2013ツールド桜川は、まさしくパノラマビューでした！

行ってまいりましたツールド桜川
まず走行中に声をかけていただきました、たくさんの方々にお礼を申し上げます。
皆様方はしっかり完走して楽しめましたでしょうか。

さて、先週の心の傷もいえない（笑）内に、またイベントに出るというのも気が引けた・・・というよりいまだスタミナが回復していない状態なので、本当は一日大人しくしていた方がいいのですが、なんというかエーイこの際思い切って無心にペダルを回してモヤモヤを吹き飛ばしちゃおうと言う事で参加を決めました。
此処のブログでも散々宣伝しておいて、自分だけ参加しないというのも気が引けたという意味もあります。

幸いにも週間予報でずっと雨だったのに、だんだん良くなってきて当日は快晴とは行かなくともイベントには申し分ない天気になりました。

早速受付を済ませます。

このイベントの楽しみの一つが「参加賞」で、なんと地元のお米が3ｋｇももらえます。

各種大会に出ていますが、このお米は抜群のコストパフォーマンスで、参加者の受けもいいようです。

本日の相棒はマドンＡとキシリウムＳＬＲの組み合わせです。

古峰ヶ原練習用にとこちらに軽量ホイールを移しましたが、不幸なアクシデントでこのホイールが僕のイベント用決戦兵器になっています。
結局このホイールは専用ブレーキシューが必要で、モノグサな僕が頻繁にホイールを入れ替えるとは思えないので、あわせてマドンＡはイベントにもガンガン出てもらうことになります。
そういえば今年のイベントはマドンＡの方が多いんですよね。
アルミだから硬くて脚が売切れるとか、重くて登らないとかもありませんから、そりゃぁ問題はありませんよね。

7時になって開会式が近くなると会場に参加者が集まってきます。

開会式が終わって8時からＡコースのスタートになります。
10人ずつ並んで1分間隔でスタートします。

どうせ速い人は先に行っちゃうんですから僕は後ろの方で良いんですけどね。
まあ、ゆっくり走るといってその通り走ったためしも無いんですが（苦笑）。

いよいよスタートして、あららやはりペースが速いようです。
僕は体があったまらないうちは無理はしない方針なので、ピタッと付いて行くというより、それなりに集団の後ろをマイペースで走ります。

東側をくるっと一周して、再び会場前に戻ってきます。

さあ此処から先が登坂コースになります。
朝の大会会長さんの説明では、何でもこのコースを設定した当時の警察署長さんが自転車に理解がある人だそうで、この加波山連山の山岳コースを勧めてくれて、なんと通行止めにしてくれたそうです。
ヒルクライム大会ならいざ知らず、ロングランイベントで交通規制をしてくれるというのは確かに珍しい事で、やはり地元の理解あってのサイクルイベントなんだなぁと、改めて思いました。

えー、登っている時はそんなことを考えているゆとりはまったく無く（泣）、インナーローでひたすら我慢の登坂になりました。

確かにチョッとしたヒルクライムイベント並みの上り坂を登らされますから、大変といえば大変なのですが、このコースには御褒美があります。
「パノラマビューコース」と謳っているだけ有って、標高600ｍ近い山の稜線に出ると、関東平野や霞ヶ浦まで見える絶景ポイントがあります。
足尾山と言う所の稜線で、ハングライダーの発進台があるのですが、木々が伐採されているので東西の平野が良く見えます。

前回は雲がかかりナーんにも見えませんでしたが、本日はタイトル通りの「パノラマビュー」が堪能できます。

皆此処に上ってくると思い思いに記念撮影をしています。
僕も参加者の方に頼んで一枚撮っていただきました。

とはいえまだまだ登坂コースは続きます。

エイドステーションはこの先の丸山の「風力発電」の風車の下にあります。

ここで大きな上り坂は終わりで、とりあえずホッとしました。
この地点でまだ30ｋｍほどしか走っていませんので、あと70ｋｍほど走らなければいけませんが、大きな山が無いというだけで精神的には随分楽になります。

