことにしました。
何時も「お古」を押し付けてしまって申し訳ないのですが、存分に使い倒してください！。

タグ：ＰＥＮＴＡＸ　ＯｐｔｉｏＷ90 ＰＥＮＴＡＸ　ＯｐｔｉｏＷＧ2 カメラのインターフェイス コンデジ Ｇ’ｚＯｎｅ

コメント 6

格好良いカメラですね。
最近は防水デジカメ増えましたね〜。
私はもっぱらiPhoneばかりで専用機は使っていませんが、人が使っているのを見ると欲しくなってしまいます(笑）
古いカメラが突如復活したのは複雑な気持ちですが、ここはひとつ買い替えの良い機会だったと言う事で新型機も使い倒しましょう。
春の税金ラッシュは頭が痛いですね。
by ももんが (2013-04-13 01:02) 

ももんがさんへ

人によっては好みもあるでしょうが、個人的には気に入っています。
アウトドアで使うものは、被視認性を高めることが安全性にもつながる場合が有るので、これはこれでアリなのでしょう。
僕も一時「カメラ携帯」で済ましていた時期が有りましたが、防水性がないのと、使い勝手が良くないので、OptioWシリーズに行きつきました。

税金は本当に頭が痛いです。
資産価値のある固定資産や豪華な車に相応の課税が有るのは致し方ないのでしょうが、一般庶民には負担が大きいですね。

by soraneko (2013-04-13 06:45) 

先日は大変申し訳ありませんでした。

子供達もそろそろ修学旅行だのなんだのでカメラ需要が高まってきたところでしたので、とってもありがたいところでした。

しかし高級機なのでいきなり若年に渡すのも忍びなく、上の子にシフトして玉突きでお下がりを下の子に回そうかと考えて要るところです。
（なーんていきなりお父さんの愛機になっていたりして）

今回はありがとうございました。
by ロックシップ (2013-04-17 21:24) 

ロックシップさんへ

いやいや高級機種とは気が引けます。
気軽に使い倒してください。
かなり乱暴に使っても壊れることは無いものですから、お子さんにどんどん使ってもらってください。
by soraneko (2013-04-18 21:18) 

私はソニーやカシオといった家電屋さんのデジカメはダメです。キャノンやニコンの一眼レフは昔から使っていますが、フィルムタイプは特に操作系に不満はありません。 あっ、昔買った90ISという２０万近くしたキヤノンのデジカメは慣れるまでかったるかったですねぇ。

カシオの安くはなかった光学26～520mmのデジカメは数十秒での電池交換で日付リセットされるのには今時の製品で と、驚きました。オートフォーカスがイマイチなのも電卓屋さんのものだからと諦めています。

ソニーからリリースされた上下動の補正をしてくれるビデオカメラは感激しました。思わず用もないのに買いそうになってしまった１台です。
by kanchi (2013-05-02 02:00) 

ｋａｎｃｈｉさんへ

自動車の操作系もそうなのですが、人が使うものなんですから、人間の感性に合ったものであってほしいのですが、理屈が先行してしまったモノつくりだと、まるで冗談のような設計をされることが少なくは無いようですね。

最近「動画」撮影はご無沙汰してしまっているのですが、またムシが疼いて再開するように成ったら、またＳＯＮＮのカムを選んでしまいそうです。
昔は大枚はたいて、ローンを組んでまで「これは絶対に欲しい！」という物が多かったのですが、ＳＯＮＹには保険やゲームにうつつを抜かしていないで、僕に散財させるようなワクワクさせてくれるような商品を出してほしいです。
by soraneko (2013-05-02 19:56)