別に僕個人的には、プロ野球のボールがどうなろうとまったく興味は無いんですが、「統一球疑惑」の報道を目にする耳に聞こえること自体極めて不愉快な気分になります。
不愉快になる原因の最たるものは、「幼稚なウソの重ね塗り」にあります。

まあ、よくもこんな誰が聞いても「そんなわけは無いだろう」という嘘をシレッと言い放つ態度が、あまりに人を馬鹿にしていて腹がたちます。
更に怒りに火を注いだのが、最高責任者である「コミッショナー」の無責任ぶりで、自分の名前の入っている統一休についての変更について「知りませんでした」などという戯言が通用するわけが無いことが本当に解らないはずもなく、仮に本当に知らないのならそのこと自体が「不祥事」であるという「現実」さえ否定してしまう「破廉恥」ぶりに、もはやあきれ返るしかないといった感じではないでしょうか。

僕が頭にきているのは、こういった「無責任」な最高責任者の話を結構頻繁に耳にするという、何とも情けない現実に対してて、組織のトップからして無責任である以上、その組織は無責任体質な組織であるという事で、何かあると言い逃れに終始して責任を取らない上司しかいないのであれば、誰が額に汗して、歯を食いしばり、重責に耐えて厳しい仕事に誇りとやる気をもって働くことなんて、到底出来るわけが無いじゃないですか!。

ああっ、ヒートアップしてしまってスミマセンが、これが今の「日本」を端的に表していて、「隠蔽」と「無責任」がまかり通るこの国体質は、国際的に本当に信用され無くなってしまうのではないかと憂鬱になります。