後は下るだけですが、何せ山の中の「林道」ですから、綺麗に道が整備されているわけではなく、継ぎ目やクレーチングが結構たくさん有り、いくら通行止めされているとはいえ、路面状態がわからないのに突っ込んでいくのは自殺行為というものです。
僕はハートがチキンなので（笑）、おもっきり減速して下っていきますが、正直言ってこれはあまり面白くはありません。

やっと県道に出ますが、みんな結構飛ばすんですよね。
別に急いでいるわけではないのですが、さりとて意識的に遅く走ってもしょうがないので、周りの参加者のペースに合わせて淡々とコースを走ります。
第二エイドステーションを出た後は、結構早いパーティーが前に居て、此処で離れると風が強くてキツクなるので、付いていきますが、結構僕にとってはオーバーペースで、ここでスタミナが切れてしまいました。

エイドステーションの補給だけだと、体重三桁の「重戦車」の僕は燃費が悪いので、まったくエネルギーが足らない状態です。

なんとか第三エイドステーションまでは付いていきましたがもうへとへとです。
ここで引いて貰ったお礼を言ったところ、「今度は皆で後ろに入ろうかな」と冗談半分で返されてしまいました。
もともとロングライドで列車に入るのを良しとしていない方なので、コレはなんとしても残りのコースは強い向かい風でも最後まで引き続けようと、固い決意でステーションを後にしました。

案の定強い南風で、下ハンドルでも25ｋｍ/ｈを維持するのが精一杯で、僕の目の前には案の定誰も居なくなりました（笑）。

最近クラブのツーリングでも「風除け」としてのありがたくない役割を拝命しておりますが（苦笑）、あと20ｋｍも持つのかなぁ・・・・。

まあ辛くなったら後ろに下がろうとか考えていましたが、目の前を走るＬＯＯＫにジリジリと追いついて、後ろに付く位置にまで詰めたのですが、ハンドサインで「先に行け！」だって・・・・、もうヤケクソじゃ！玉砕覚悟でゴールまで引いたるワイ！。
やれば出来る物で、速度は30ｋｍ/ｈ程度を維持できるようになり、そのままゴールに飛び込みました。

最近ロングライドのゴールにはあまり感動を感じないようになっていたのですが、何せ先の佐渡でのリタイアもあり、完走できた感動がこみ上げてきました。
個人的には佐渡の分まで合わせて走りきった感じで、イヤースッキリしました！。

おおっ、完走証が嬉しいですね。

走行時間は4時間8分で、ＡＶ速度は山岳コースの10ｋｍ/ｈ程度の速度が響いて22.7ｋｍ/ｈ程度でした。

まあ、またしても疲れが蓄積されてしまいましたが、精神的にはこのところ鬱屈していた物が吐き出す事が出来たので、無理をして出場してよかったと思います。
あとは早く寝て疲労を取らねば！。

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コメント 18

お疲れさまでした。そちらの方は、天候もまずまずなようで、イベントは、自体も楽しめたようで良かったてすね～。
身体の疲れと気持ちの浮き沈みは別。疲れていても気持ちをスッキリさせる方向で、参加されたこと、ご英断だったと思います。
私の方は、「ツール・ド・大山」は雨天のため、受付後、スタート直前で中止となってしまいました。もっとも私は中止決定直前に強まった雨を見て、DNSを決断。ナンバープレートなどを返却してしまっていたのですがね。
また、新たなイベントを探していこうと思います。
by yPhonist (2013-05-19 19:21) 

ｙｐｈｏｎｉｓｔさんへ

天候ばかりは自分ではどうにもならないのですが、気分を切り替えて次のイベントに手中しちましょう。
山岳イベントで雨は命路りですからスタッフの判断はお見事でしたね。

僕の方は、明日の仕事のに差支えが無いように、ノンビリ走ろうと思いましたが、結局は全力ではしていて、まあ疲れましたが、気分的に精神の安定が履かれたのが大きく、生きる希望が湧いてくるというものです。

