なんというか、最近とんと調子が出ません。
そういえばロードバイクも1が月近く乗っていませんでしたし、かといってローラーでトレーニングしているわけでもなく、やはり目標が途切れてしまうとこんなものなのでしょうか。
今年は今まで必ず参加していた秋の「もてぎエンデューロ」が出られないだけでなく、なんとなく出たいイベントもなかったので、事実上「終了」してしまった感じが有ったので気が抜けてしまったようです。
なんだかこのままだとトコトンダメ人間になりそうなので(苦笑)、今日はマドンCでロングライドに出かけることにしました。
マドンC自体2か月以上「触っていない」有様で、タイヤの空気が抜けていたので規定圧まで空気を入れたら、「バーン!」という大音響とともにチューブが裂けてしまいました。
このボンドレガーのチューブですが、軽くて薄くしてあるせいで、かなり扱いがデリケートで、僕が買ったチューブの半分は爆発してしまいました。
最後の在庫でもう二度と買う事はありませんからこれ以上悪口を言うのは止めておきましょう(笑)。
しかし幸先が悪い一日です。

なんとか修理して7時ごろには家を出ましたが、お恥ずかしい話完全にロードバイクの乗り方を忘れてしまっているようで、手足身体の筋肉の動きがバラバラで、まったく連動していません。
まったくペースが上がらない状態でなんとか何時もの岩瀬駅に到着です。

この写真の風景は完全に秋ですが、今日は最後の「残暑」だそうで、真夏並みの暑さです。

お馴染みのりんりんロードを南下していきますが、この辺りで少しずつリズムが戻りかけてきて、ペースそのものは遅いものの、淡々と進めるようになりました。
しかし今の状態だと、佐渡一周どころかセンチュリーランさえ怪しい感じで、イヤハヤ落ちるだけ落ちた感じがかえって清々しいですね(苦笑)。

なんとか筑波山の麓まで着ました

なんだか久しぶりではありますが、以前よりロードバイクよりクロスバイクやMTBでサイクリングに来ている人たちの数が多くなったように思います。

休憩の後帰路に着きますが、ここで11:00くらいに成ってしまったので(随分ノンビリしています)、10km戻った真壁辺りでランチを取る事にします。
真壁という街は、江戸時代の町並みの残る雰囲気のある街で、加波山の採石などで有名ですから、こういうところは食文化もしっかりしている・・・と個人的には考えていたので、スマホのGooglマップで検索したところ幾つかの候補がのぼり、街から西に外れたところに有る「ペンギン」というレストランに決めました。

そういえば此処を拠点に開催された「ツールド桜川」に、このお店が出店していたように記憶していました。

このお店のお勧めは黒毛和牛を使った「俵ハンバーグ」で、つなぎなどを使っていない、黒毛和牛の赤身中心の荒挽き肉100%のハンバーグです。

240gの大きさを選びましたが、中々のボリュームです。
数種類のソースがあり、お勧めは「岩塩」をかけた、肉の美味しさを味わうもですが、「ご飯のおかず」としては「ニンニク醤油」がいいかもしれません。

僕は、「デミグラスソース」を選びましたが、コレはソースの味でお店の実力を測っているからです。
なんと生意気な嫌な客なんでしょうね(笑)。
此処のデミソースは店員曰く「苦味があります」との事でしたが、恐らく「フォン」をベースに赤ワインで煮込んであるようなソースで、どちらかというとフランス料理の仕込みのようでした。
苦味と酸味の利いたソースは、お肉の旨みを引き出すタイプで、個人的には嫌いではありません。
うーんワインが飲みたいわ!(笑)。
この方面のツーリングというとコンビニ飯や立ち食いウドンなど、簡単に済ませてしまう場合が多いのですが、たまにはこういった「プチ贅沢」も悪くは無いですね。

さてノンビリと帰路に着きますが、急いでいないとはいえ、この期に及んで「何時もの調子」が戻りかけてきたので、後半戦ながらペースは落ち込んではいません。
体力も余っていて、調子が悪いのは体のせいというより、多分に精神的な要因で、気合が入っていないからなんだと思いました。
やはり走る事に何らかの目的が無いと、いくらのんびりツーリングだからというって走る事自体が面白く無いのでは何の意味も有りませんよね。
正直なところ、これは僕の自転車生活も重大な岐路に差し掛かっているようです。

なんとなく鬱々と走っていると追い討ちをかけるようになんでもない道の真ん中で後輪が「バシュー」と音を立てて空気が一気に抜けてしまいました。
またパンクです!、これにはほとほとウンザリしてしまいました。

タイヤを外して確認したところトレットの真ん中に亀裂があります。


この亀裂は貫通していて、裏側に届いているので、これがパンクの原因のようです。

しかし、タイヤを改めてみて思いましたが、このミシュランのPro3という銘柄のタイヤは本当にトレット面が薄く、此処で本当に「パンクプロテクション」など施されているのかしら?と思います。
まあ、どちらかと言うと、競技用に特化したタイヤで、軽さなどが重要視されているようですからこんな物かもしれませんが、これではツーリングに使うわけには行きません。
というか使う方の選択を誤っていたともいえて、いくら「パンク大魔王」とはいえアイオロスとこのPro3のパンク発生率は尋常では無いので、今回を持ってPro3は破棄することにしました。

悪い事に交換したはずのチューブも何処かに穴が開いていたのかスローパンクを始めて、何度か空気を入れながらやっと帰ってきました。
終点付近のコンビニで「御褒美」として何時も食べている「ガリガリ君梨味」を食べられたのがせめてもの救いでというのが情け無いです。


なんと言うか散々なツーリングではありましたが、次のイベントを前にして、装備品の再チェックが出来たと考えれば幾分すくわれるかもしれません。
確かにこのままロングツーリングやイベントに出ていたら大変な事になっていたわけですからね。
という事で、アイオロスそのものは、このホイールを頻繁に使うことは無いので、在庫の古い「ヴットリア デァマンテ」と残った最後のロングのチューブを入れておくことにしました。
チューブも、びわ湖の時に急遽購入したパナレーサーのバルブエクステンションが結構使えるシロモノでしたので、高いロングバルブの購入は止めて、今後はこれを使うことにしました。

マドンC用のホイールも、新規でコスミックカーボンの購入なども考えましたが、明らかに対費用効果が低いので、出戻りしてくるキシリウムエリートに、耐パンクプロテクションの有る25Cの軽いタイヤを探して組み合わせて普段使いのホイールにしようと思っています。

とにかく今は自転車、特にロードバイクに関して此処数年来無いほど物凄くテンションが下がっている状態ですので、冷静に推移を見守って行きたいと思います。