なんだか「佐渡でスポークが破断して170k地点でリタイアした男」として、心ならずも一部で有名になってしまっている今日この頃です(苦笑)。
そんなことで名前が出ても、ちっとも嬉しくは無いんですがねぇ(笑)。

アイオロスは、スポークの在庫が国内代理店に無いということで、「本国取り寄せ」という厄介な事になっているので、恐らく梅雨に突入する事もあり、しばらくは使わないことになりそうです。
ボンドレガーのホイール・・・・と言うより、TREKのバイクに購入時についている「純正」ホイールは2年保証があるので、ショップの方から代理店にアピールしてもらったのですが、「スポークは消耗品だから適応できない」とのつれない返答で、まあ予想はしていましたが、保証といってもこんな物とは世間の冷たさを身を持って味わっている感じですな(笑)。
とはいえ「消耗品」と一言で片付けられても困っちゃうと言うのがユーザーの立場としての本音で、じゃあその「消耗品」でもしっかりとした耐久性を確保しているメーカーの商品を選びますよと言うのが、これまた至極当然の選択と言う事になってしまいますね!。

とまあ、嫌な話はこのあたりにしておいて・・・・・、いや実は佐渡ではもう一つトラブルを抱えて走行していたんですが、それはビンディングシューズの「SPD-SL」のクリートが損耗していて、加速時や登坂の時に「引き足」に力を込めるとペダルから外れてしまうという困った状況になっていました。

クリートのの後ろ外側のストッパーが完全に磨耗と言うか削り落ちてしまって、しっかり嵌らない上に、登坂の途中で足が外れてしまう始末で、今回最大難所の登坂区間で最大勾配に差し掛かった時も脚が外れてしまい、冷静に対処した(ある程度予想できていた)ので片足で凌いで無事に降車する事が出来ましたが、一歩間違えば転倒して大怪我していましたから、運が良かったとしか言いようがありません。

実は、クリートに関しては磨耗が進んでいたことは判っていたのですが、佐渡はスタート地点やエイドステーションなど結構歩かされる事が多く、そこでとどめを刺してしまったようです。
まったく持って自分の管理ミスで、お恥ずかしい限りなのですが、今回のイベントを振り返ると、時系列で幾つもの障害やミスがあり、まるで「運命に追い詰められる」ように当日のトラブルが起きるようにシナリオが進展していたように感じます。
物事が上手くいかないときというのはこういう物で、無事に帰ってこれただけでも「幸運」だったのでしょうね。

早速クリートを新品と交換することにします。
僕の場合左側のシューズに厚さを補正するパットと角度を補正するシムを入れていますので、今回それも含めて全部新品に交換しました。


まあ、バイクだホイールだと騒いだり、トレーニングだイベントだと浮ついてた反省の意味もあり、「まずは足元から固めよ」と、気持ちを入れ替えてみたしだいです。
とはいえ、明日は「ツールド桜川」に出場する予定になっていますので、落ち着いて肩の力を抜いて佐渡で完走できなかった分も含めてロングライドイベントを楽しんできたいと思っています。

神様!、どうか明日は何事もありませんように!。