僕は6月2日の「銚子センチュリーラン」と翌週の「魚沼ロングライド」が前半期のイベントの最後になりそうです。
by soraneko (2013-05-19 20:22) 

お疲れさまですぅ～。
パノラマビューが楽しめてもうけたイベントでしたね。
ゆっくりじっくり疲れを取ってください。

最近、どういう訳か疲れが蓄積してしまい敵いません。
何だか嫌な流れを断ち切りたいと思って子供と出掛けるのですが､やはりだんだん無理が利かなくなってきているような感じを受けます。

そうそう、末っ子も5歳にしてようやく自転車に乗れるようになってきました。これでもう少し仕込めば皆で乗る事が出来そうです。
by ロックシップ (2013-05-19 22:19) 

完走おめでとうございます。
そして牽引役お疲れ様でした。
天気が良くてよかったですね。
山の上の景色素晴らしいです。
ゆっくり休んでください〜。
by ももんが (2013-05-19 23:01) 

ロックシップさんへ

うーんやはり「アラフィフ」ですから、当然体力、特に持久力が落ちているのは否定できないですね。
僕の場合「暴飲暴食」とか「寝不足」とかが響くとてきめん体調を崩すケースが多いようです。
食事を中心とした健康管理と、地道にコツコツと運動を重ねていく以外、近道は無いようなのが困ったものですね。
by soraneko (2013-05-20 06:11) 

ももんがさんへ

最近ロングライドで楽をしようと列車に入ることが多くなった自分の性根が嫌だったんですが、まあ「助け合い」という意味ではありだと思うので、引ける力が残っていれば「自分のできる範囲で」積極的に引きに行くというのも、「礼儀」だと思って、短い区間でしたが頑張ってみました。

それにしても曳いていただいたグループに方々は、どう見ても僕よりは年上の方々ですが、素晴らしい健脚揃いで、やはり日頃からの鍛錬が重要なんだなぁとしみじみ思いました。
by soraneko (2013-05-20 06:20) 

やはりこちらのブログの方でしたね。
山の中で少し話をさせていただいた、赤いCANNONDALEに某JPROチームジャージの者です。
自分は同じジャージの人を待ってたり、ゆっくり流したりで、完走まで６時間ぐらい掛かってました(笑)。

ブログを拝見させていただくと、正月のもてぎ100kmだったり、ツールド草津だったり、自分も何度か同じイベントに参加してるみたいです。
またどこかのイベントでお会いできましたら、その時はよろしくお願いします。
by さくぽん (2013-05-20 06:27) 

山岳区間でお見かけし、岩瀬～小貝川区間をコントロール(？)させて頂いた赤ジャージの方です。エイドでお礼まで頂き、実を言うと、激坂後の信号でsoranekoさんの居る集団に追いつき、ちゃっかり隊列に入っていました。soranekoさんが先頭の立ってからは、まさに「男牽き」でしたね。
ツールド桜川は、景色も良く楽しいイベントでした。また何処かでお会いしましょう。

by こじろう (2013-05-20 20:31) 

さくぼんさんへ
コメントありがとうございました。

いや、一番苦しいところでしたので、声をかけていただいて、オマケに異郷の地で同郷の方に遭うというのはホントうに励みになりました。
バイクのショップも同じですし、イベントも重なっていたとなるとご縁があるようですね。

こちらこそよろしくお願いします。
ショップのロングライド系のイベントには出ていますので、そちらもよろしくお願いしますね。
by soraneko (2013-05-20 20:44) 

こじろうさんへ
コメントありがとうございました。

いや、本当に後ろに着きっぱなしで恐縮でした。
実のところまだ体調が不完全で、これだけ風が強い日に独りになったらトボトボ走っていようと思っていたところでしたので、本当に助かりました。

やはりお世話になりっぱなしというのは気が引けたので、先頭に立ってからは先の皆様の走りに恥じない様なペースで走ろうと決意していましたので、お役にたてたのなら幸いです。

色々なロングライドイベントに出ていますが、ロケーションもスタッフや参加者の雰囲気も良く、このツールド桜川は他のイベントに引けを取らない良いイベントだと思いました。

多分この辺りをうろついていることも多いので、見かけましたら気軽に声をかけてください。
by soraneko (2013-05-20 21:00) 

佐渡ロングライドは、後少しだったのにアクシデントに見舞われ残念でしたね。　前週の悔しい想いが通じたのか、ツールド桜川はお天気にも恵まれなによりでした。
こちらの参加賞は凄いですねー、お米3kgとはなんとも魅力的！
参加した皆さんは嬉しかったでしょうね。
この参加賞に惹かれてエントリーする人もいたりして ＾＾

桜川って凄いです、交通規制をしてくれるとは・・・
街ぐるみで大会を盛り上げる主催者技量はご立派！
警察関係者にも感謝ですね。

おお！ガーミンジャージかっこえ～
最終ライン、玉砕覚悟の引きは、どすこいライダーさんの男気を感じました。
週回遅れの祝コメとなってしまいましたが、
完走お疲れさまでした、おめでとうございます。
by potere (2013-05-27 18:57) 

potereさんへ

時期的にこのツールド桜川は天候が怪しい事が多かったのですが（僕が出場した時は）、今回は本当にサイクリング日和で思いっきり楽しめました。
そうなんです、この参加賞が目当てという側面も有りまして（笑）。
でも、最近はどのイベントも予算の参加賞は工夫してくれていますので楽しみな場合が多いです。
もう、大枚はたいて栄養ゼリーだけなんて横着なイベントは見かけなくなりましたね（苦笑）。

交通規制は、ヒルクライムイベントは必ず行われますが、桜川も山岳コースだけの規制とはいえありがたいです。
とはいえ「マラソン」や「駅伝」のようにまだ市民権を得られてないので、コース全体に規制が入るとかはまだまだ無理のようです。
「ホノルルセンチュリーラン」のような規模の大会が日本でも行われるといいのですがね。

何はともあれ思いっきり走れて本当に楽しかったです。
翌週は体力を使い果たしてヘロヘロになりましたが（苦笑）。
by soraneko (2013-05-27 20:13) 

こんにちは、

前々からツッこもうと思っていたのですが、ガーミンのサイクル・ジャージって、FELT Z25 をメインに乗られていた頃のものですよね。
マドン用にレオパード・トレックのジャージもポチッとしちゃいましょう。
by kanchi (2013-05-29 14:33) 

ｋａｎｃｈｉさんへ

すでに、このジャージを買って翌年にはガーミンはFELTではなくなってしまったという悲しい過去もありますしね（笑）。

一応同じイベントの年度別の体型の違いを見るという目的もアリ、イベントに着用することが多いんですが、確かに更新時期かもしれませんね。
でも、レオパードは、あまりデザインが好きになれないんですよ。
昔の「ディスカバリー」のカラーリングが好きなんですがね。
by soraneko (2013-05-29 19:40) 

ここは世界選手権のチャンピオン・ジャージとかマリオ・ローザではいかがでしょ。

そしてチームでトレイン組んだ際に、是非とも先頭でトレインを牽いてくださいまし。

しつこい突っ込みですいません。。
by kanchi (2013-05-29 22:00) 

いいイベントでしたね。それにしてもハイペースの鬼牽きはお見事です！
by とも (2013-05-29 22:34) 

kanchiさんへ

山岳ジャージは絶対無理ですから、チャンピオンジャージなら・・・・・いやいや！、ただでさえ走っているだけで目立マリオローザなぞ来て鬼引きした日にはどうなることやら！。

もう恥ずかしくて「仮面」を被って走るようですね（笑）。
by soraneko (2013-05-30 18:47) 

ともさんへ

ぼくは余程速度差がなければ無理して抜かないようにしていますし、もし牽くようなケースは全力で「努め」は果たしたいと思っています。
ロングライドは「相互互助」で、初めてあった人と促成チームが結成され、ローテーを「阿吽」の呼吸で回すこともありますが、やはり自分の出来る範囲で「協力」したいですよね。
by soraneko (2013-05-30 18:56)